神田あっぷる…『鉢の木 いざ鎌倉~源左衛門駆け付け』
神田松之丞…『寛永宮本武蔵伝 吉岡治太夫』
神田山陽…休演
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神田きらり…『源平盛衰記 扇の的』
神田愛山…『決められない男』
《お仲入り》
神田陽司…『赤穂義士銘々伝 大高源吾 両国橋の出会い』
神田茜…『エリザベスひとし』・『いじめていじめて』
きらりさんに山陽先生が出演とあって、勇躍本牧亭に向かいました!
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あっぷるさん
だいぶ読み込まれてきた感じ。リズムも良かったです。
ただ、後半になって時間と調理場を気にしているのか、目がキョロキョロ
もっとしっかり前に向いて欲しいですね
松之丞さん
寄席でかなり読んでいるのでしょう。メリハリもはっきりしていました。
搗米屋の清蔵の気の弱いところなどは、場内から笑いが・・・
ここで山陽先生の出番なのですが、松之丞さんは一つ飛ばしてきらりさんの名前が…
申し訳なさそうに登場したきらりさんは、まず兄弟子山陽先生が未だ到着しないことを詫びました。
それから最近寄席のマクラで話している、福島県の農家に営業で行った話や病院の手術台の上で一席読んだ話で、何とか沈んでいる客席を明るくしようとしていました。
『扇の的』も慣れてきたようですが、玉虫御前の描写(おっぱいやお尻)が松鯉先生のように男の人が言うのと、女流の人が言うのではちょっと違和感があるように感じました。
愛山先生
こちらも弟弟子の動向にヤキモキ。
「お客さんも困るでしょうが、こちらはもっと困るんですよ!」
寄席や講談・落語の世界で使われる用語が宗教から来ているなど非常にタメになる話のあと、講談は江戸時代に赤松法印が始めたと言われていますが現代と同様に女性や子供にウケる「新作講談」を作った《桃林亭東玉》もいて、この東玉は寄席の“抜き”も多かったとか。(どこで調べたんだ???)
「今、子供や女性にウケる講釈師は一人しかいないが、まさか“抜き”の伝統も受け継いだわけじゃないだろうが…」
さらに『決められない男』のマクラとして“不決断”の友人の逸話を披露。
「私の友人で、読み方がわからないんだが“柳家こうもりまる”というのがいて・・・」
この蝠丸師匠
と二ツ目時代の“はるかぜ亭こいのぼり”さんとの逸話がツボでした
お仲入りの時、きらりさんが客席に現れ、
「本日は本当に申し訳ございません。これは主任の茜からのお詫びの品でございます」
と客一人一人に頭を下げて「凮月堂のゴーフル」を配っていました
陽司先生
「何だかお通夜みたいな雰囲気ですねぇ」と申し訳なさそうに登場。
普段は創作の多い先生ですが、「これからの季節は先輩がやるので、なかなかできない」と、私の好きな『大高源吾』の一席。
新作と新作に挟まっての古典。良かったです!
茜先生
「本当に私がトリでいいんですか?」と、こちらも恐る恐る登場
一席目の『エリザベスひとし』は、同級生の“寂しい女”に女装をカミングアウトしたひとし君の楽しい内容。
《別冊宝島》というマニアックな本の名前も出て、私は大笑いしてしまいました
二席めも“寂しい女”の「恥ずかしい、悔しい、寂しい・・・でも嬉しい」という悲哀がツボでした
それにしても山陽先生は夜の独演会は開催されたようで、本牧亭は完全に抜けていたようです。
夜の独演会を楽しまれた人がいる反面、山陽先生が出演されるとあって問い合わせてまで本牧亭に来たカップルの寂しそうな後姿を忘れることができません。
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お詫びに配られたゴーフル
(下は日本講談協会の『山翁えくすぷれす』)…下に敷いて申し訳ありません
神田松之丞…『寛永宮本武蔵伝 吉岡治太夫』
神田山陽…休演
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神田きらり…『源平盛衰記 扇の的』
神田愛山…『決められない男』
《お仲入り》
神田陽司…『赤穂義士銘々伝 大高源吾 両国橋の出会い』
神田茜…『エリザベスひとし』・『いじめていじめて』
きらりさんに山陽先生が出演とあって、勇躍本牧亭に向かいました!
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あっぷるさん
だいぶ読み込まれてきた感じ。リズムも良かったです。
ただ、後半になって時間と調理場を気にしているのか、目がキョロキョロ
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もっとしっかり前に向いて欲しいですね
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松之丞さん
寄席でかなり読んでいるのでしょう。メリハリもはっきりしていました。
搗米屋の清蔵の気の弱いところなどは、場内から笑いが・・・
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ここで山陽先生の出番なのですが、松之丞さんは一つ飛ばしてきらりさんの名前が…
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申し訳なさそうに登場したきらりさんは、まず兄弟子山陽先生が未だ到着しないことを詫びました。
それから最近寄席のマクラで話している、福島県の農家に営業で行った話や病院の手術台の上で一席読んだ話で、何とか沈んでいる客席を明るくしようとしていました。
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『扇の的』も慣れてきたようですが、玉虫御前の描写(おっぱいやお尻)が松鯉先生のように男の人が言うのと、女流の人が言うのではちょっと違和感があるように感じました。
愛山先生
こちらも弟弟子の動向にヤキモキ。
「お客さんも困るでしょうが、こちらはもっと困るんですよ!」
寄席や講談・落語の世界で使われる用語が宗教から来ているなど非常にタメになる話のあと、講談は江戸時代に赤松法印が始めたと言われていますが現代と同様に女性や子供にウケる「新作講談」を作った《桃林亭東玉》もいて、この東玉は寄席の“抜き”も多かったとか。(どこで調べたんだ???)
「今、子供や女性にウケる講釈師は一人しかいないが、まさか“抜き”の伝統も受け継いだわけじゃないだろうが…」
さらに『決められない男』のマクラとして“不決断”の友人の逸話を披露。
「私の友人で、読み方がわからないんだが“柳家こうもりまる”というのがいて・・・」
この蝠丸師匠
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お仲入りの時、きらりさんが客席に現れ、
「本日は本当に申し訳ございません。これは主任の茜からのお詫びの品でございます」
と客一人一人に頭を下げて「凮月堂のゴーフル」を配っていました
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陽司先生
「何だかお通夜みたいな雰囲気ですねぇ」と申し訳なさそうに登場。
普段は創作の多い先生ですが、「これからの季節は先輩がやるので、なかなかできない」と、私の好きな『大高源吾』の一席。
新作と新作に挟まっての古典。良かったです!
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茜先生
「本当に私がトリでいいんですか?」と、こちらも恐る恐る登場
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一席目の『エリザベスひとし』は、同級生の“寂しい女”に女装をカミングアウトしたひとし君の楽しい内容。
《別冊宝島》というマニアックな本の名前も出て、私は大笑いしてしまいました
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二席めも“寂しい女”の「恥ずかしい、悔しい、寂しい・・・でも嬉しい」という悲哀がツボでした
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それにしても山陽先生は夜の独演会は開催されたようで、本牧亭は完全に抜けていたようです。
夜の独演会を楽しまれた人がいる反面、山陽先生が出演されるとあって問い合わせてまで本牧亭に来たカップルの寂しそうな後姿を忘れることができません。
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(下は日本講談協会の『山翁えくすぷれす』)…下に敷いて申し訳ありません
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