中野笑理子のブログ

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

本の愉しみ

2016年11月10日 | 日記

本を読む時、何故ワクワクするのだろう。それは読みたい本を読んでいるから。

待ちに待った発売日に買った新刊の表紙はどこでもドアで、開いたら自分は本の中で、世界を股にかける殺し屋だったり、悲劇のヒロインだったり、はたまた絶世の美女にだってなれる。

男にもなれるし、子供にも戻ることができる。実生活では絶対できない冒険もできるし、自由自在に時空を越えて飛び回ることができる。
読書ってホント、愉しいですよね。

美味しい食事をしている時も、好きな人達と一緒にお酒を飲んでいる時も、猫と遊んでいる時も、それぞれみんな幸せだけど、読書はいつでもどこでも一人でも逃避行できてしまうもの。

私はチェーン展開している喫茶店がちょっと苦手なんですが、昭和の香り漂う昔ながらの喫茶店や、次の電車は1時間後みたいな田舎の駅のベンチで風に吹かれながら本を読むとき、平静を装ってはいますが、心の中では物凄く高揚してしまうのです。

まぁ今はどちらのシチュエーションも難しい日常なのですが、寝る前に寝床の中で本を読みながら眠りに落ちる時、『今、すんごくしゃーわせ!!』と思います。
ただ寝ながら単行本を読んでいると、頁の間に指を挟んだまま眠ってしまい、指が痺れて目が覚めるなんて時もあったり。
また仰向けで読んでいる時、本が落っこちてきて顔面を直撃などという少々の危険もありますが。

ちょっと疲れている時は、マンガとかね。
今、我が家のおやすみ文庫には単行本、文庫本、雑誌に混じって、マンガ『おかゆネコ』が全巻揃っております。