脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

病気になって

2014年04月28日 12時08分58秒 | 病気になって
人生観が変わり死への恐怖が、ほんの少しなくなりました。人間いつかは、あの世へ行く・・言葉では理解していても健康な時は、まさか今・・死ぬわけなく・・明日の仕事や休日のこと・・未来に意識し『死』という認識は全くといってなかったのですが脳出血の発作を起こした時、『死』を十分に意識しながら倒れました。本当に自分は死ぬかも・・つい、1~2分・・いや数秒前は死の意識などなく仕事の最中・・それも電話で取引先との会話中だったはず。その瞬間の出来事は入院中も度々、思いだしふと・・考えてたことは(この世でまだ学習すべき事があったから生かされたのかな?)入院中、看護師の方々が働く様子を見ているうち、なぜ、ここまで病人とは言え他人のために働くことができるのか・・何名かの看護師さんに『なんで看護師になったん?』って聞いたら一番、多いのが『お母さんが看護師なんです。』というのです。中には性格のキツそうな看護師もいましたが大抵は表情は穏やかで言葉も優しく傍に来てくれると不思議と安堵します。入院のある日まだオムツをしてた頃、便秘になり5日も便が出なかった時、看護師から下剤を貰いました。翌日の深夜・・便意が催すのですが、肝心の『ウンチ』がなかなか出ません・・・ベッドの上できばりに きばって何とか『ウンチ』の顔が少し出口付近にさしかかったのですが、凄く固いのです。そこから全くと言ってよい程・・出てきません・・お尻は痛く肛門から感覚的ですが1~2㎝は出てるようなので、その中途半端な感覚・・(下剤飲んだのになんで、こんなに固いねん。)に我慢できずナースコール・・その日の夜勤担当看護師はまだ看護学校を卒業したばかりの様子で・・『しんどいですよね~。ちょっとお尻見せてくださいね~』と言って私を横向けに・・『はい、お尻つきだしてくださいね~・・あ~・・はいはい。少し痛いかもしれませんが、掻きだしますよ~』使いステの手袋をしたかと思うと指を肛門に入れ、かきだし始めました・・『は~い、りきんでくださいね~』言われるまま、りきむのですが持病の『痔』もあり痛くて痛くて・・何とかスッキリできたのですが・・看護師ってすごいなぁと思った出来事でした。だって他人の汚物ですよ!!いくら仕事とはいえ私にはできないのに・・看護師って自己犠牲して他人のために働く仕事、患者の都合や状態に合わせて行う仕事・・医者のように上から物をいうのでなく病人の目線にたって話しかける・・急性期病棟の看護師って、ほんと、お母さんのような温かさや優しさ柔和さを持って仕事してる人の何と多かったことか・・看護師の皆さんの仕事振りを見て自分の、これまでの人生を振り返りました・・。
コメント
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