朝の通勤中、乗換駅でスマホを取り出そうとバッグの中に手を入れました。
いつも同じ所に入れているので中を見なくてもすぐに取り出せる、はずでした。
ところが一向にスマホとおぼしきモノに行き当たらず、指先は空をさ迷うばかり。
ハッとしてバッグをガバッと開けて覗き込んでも、家を出る前に朝刊と一緒に入れた筈のスマホは見当たりません。
スマホと思って朝刊と一緒に、何をバッグに入れたのだろう?
会社に着いてから、もう一度落ち着いて探して見ましたがスマホはなく、これはもう家に忘れてきたのだろうと思いましたが、なんとなく入れた記憶があるので、もしやどこかで落としたのかと新たな不安が頭をもたげる。
いや、きっと家に忘れたのだ、と自分で自分を落ち着かせました。
確か去年もこんなことがあったような、と思い出しました。
その時も落としていたらどうしようと不安でしたが、家のテーブルの上に置いてありました。
もう考えても詮無いことは考えるまいと肚を決め、今日はノースマホデーだと思うことにしました。
一旦諦めてしまうと、お昼休みも帰りの電車の中でも新聞や持ち歩いている新書本もゆっくり読めて、いつもより落ち着いた気持ちで過ごすことができました。
そして家に帰ってみると、スマホは玄関の下駄箱の上に置いてありました。
もしかしたら心のどこかで無意識に、スマホの無い生活を望んでいるのかもしれません。
いつも同じ所に入れているので中を見なくてもすぐに取り出せる、はずでした。
ところが一向にスマホとおぼしきモノに行き当たらず、指先は空をさ迷うばかり。
ハッとしてバッグをガバッと開けて覗き込んでも、家を出る前に朝刊と一緒に入れた筈のスマホは見当たりません。
スマホと思って朝刊と一緒に、何をバッグに入れたのだろう?
会社に着いてから、もう一度落ち着いて探して見ましたがスマホはなく、これはもう家に忘れてきたのだろうと思いましたが、なんとなく入れた記憶があるので、もしやどこかで落としたのかと新たな不安が頭をもたげる。
いや、きっと家に忘れたのだ、と自分で自分を落ち着かせました。
確か去年もこんなことがあったような、と思い出しました。
その時も落としていたらどうしようと不安でしたが、家のテーブルの上に置いてありました。
もう考えても詮無いことは考えるまいと肚を決め、今日はノースマホデーだと思うことにしました。
一旦諦めてしまうと、お昼休みも帰りの電車の中でも新聞や持ち歩いている新書本もゆっくり読めて、いつもより落ち着いた気持ちで過ごすことができました。
そして家に帰ってみると、スマホは玄関の下駄箱の上に置いてありました。
もしかしたら心のどこかで無意識に、スマホの無い生活を望んでいるのかもしれません。