演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/12/15 池袋演芸場・夜の部

2007-12-15 | 芸協定席見ブんログ
春風亭昇々…『魚根問』

三笑亭可龍…『粗忽長屋』

新山真理…「漫談/奴さん(踊り)」

瀧川鯉朝…『街角のあの娘』

三遊亭圓輔…『うどん屋』

ナイツ…「オリンピック物語」

神田紅…『樋口一葉 おおつごもり』

三笑亭夢丸…『権助魚』

《お仲入り》

三遊亭笑遊…『不精床』

桂歌春…『鮑のし(前)』

鏡味正二郎…「太神楽曲芸」

神田紫…『赤穂義士本伝 二度目の清書/せつほんかいな(踊り)』


小南治師匠の噺の余韻に浸る間もなく夜の部開演。

・昇々さん…もう少し滑舌が良くなると良いんですけどね。

・可龍さん…スムーズな噺の運びでした。弾け方も良かったです。

真理さん…今日は広小路亭⇒池袋⇒新宿(Wモアモア先生の代演)と3本掛け持ちだそうですが、こういう時にコチラも3ヵ所回ったら立派な“追っかけ”になれるんですけどねぇ・・・
楽屋のネタと「奴さん」をしっかりと見せていただきました。

・鯉朝師匠…「今日はお子さんがいないので“大人向け”の噺を…」と言った所で、2列目に小学生の女の子がいることが発覚!
「このネタ、しゅーりょー!」と自ら×マークを出して、初めて聞く『街角のあの娘』へ。
南千住の街頭に佇む“ペコちゃん”の目から見た「人間模様」を楽しく、かつ切なく聞かせてくれました。

・ナイツさん…今日はいつものように「みんなのマーサ」から「オリンピック」への流れ。
「パソコソ」「オリソピック」など、塙さんのボケと土屋さんのそれを上回るツッコミに場内も大爆笑でした。

・紅先生…樋口一葉作の一席ですが、途中に「お見舞いに来れなくて…」という言葉がありました。
やはり講釈の先生からの“ら抜き言葉”は違和感があります。

・笑遊師匠…寿司屋のマクラだったので東南アジア系の女性が握っているという「イラッチャッチャッチャッチャイマセー!」を聞きたかったのですが、その部分はありませんでした・・・残念…

・歌春師匠…甚兵衛さんの粗忽ぶりと、おみつさんのしっかりぶり。このやり取りが大好きです

・正二郎さん…今日は鞠→五階茶碗→傘と、妙芸をタップリ披露していました。

・紫先生…初めて聴く「二度目の清書」ですが、私の場合、1回目は内容が頭に入って来ないんです。2回以降聴いているうちに理解できるようになって来るので…
最後に陽気な「せつほんかいな」という踊りを披露。
明るく締めて下さいました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする