朝、起きたら良い天気。しかも暖かい。
ヨシッ! とばかりにシーツを洗濯。
昨日もお天気だったので洗濯はしたけれど、母の所や、夫の入院している病院へ行く時間が迫り、シーツまでたどり着けなかった。
そしてまた、シーツは大きいので干す場所が他の洗濯物とかぶるとちゃんと乾いていない場合もあるのです(言い訳)。
洗濯をしている間に1週間分の新聞の切り抜きをして、その後いらない分を全部古紙回収用の箱に入れ、掃除機をかける。
洗濯物を干してから、昨日買って帰った白菜をザクザク切って、豚バラスライスと厚揚も切って、鍋に白菜、豚バラ、厚揚、白菜、豚バラ、厚揚と層を作って敷き詰める。
そこへ胡麻油をタラ~、酒と醤油もタラ~っと回しかけて蓋をして火にかけます。
これは平松洋子さんがエッセイで書かれていた『豚バラ白菜』に、たまたまあった厚揚を足してアレンジしたもの。
豚肉に含まれるビタミンB1は、豆腐等の大豆食品と一緒に摂ると更に良いと何かで読んだのです。
後は2、30分も火にかけておくだけで、黄金色のスープがしみでて全部に火が通れば出来上がりのお手軽料理です。
火にかけている間に、昨日の洗濯物を畳んでなおして、病院へ持って行く夫の着替えを用意し、やっと朝ごはん。
きれいになった部屋で、労働の後の食事は美味しい。
思わずビールを開けてしまいそうになる気持ちをグッとこらえ(休みの日しかできないもん)、母の家、夫の病院へ行き、洗濯物を回収して、帰り道に買い物をして、一旦家に戻って回収してきたパジャマ等を洗濯。
この後はいつもの会社帰りと同じく、母の所に行って夕食を食べさせ、明日のデイサービスに着ていく服を用意して血圧を計って薬を飲ませ、寝たら帰ります。
専業主婦になったことがないのでわかりませんが、毎日これだけだったら正直キツイなと思う。
主婦業って終わりがないですもん。
仕事は何時になったら終わり、残業でもこれをやったら終わりがある。
そして仕事中は、母の介護のことも、夫の病気のことも、ひとときといえども忘れられます。
昼顔とかもあるようですが(見ていないのでよくわかりませんが)、これで主婦ですと言ったら、子育ても加わって、真面目に主婦をやってる人から『主婦なめんなよ』って怒られそうです。
主婦をしながらパートに出ている人もいるだろうし、今はよほど稼ぎのある旦那様の奥様ぐらいしか、専業主婦って案外いないのかもしれません。
そんなことを思う、なんちゃって主婦の1日でした。