演芸見ブんログ

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09/09/09 第13回 桂歌春独演会(東京芸術劇場小ホール2)

2009-09-09 | 芸協見ブんログ
桂宮治…『やかん』

ナイツ…「漫才」

桂歌春…『鮑のし』

《お仲入り》

田代沙織…『目黒の秋刀魚』

桂歌春…『井戸の茶碗』

【お囃子…松本優子社中


今日、9月9日は桂歌春師匠のお誕生日!
60歳 還暦を迎えられました!!
☆☆☆おめでとうございます☆☆☆
その記念すべきお誕生日の独演会は、
【歌春・沙織 親娘競演】
と銘打たれ、前回(第12回)に引き続き、ナイツがゲストとして花を添えました!

宮治さん
場内は満員ですが、アタシが見た所あまり寄席には来ないような客層。
そんな場内を見て、まずは諸注意から。
なんたってアタシの後ろのオバサン連中、開演前に、
「写メ撮ってもいいのかしらねぇ~」
なんて言ってるくらいですから。
もちろん宮治さんがやんわりと説明していました。
その宮治さんの『やかん』ですが、まずは登場時からニコニコしていて好感度大
先生と八っつぁんのやり取り、川中島の講釈場面など、高座を縦横無尽に使う奮闘ぶり。
“矢がカーン”と当たる所まででしたが、前座としての役割を立派に務め上げていました

ナイツ
大きな拍手で迎えられた2人。
「自己紹介(GReeeeN・EXILE・青山テルマ・チャゲ&飛鳥)~雑学クイズ~ジミ婚披露宴」という流れで、終始会場笑いっ放し!
さんの“下ネタ”も全開で、当初は制止役の土屋さんも最後は暴走気味。
時事ネタも豊富で、常に新しい笑いを提供し続けるナイツの漫才を堪能しました。

歌春師匠<1席目>
「同窓会」「寄席の楽しみ方」のマクラから『鮑のし』へ。
6日の池袋でも聴いた演目ですが、あの時は仲トリで時間の制限もあり後半急ぎ気味。
今回はゆとりがあったので、後半の“あわびのポンポン”場面もゆったりと聴けました!

沙織さん
多摩川競艇場イベント以来の沙織さん
今回も「落語をやりやすい会場・人数・客層」のマクラで笑わせた後、旬のネタである『目黒の秋刀魚』へ。
淀みのない口調で軽快に噺を進めて行きました。
とにかく、噛んだりつかえたりすることがないのですから、これはもう“玄人はだし”と言っても過言ではないでしょう!

歌春師匠<2席目>
2席目は珍しく袴姿で登場!
歌春師匠と袴、ちょっと記憶にありません。
清兵衛さん、高木作左衛門、千代田卜斎、くず屋仲間の描き分けが素晴しく、それぞれの性格がよく表れていた高座を楽しませていただきました!
コメント
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