今日は曇りのち晴れ。今朝は上空を厚い雲が覆っていて薄暗い朝となった。朝の気温は5℃で北風が強く吹いていて、空気が冷たい朝である。職場に到着するとまもなくして西の方から雲が切れて青空が広がってきた。
日中は上空に青空が広がって日射しが降り注いできたが、上空には雲が多く浮かんでいて、日射しの温もりがあまり感じられない。昼間の最高気温は11℃で北風が強く吹いて、比較的寒い陽気である。空気がヒンヤリと冷たく乾燥していて、マスクが手放せなかった。
今日のお昼は外で食べることにして、場内の魚がし横丁に足を運ぶ。今日は特に何を食べたいと思っていなかったので、比較的入りやすい店で食べることにした。それでも逡巡しつつ、最後に入店したのは鶏肉専門店「鳥めし 鳥藤 場内店」である。
店に入り、空いたカウンター席に座った。席に座ると女将さんが冷水の入った湯呑みと紙おしぼりを持ってきた。
注文したのは「とり竜田揚げ定食」である。ご飯大盛りで注文した。料理を注文すると再びお冷やを飲んで料理ができるのを待つ。
しばらくして料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上にはご飯とスープ、竜田揚げの盛られた皿とお新香が載せられている。
「とり竜田揚げ」は全部で4個皿に載せられていて、キャベツの千切りが盛られ、カットレモンが添えられている。
スープは鶏白湯スープで刻みネギが浮かべられている。
大盛りにしたご飯は丼に盛られているのだが、期待したほど多くは無かった。
お新香は白菜の浅漬けである。
まずは鶏白湯スープを少し飲む。白濁したスープはクリーミーな食感の濃厚な白湯スープである。鶏の旨みが詰まっていて美味しい。
続いてとり竜田揚げに添えられたレモンをたっぷりと絞り、とり竜田揚げを1つご飯の上に載せて、かぶりつく。一口大の大きさのとり竜田揚げは鳥藤秘伝のタレに漬け込んで揚げている。カリッとした食感の衣の中に閉じこめられた鶏肉は、適度に柔らかく、ジューシーで美味しい。
1個の竜田揚げでご飯がかなり進んでしまう。ご飯を節約して食べないと、ご飯があっという間に無くなってしまいそうだ。
2個目は卓上に置かれたゆずぽん酢をかけて食べてみることにした。瓶に青ゆずこしょう味と書かれた土佐高知のゆずぽん酢は、香り高い青ゆず皮とゆず果汁を使用したぽん酢で、ゆずのさわやかな香りにバランスのとれた酸味が絶妙に美味しい。竜田揚げは少し脂っぽい感じがするのだが、このぽん酢をかけると、竜田揚げがサッパリとした味わいになった。
続いて塩をかけて食べてみる。すると塩が鶏の旨みを凝縮するとともに甘みを引き出して、これがまた美味しい。夢中になってかぶりつきながら、ご飯もかき込んでしまったので、ご飯も無くなってしまった。
ここで竜田揚げに添えられたキャベツの千切りを食べる。キャベツの千切りは一口分ほどしかなく、そのまま食べても良かったが、さきほどのぽん酢をかけて食べてしまった。キャベツの千切りを食べてしまうと、お新香の白菜の浅漬けも片付けた。
最後の竜田揚げは何も付けずに、そのまま食べることにした。鶏の旨みを衣の中に封じ込めた竜田揚げは何もつけずとも十分に美味しい。衣の中の鶏肉はボリューミーで食べ応えがある。美味かった。
最後に鶏白湯スープを飲み干して完食。満足したが、もう少しご飯が食べたかった。湯呑みに残ったお冷やを飲み干すと、卓上に置かれた伝票を持って席を立ち、店の奥で代金を払って店を出た。
午後も事務所で仕事に没頭する。これまで仕事が溜まっていて、片付けるのに夜までかかってしまった。
