小学校一年生から四年生の一学期まで今の平野区内の団地に住んでいました(O_O)
市営住宅です。
父は誰かの口添えで入居したと母に言ってました。
今、思うと変わった人が多かった。
また生まれつきの障害を持つ子供や片足のない
おばさんも。
子供心に、なんか変だなぁと。
当時は団地タイプの建物が多かったですが。
中には木造平屋の連棟家屋もありました。
子供は大変、多くいましたねー。
最近、気になりネットで調べると。
どうやら、そこらへんの団地は
地区のようです。
私達家族は外からの人間でしたが。
母は差別意識は全くない人なので近所の奥さんとは直ぐに仲良しになっていきました。
ホント、素のままに接していたし。ところどころ東京の言葉を出してましたから
近所の奥さんも外から来た一般人でありながら
友好的に母には接してくれていたように思います
約3年ほど市営住宅で暮らしましたが。
至って普通でした。
母は暫く年賀状のやりとりもしていましたし。
母には地区など知る由もなく。
人間、みな平等(^。^)
そして四年生の一学期が終わった夏休みに
寝屋川市へと引っ越したのです。
あれから50年近い年月が過ぎ。
大人になると、色々と分かってくるもんです。
私は最初に結婚して門真市に住み、その直ぐに八尾市へと転居したのです。
長い間、京阪電車を利用していたのが近鉄電車。
大阪ではガラの悪い河内の真ん中。
でも住めば都(^。^)
山本高校近くの住宅地内にある小さなマンション
八尾市内でも比較的、治安は良い場所でしたが。
『八尾には西郡と安中ってとこあるけど、あんたは知らんやろ?』最初の妻の母が言ったことがありました。
西郡は八尾市北部で旧西郡村。今は桂町、高砂町などで市営住宅も多く建っています。
私が昔、家電量販店に勤務していた時のこと。
その家電量販店は近鉄八尾駅前にありました。
今は無くなってるようですけど。
ある日のこと。
『おい、Y!お前、どんな風に掃除機を売ったんや?えらいクレーム来てるぞ。』上司から言われ『は?普通に接客してますけど?』
『こんな吸いすぎの掃除機は不良品や!言うて電話があったわ!ちょっと家まで来てくれ!ちゅうてるから、とにかく行ってこい!』
行き先の住所を見ると
八尾市◯◯町。そこは八尾市北部の地区。
まだ若かった私は何も知らずに向かいました。
なんの偏見も差別意識もありません。
そういう地区という認識だけでした。
自転車に乗り言われた住所は団地ばかりの場所。
伝票に示された部屋の号室の呼鈴を鳴らすと中から奥さんが出てきました。
『お電話頂いたM電化です。』
『あ、あんたや!あんた!私の事、覚えてるやろ?』
よく見ると少しずつ思い出し、もう一度、伝票を見ると、その掃除機は日立製で高性能掃除機。
価格も高い品物でした。
『ちょっと待っててや。』奥さんは部屋の奥へと行き、暫くして戻ってくると。
『このブラシがあかん!ほんで吸いすぎて掃除しづらいわ。そやから、これ返品するから、お金返して!』一方的に言われ『あの。奥さん、このブラシが髪の毛とかを吸い取ってブラシに絡みつかせるのが普通なんです。また吸引力が強いのは高性能ですから。他のお客様から、この製品で苦情を受けたことはありませんが。吸いすぎで使いづらいってどういう具合ですか?』
すると奥さん。
『床に張り付いて、しゃーないねん。力が要るし!』
はぁ?と心の中で呟きながらも説明をしましたが
『こんな商品は要らん!お金返して!』と言うばかり。
『一先ず預からせてください。店に帰って上司と相談してからご連絡致します。』
ブラシは髪の毛まみれ。
本体は置いていきブラシだけを店に持ち帰って上司に報告しました。
どうみても商品の欠陥はありません。
店に陳列している同じ型の掃除機で試してみても普通に使えます。
『わかった。ま、返品を受けてあげなさい。ここらの人、怒らせたら、後々、何があるかわかったもんやないしな。』
え?どういうこと?と思いながら返品を受けることに。再び、訪問してお金を返金すると
『ま、M電化さんが悪いんちゃうもんね。日立やもんね。またM電化さんのこと贔屓にするから。ごめんやで。』お金を返すとクレームの時の形相とは打って変わって笑顔。
『はい。ありがとうございます。』とお礼を言って店に戻ると
『あんな返品の仕方は普通はあらへん。前にもビデオで苦情受けてな。S社製ビデオを1日で10台以上、返品されたんや。ちょっと怒らせてな。ま、笑顔でお金受け取ったんやったら大丈夫やろ。』店長は苦笑いしながら言いましたが。
