小泉進次郎環境大臣が三か月の間に合計二週間の育休をとると表明。
その理由や方法について色々と言っていましたが、まぁそれは立場があるので仕方ない事だと。
この育休って夫婦間の問題なのですかね
それとも働き方改革の問題なのですか
なんか良く解らない・・・
希望としては夫婦二人で助け合いながらの子育ては楽しいですよ
この方向で行って欲しいものです。
子育てを妻だけに任せてしまう事や、育休をとる事で職場での立場か悪くなるのは避けなければならない大事な問題と理解できます。
しかし、私たちの日本の国はとてつもなく大きな問題・少子化を抱えています。
どんなに政治が頑張ろうが、、、どんなに経済界が頑張ろうが、、、
この極端な少子化が止まらなければ国と国民の生活は持ちません。 その場しのぎの増税で対処するしか方法が亡くなります。
今の育休と少子化防止の関係は、相反する行為になっている事に気づいているのか疑問があります。
それは、、、育休に対するコメントです。
「子育ては大変。それを分担しなくちゃ妻が持たない。」
「子育てを経験したけど、それは大変でママさん業の辛さが良く解る。」
・・・とにかく子育てに対してマイナスイメージの話ばかり。
つまり、子育ては大変だから夫も協力してやるべき、それを社会や会社も助けるべきだと・・・こんな論調になっています。
若い人たちが、子育ては大変だとか、経験者の子育て苦労話を聞いてどう感じるか・・・
テレビの食レポで必ず「美味い」は言うでしょ。
お世辞でもテレビ用でもなんでも良いんです、その言葉を入れない時に視聴者がどう感じるかを想像すれば解ると思います。
子育てだって 「大変だけど、それ以上に子供の成長を実感するのは楽しい」
単純に 「子育てはホント、楽しいヨ」
どんな言葉でも良い。 マイナスイメージを感じさせる言葉は省いて欲しいです。
私のメイの話ですが、大学の工学部を卒業して大手企業に就職し、30才くらいの時に今までのキャリアを生かせる外資系の企業に転職しました。
その頃は働く女性として自信満々な人生を送り、結婚・出産など一切考えていませんでした。
そして縁あって同業者の男性と結婚することになったのですが、夫婦ともに忙しくて子供のことは考えなかった。
・・・それを良しとしていました。
ところが、、、、
同種のIT企業に勤める人が結婚して連続で三人の子供を産み育てているのをまじかで見ることに。
その夫婦の男は海外赴任も長かったし、現在も海外出張は頻繁なのに、、、、
本当に子育てを楽しんでいるんです
その夫婦に影響されたメイは、若い時から持っていた考えを棄てて40才過ぎで子供を産みました。
まぁ、その後は脳みそが赤ちゃん一色で大変身です
子育ての苦労を口にはするのですが、その時は最高の笑顔なんです
もちろん仕事は続けているので、育休は可能な限り使っている様子です。
政治・経済、、、世の中には色々な問題があります。
その中で、我々一般国民もすべての人が大きく影響するのが急速な少子化だと、強い認識がないんです。
少子化が進むと国の生産性が落ちる。そして、国が貧乏に・・・・
そんな話じゃありません。お金を稼ぐ方法は年寄りでもある。
少子化により崩壊寸前の制度・・・・国民の保険制度です。
日本とかの先進国では殆どの国が国民全員保険制度をとっています。
しかし、日本にあって他の先進国ではない制度が・・・・高額医療制度です。
医療費の上限が定められていて、それ以上は支払わなくていい制度です。 これは日本だけです
この制度に我々国民・医者・病院・など医療に関わるもの全ての人達が、この制度の資金に頼っているのです。
今の制度が出来たときの日本の老人は100人に6人。
これが後10年も過ぎれば・・3人に1人になるんです。
高額医療の上限だけでなく、保険制度そのものが現状の形では必ず破綻します。これは逃げられない現実です。
自分でお金を稼いで、例え負担の上限を失くし、5割の負担になっても大丈夫な貯えを持てば理論的に成り立つと・・・
残念ながら成り立ちません。
そんな患者だけでは医療機関が経営不振に至り、町から病院が消えます。
患者の訴えが厳しい産科が少なくなっている様に、当然ですが医者も利益が無い事は避けます。
今の制度で助かるのは・・・今、老人の人達で終了します。
今の老人を支える働き盛りの人達は、、、、誰が支えるのか
結婚、、出産が増えても即効性はありませんが、将来が明るければ持ち堪えることが出来るんです