「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

護憲派を斬る!現行憲法の想定外の核リスク対応はどうする!

2013年07月15日 | 憲法改正問題
いったい約68年前の日本の敗戦直後の事情に合わせてGHQ占領下にあてがわれた現日本国憲法をいつまで使うと言うのでしょうか。

憲法前文に普遍的な精神規定があるというようなまことしやかな大義名分だけでは、とてもではないですが時代適合性のない現行憲法に一切手をつけない理由にはなりません。

法律用語で言えば、いわゆる「法の欠缺(けんけつ)」、現代社会では現行憲法が想定していない事態がいくらでも存在しています。

すでに世界の紛争地域を観てみればわかりますが、必ずしも国家VS国家と言う伝統的な構図だけの紛争ではありません。国家の利害を超えた国際的なテロリスト集団・武力集団が存在していま
す。

さらに最近は全くマスコミが話題にしませんが、戦略核の問題も、とても手軽に核開発が出来るノウハウが存在し、「核非拡散」という大義名分の下、むしろ「核非拡散に向けた核廃棄物」が国際テロリスト集団の手に渡ってしまえば、「核テロ行為」も可能なわけです。このような可能性は70年前に想定していたような人はいませんし、護憲派の人の頭の中に想定されているとは思えません。

これは小説や映画の話ではなく、現実の問題なのですが、今回の参院選でも、この観点で国防の大切さを問う政党がありません。

左翼政党ははなから話になりませんが、公明党の言う「良いものをさらに良いものに加憲する」という言い方も巧妙にその本質を隠していますね。

いわゆるプライバシー権や環境権などを付け加えるにしても現行憲法を変えることを前提にしている以上、改憲を言い変えただけです。

やはり、憲法9条を中心に、「現行憲法が想定していない安全保障上のリスクに対応する」条文に変えるべきです。

そして、「核抑止力」まで踏み込んで発言すると票が取れないとばかりに、争点化を避ける卑怯な選挙は今後みたくありませんね。

もう時代は変わっているんです。

「憲法守って国滅ぶ」ではこまるのです。

あらためて護憲派の皆様へお伝えさせていただきます。


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