「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

「自民党+真正保守連合の連立政権」に到達する選挙はまだ無理です。

2014年11月25日 | 衆院選の論点整理
 今回の衆院解散総選挙の流れに関していろいろマスコミ報道で触れていますが、理由はいくつか複合的なものがあると思います。

やはり、小渕、松島女性2大臣の辞任が、「輝く女性の活躍」を掲げた安倍政権の目玉政策とん挫というダメージが大きく、その後も攻撃の手を緩めない野党に対して、「1回リセット」で報復するということもあったかに思います。

また「財務省に抱き込まれ、予定通りの消費増税を唱える自民党内増税派を封じ込める」意味でも、18ヶ月延期の公約をむりやり認めさせる総選挙の効用はあると思います。(ただし本来は消費税が天下の悪税です。)

まあ、北朝鮮拉致被害者への対応にも決定的な成果が乏しく、もうこれ以上成果が期待できないでしょうから、やはり「いまやった方が得策」ということもあるし、公明党が来春の地方統一選挙とのダブル選挙を嫌ったということもあるでしょう。

いろいろなタイミングをそれこそ「総合的に探って現在の判断になった」と思いますので、「アベノミクスの成果を問う選挙」なんて、とりたてて争点になるわけがなく、とってつけたキャッチフレーズの域を出ませんね。

それにしても「いけしゃあしゃあと野党面して与党を攻める」民主党が議席数を減らさないなら、日本は終わりますよ。極左支援の亡国国会議員がまだまだいますからね。

維新の党も、江田さんなりに張り切ってますが今後も共同代表の橋下大阪市長に足を引っ張られますね。(地域主権型道州制政策は致命的ですよ。)

みんなの党はまもなく民主党より先に解党ですから話す必要性はありません。

日本共産党は、ワーキングプアーの若者狙いで、「蟹工船」ヒットの二番煎じ選挙ということろでしょうか?(ただし自民党との政策の対立軸は以前からはっきりしてますから対決姿勢は分かりやすいです。)

社民党も一日も早く消滅してもらわなければなりません。生活の党にも触れません。

次世代の党も、保守政党として頑張ってはもらいたいのですが、他の野党との政策が違い過ぎて「第三極」創りはまだ無理だと思います。

まずは自民党以外に少なくとも50人くらいの保守政治家ががっちりスクラムを組まないと話になりません。

ということで、以前から言っている通り、本来は公明党に下野していただく「自民党+真正保守連合の連立政権」という夢にはまだ届かない選挙になりますね。現状ではしかたありません。


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