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中野笑理子のブログ

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未来都市

2018年08月26日 | 日記
百貨店やビルの建て替えが続き、とても綺麗になってきている大阪の街。
朝の大阪駅でエスカレーターを降りながら見る風景は、記憶の中の大阪駅とは全く別人のような顔で、どこか知らない都市にいるような錯覚をおこしてしまいそう。
汚いよりも綺麗な方が良いに決まっているのに、かつての猥雑な薄汚れたような景色を懐かしんでしまうのは何故だろう。
それでも人々は今のこの風景が当たり前のような平気な顔で歩いていて、立ち止まって景色を仰ぎ見ることもなく皆足早にそれぞれの目的地へ向かって通り過ぎて行くのでありました。
昔のアニメで見た未来都市のような大阪駅の朝。
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嬉しい朝

2018年08月25日 | 日記
今日は土曜日、午前中の母の通院の予定もなく、ケアマネージャーさんの訪問面談は午後からで、いつになくのんびりした朝でありました。
そんな朝、ベランダからあまり聞いたことのない鳥の鳴き声が聞こえてきて、そっとカーテンをずらして覗いてみると、ヒヨドリに似た小鳥が物干し棹に止まって鳴きながらこちらをチラチラ見ていました。
その鳴き声がとても綺麗で、目が合っても逃げないので、「ちょっと待ってて~」と急いでリンゴを切ってベランダに戻ると、どこかへ飛んで行ってしまっていたのですが、調べてみるとイソヒヨドリという名前の鳥でした。

そして洗濯物を持って自宅へ一旦戻り、干してすぐ実家へ帰るべくエレベーターのボタンを押して待っていると、1Fから上がって来たエレベーターに何と、靴下ちゃんが乗っていました。
扉が開いて普通に出て来た靴下ちゃんは、慌てた様子もなくそのままうちの玄関ドアの前に行き、そこで初めてアラッ?! といった感じで私の顔を見てニャアと鳴いたのでした。
一緒にエレベーターで下に降りようと誘ったのですが、そんな乗り物は信用できない、とばかりに靴下ちゃんは階段を駆け下りて行ってしまいました。

イソヒヨドリと靴下ちゃん、朝から2度も嬉しい出会いの朝でありました。
明日の朝も会えるといいナ。
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嵐が去って

2018年08月24日 | 日記
昨夜は、台風に備えていつもより2時間早く帰れただけで、時間に余裕のある夜になりました。
朝、ざっとしか読めなかった朝刊3紙をじっくり読んで、早く寝なくてはと焦って読む夕刊もゆったりした気分で読んで、気になった記事を切り抜いてもまだ時間がある。
吹きすさぶ雨風の音を聞きながら、週刊誌2誌に文藝誌と調子に乗って読んでいたら、いつの間にか日付が変わってしまいましたが、夏休みの疑似体験のような楽しい夜でした。

明けて今朝、スマホのアラートで阪神電車が止まっているのに気づき、いつもより早く家を出ましたが迂回ルートのJRも不通。
阪急に行くにもバスもタクシーも長蛇の列。
こうなったらと入場制限している改札口の列に並び待つこと30分、ようやくホームに上がることが出来ましたが、すごい人。
6月の地震の朝を思い出しました。
ギュウ詰めになって乗れた電車は、ホームに上がってから4本目でした。

いつもより1時間ほど遅れての到着となりましたが、いやはや無事に出社することができて良かった。
6月の地震から始まって、今年の夏は本当にいろんなことがある夏です。
このまま無事に秋が来ることを、切に願うのでありました。
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嵐の前の

2018年08月23日 | 日記
台風による交通機関の乱れを想定して、今日は14時一斉退社との通達がありました。
わーい!
と小学生のように思わず喜んでしまったのですが、好事魔多し。
そんな時に限って何故か午後から急ぎの案件が回ってきたり、来客があったりして、1時間ほどの居残りとなってしまいました。
急いで会社を出ると、良かった、風はかなり強いですが空はまだ晴れていて、交通機関も通常通り動いていました。

帰り道、素早く買い物を済ませて帰ってくると、靴下ちゃんが空を見上げて佇んでおりました。
ちゅ~るを2本食べさせて、「これから荒れるから、今夜はサクラちゃん家に避難するんだよ」と言って帰り、ベランダの物干し棹を外してから実家へと向かったのでありました。

嵐の前の静けさならぬ、台風の前の晴天。
高校野球が終わってて良かった。
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晩夏のお客様

2018年08月22日 | 日記
昨日の夜、実家へ帰り玄関ドアの鍵を開けた時、足元に小さなお客さんが立っているのに気づきました。
ドアの真ん中、真ん前に微動だにせず仁王立ちしている姿は早く開けて中へ入れろ、と言っているようにも見えるのですが、ドアは外開きなのでこのままドアを開けるとお客さんの身が危ない。

ちょっと横に移動してもらえませんか、と声をかけてみましたが、頑として動かないお客さん。
肩に手をかけて移動させようかとも考えましたが、彼女は両手に凶器を持っています。
今まで何度となくその鎌でザックリ手を切られた経験があり、どうしたものかとしばらく考え、持っていたウチワで彼女の足元を掬って移動させようとすると、畳んでいた羽をバタつかせて縦に移動して激しく抵抗します。
なんとしてもドアの前から動きたくないという意思を感じるほど強く抵抗されましたが、このまま家に入れてはまた騒動になるやもしれない。

10分ほどの格闘の末、ウチワに乗せて外階段の手すりに移動してもらったのですが、そのまま動かずじっとこちらを見る彼女。
ここにいると誰かに捕まってしまうかもしれないから、どこか安全な所へ飛んでお行きなさいね、と言うとパッと羽を広げて飛び去って行きました。


ゆうに20センチはあった立派な肢体。
思わず見とれてしまいました。
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