なんとく後味の悪い出来事でした。
市営住宅です。
父は誰かの口添えで入居したと母に言ってました。
今、思うと変わった人が多かった。
また生まれつきの障害を持つ子供や片足のない
おばさんも。
子供心に、なんか変だなぁと。
当時は団地タイプの建物が多かったですが。
中には木造平屋の連棟家屋もありました。
子供は大変、多くいましたねー。
最近、気になりネットで調べると。
どうやら、そこらへんの団地は
地区のようです。
私達家族は外からの人間でしたが。
母は差別意識は全くない人なので近所の奥さんとは直ぐに仲良しになっていきました。
ホント、素のままに接していたし。ところどころ東京の言葉を出してましたから
近所の奥さんも外から来た一般人でありながら
友好的に母には接してくれていたように思います
約3年ほど市営住宅で暮らしましたが。
至って普通でした。
母は暫く年賀状のやりとりもしていましたし。
母には地区など知る由もなく。
人間、みな平等(^。^)
そして四年生の一学期が終わった夏休みに
寝屋川市へと引っ越したのです。
あれから50年近い年月が過ぎ。
大人になると、色々と分かってくるもんです。
私は最初に結婚して門真市に住み、その直ぐに八尾市へと転居したのです。
長い間、京阪電車を利用していたのが近鉄電車。
大阪ではガラの悪い河内の真ん中。
でも住めば都(^。^)
山本高校近くの住宅地内にある小さなマンション
八尾市内でも比較的、治安は良い場所でしたが。
『八尾には西郡と安中ってとこあるけど、あんたは知らんやろ?』最初の妻の母が言ったことがありました。
西郡は八尾市北部で旧西郡村。今は桂町、高砂町などで市営住宅も多く建っています。
私が昔、家電量販店に勤務していた時のこと。
その家電量販店は近鉄八尾駅前にありました。
今は無くなってるようですけど。
ある日のこと。
『おい、Y!お前、どんな風に掃除機を売ったんや?えらいクレーム来てるぞ。』上司から言われ『は?普通に接客してますけど?』
『こんな吸いすぎの掃除機は不良品や!言うて電話があったわ!ちょっと家まで来てくれ!ちゅうてるから、とにかく行ってこい!』
行き先の住所を見ると
八尾市◯◯町。そこは八尾市北部の地区。
まだ若かった私は何も知らずに向かいました。
なんの偏見も差別意識もありません。
そういう地区という認識だけでした。
自転車に乗り言われた住所は団地ばかりの場所。
伝票に示された部屋の号室の呼鈴を鳴らすと中から奥さんが出てきました。
『お電話頂いたM電化です。』
『あ、あんたや!あんた!私の事、覚えてるやろ?』
よく見ると少しずつ思い出し、もう一度、伝票を見ると、その掃除機は日立製で高性能掃除機。
価格も高い品物でした。
『ちょっと待っててや。』奥さんは部屋の奥へと行き、暫くして戻ってくると。
『このブラシがあかん!ほんで吸いすぎて掃除しづらいわ。そやから、これ返品するから、お金返して!』一方的に言われ『あの。奥さん、このブラシが髪の毛とかを吸い取ってブラシに絡みつかせるのが普通なんです。また吸引力が強いのは高性能ですから。他のお客様から、この製品で苦情を受けたことはありませんが。吸いすぎで使いづらいってどういう具合ですか?』
すると奥さん。
『床に張り付いて、しゃーないねん。力が要るし!』
はぁ?と心の中で呟きながらも説明をしましたが
『こんな商品は要らん!お金返して!』と言うばかり。
『一先ず預からせてください。店に帰って上司と相談してからご連絡致します。』
ブラシは髪の毛まみれ。
本体は置いていきブラシだけを店に持ち帰って上司に報告しました。
どうみても商品の欠陥はありません。
店に陳列している同じ型の掃除機で試してみても普通に使えます。
『わかった。ま、返品を受けてあげなさい。ここらの人、怒らせたら、後々、何があるかわかったもんやないしな。』
え?どういうこと?と思いながら返品を受けることに。再び、訪問してお金を返金すると
『ま、M電化さんが悪いんちゃうもんね。日立やもんね。またM電化さんのこと贔屓にするから。ごめんやで。』お金を返すとクレームの時の形相とは打って変わって笑顔。
『はい。ありがとうございます。』とお礼を言って店に戻ると
『あんな返品の仕方は普通はあらへん。前にもビデオで苦情受けてな。S社製ビデオを1日で10台以上、返品されたんや。ちょっと怒らせてな。ま、笑顔でお金受け取ったんやったら大丈夫やろ。』店長は苦笑いしながら言いましたが。
なんとく後味の悪い出来事でした。