「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

国会はカウンターTPPカードこそ議論せよ!

2013年03月14日 | TPP
もうTPPを巡る視野狭窄した国会議論には辟易としますね。

なぜなら、既存のTPP賛成派、反対派も、TPP以降に控えているFTAAPに向けた戦略的通商ルールという外交カードの必要性を国会議員の誰も言い出さないからです。

要は、TPP参加交渉以前から、日本の全産業の国際競争力の分析など、霞が関に任させればとっくの昔に出ているはずです。いったい昨年12月まで、3年半の旧民主党政権は何をやっていたのでしょうか?

競争力のない、もしくは意識して競争力を持たせなかった産業が、世界で生き残れないのは、冷静に考えれば誰にもでわかる話で、その産業を無理やり国家が保護することを持って、国益とは呼ばないと思います。あまりにも消極的な姿勢であり、他国が付け入る隙をわざわざ創っているとしか言えません。

そして、日本が日本の国力を増すための産業の振興、国家の強みを生かす成長戦略こそ、ビジョンとして描きだし、そこから出て来る貿易のあり方から、日本の国益にとって最も有利な通商ルールというものが導き出されるはずです。と言うか、その提示のあり方こそ、国会で論戦すべきです。

まるで左翼労働組合員の代表のような政党ばかりの議論では、話にならないのです。

戦略的通商ルールの構築を提言する国家経営者こそ出でよ!すでに外交・安全保障上の大問題です。

あらためて指摘させていただきます!


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