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それにしても、いまさら日本共産党でもないと思うのですが、なぜかここ近年、プロレタリアート文学である「蟹工船」の再ブーム等、もう絶滅種だと思っていた伝統的共産主義思想が、息を吹き返しています。
なぜなら、都議選の結果を観るまでもなく「政権交代の期待感を一身に浴びた民主党が、まったく政権担当能力がなかった事が明らかになり、自民党に対抗できるのは、伝統的な非自民を掲げる日本共産党ではないのか」との再評価が出ているからだと言えるでしょう。
本来は、旧ソビエト連邦崩壊と共に1990年代にはその文明実験が終わっているはずの共産主義に、復活の機会を与えてしまっているのは、有権者の期待を見事に裏切った民主党の政権運営が大きかったと言えるでしょう。
さらに、非正規雇用社員であることが多い20代~30代の若者たちが、低年収である事も大きいと思います。
まさにこういう若者たちの不公平感や差別観を代弁する「賃上げ運動」「長期の安定した雇用確保を経営者に迫る」日本共産党の労働組合的な政治手法が新鮮に映るのかも知れません。
そこにつけて、参院選党東京選挙区が象徴的ですが、民主党の選挙戦ように、党公認候補以外の候補者を、あろうことか民主党籍のまま元代表が応援するという前代未聞の分裂状態に陥っているのですから、有権者の気持ちがドン引きするのは当たり前です。
もう何回も言いますが、民主党への失望感が、むしろ非自民の対立軸が昔から鮮明な日本共産党を再び浮かび上がらせた事は事実ですので、その意味でも民主党という政党に猛省を促すと言うか、潔く解党して欲しいと思います。
【関連記事】
【参院選】
菅元首相、捨て身の非公認候補支援 このままでは終われない?!
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130709/stt13070923070009-n1.htm
民主党の菅直人元首相が、参院選東京選挙区(改選数5)で、民主党から公認を剥奪された現職の大河原雅子氏の支援に躍起となっている。
この「反党行為」に対し党執行部は警告を発しているが、菅氏は完全無視。9日にはついに、大河原氏の応援のため都内で街頭に立った。今や政界への影響力低下が著しい菅氏だが、今回の“暴走”は党内に大きな波紋を広げている。(楠城泰介)
なぜなら、都議選の結果を観るまでもなく「政権交代の期待感を一身に浴びた民主党が、まったく政権担当能力がなかった事が明らかになり、自民党に対抗できるのは、伝統的な非自民を掲げる日本共産党ではないのか」との再評価が出ているからだと言えるでしょう。
本来は、旧ソビエト連邦崩壊と共に1990年代にはその文明実験が終わっているはずの共産主義に、復活の機会を与えてしまっているのは、有権者の期待を見事に裏切った民主党の政権運営が大きかったと言えるでしょう。
さらに、非正規雇用社員であることが多い20代~30代の若者たちが、低年収である事も大きいと思います。
まさにこういう若者たちの不公平感や差別観を代弁する「賃上げ運動」「長期の安定した雇用確保を経営者に迫る」日本共産党の労働組合的な政治手法が新鮮に映るのかも知れません。
そこにつけて、参院選党東京選挙区が象徴的ですが、民主党の選挙戦ように、党公認候補以外の候補者を、あろうことか民主党籍のまま元代表が応援するという前代未聞の分裂状態に陥っているのですから、有権者の気持ちがドン引きするのは当たり前です。
もう何回も言いますが、民主党への失望感が、むしろ非自民の対立軸が昔から鮮明な日本共産党を再び浮かび上がらせた事は事実ですので、その意味でも民主党という政党に猛省を促すと言うか、潔く解党して欲しいと思います。
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民主党の菅直人元首相が、参院選東京選挙区(改選数5)で、民主党から公認を剥奪された現職の大河原雅子氏の支援に躍起となっている。
この「反党行為」に対し党執行部は警告を発しているが、菅氏は完全無視。9日にはついに、大河原氏の応援のため都内で街頭に立った。今や政界への影響力低下が著しい菅氏だが、今回の“暴走”は党内に大きな波紋を広げている。(楠城泰介)