今日は晴れ。今朝は上空一面に青空が広がり、朝日が燦々と降り注いでいる。朝の気温は6℃で風も無く、少し空気が冷たいものの春の朝を思わせる陽気となった。日が昇ってくると次第に南風が強くなってきて、気温も上昇してきた。
気温が上がってくると、鼻がムズムズとする。どうやら花粉が飛んでいるのではないかと感じる。喉もいがらっぽく、眼もショボショボする。今日はマスクが手放せない1日となりそうだ。
日中も晴れたが、雲が次第に増えてきた。強い南風が吹いていて、朝から気温がぐんぐんと上昇し、昼間の最高気温は20℃でかなり暖かくなった。20℃を超えたのは今年初めてとのことである。また、今日は関東でも春一番が吹いたとの報道があった。
今日のお昼は外で食べることにした。職場を出て築地市場内にある魚がし横丁に足を運ぶ。昨日リニューアルオープンした和食屋「和食 かとう」に足を運ぶ。リニューアルされた店は以前と比べてすっきりとしたような店構えになっている。
店内に入る。店の造りは以前と変わらず、奥に厨房があって、右の壁際にカウンター席が9席、左の壁際にカウンター席が8席配されている。卓上には醤油と七味唐辛子、箸、楊枝が置かれている。
席に座ると店員が緑茶の入った湯呑みを運んできた。店員もガラリと変わってしまった。聞けば、以前の店を経営していた女将さんは店を畳んだとのこと。リニューアル後の店は海鮮丼屋「大江戸」が経営をしているとのことで、メニューも以前の定食メニューに加え、海鮮丼や緑茶を飲みながらメニューを眺める。メニューは「定食」「刺身定食」「海鮮丼」「特選御膳」「単品料理」「ドリンク」で構成されている。「定食」と「刺身定食」はどちらもご飯と味噌汁、漬物、小鉢がついているのだが、「刺身定食」の方がやや値段が高めとなっている。「定食」は魚の種類(金目鯛、銀たら、ぶり、さわら、本日の魚)を選び、調理方法(西京焼き、煮魚、照り焼き、塩焼き)を選ぶ。
今回注文したのは「ぶり煮魚定食」とした。ご飯を大盛にするようにお願いした。
料理を注文すると最初にお新香と小鉢が運ばれてきた。
お新香はキュウリとニンジンの浅漬けが2切れずつと沢庵が2切れである。
小鉢はゼンマイの煮付けでニンジンが入っている。
続いて「ブリの煮魚」とご飯、味噌汁が運ばれてきた。
「ブリの煮魚」は甘辛い煮汁で煮つけられたブリの大きな切り身が1切れ皿に載せられていて豆腐が添えられ、九条ネギが散らされている。
ご飯は大盛りで注文したのだが、それほど盛りが良いようには見えない。
味噌汁には油揚げと豆腐、ワカメが入っている。
まずは味噌汁を少し飲む、なかなか具だくさんの味噌汁である。空腹の胃袋に味噌汁が染み渡るのを感じながらご飯を食べる。最初に小鉢に盛られたゼンマイの煮付けでご飯を食べる。程良い味に煮つけられたゼンマイは素朴な味わいでなかなか美味しい。
いよいよブリの煮魚を食べる。ブリの煮魚の煮汁はリニューアル前の和食かとうの煮汁と比べるとだいぶ少ない。あのトロリとした深みのある旨みが感じられた煮汁ではなく、サラサラとした感じの甘辛い煮汁は少し角があって、若い感じのする煮汁である。その煮汁で煮つけられたブリは柔らかく、プリプリとした食感である。箸で崩してご飯の上に載せて口に運ぶ。脂がのっているブリはとろけるような食感でなかなか美味しい。
ブリに添えられた豆腐にはあまり煮汁が染み込んでいない。豆腐を煮汁に浸しながら食べてしまうと、残りのブリと一緒に煮汁をご飯にかけた。お新香を口に放り込みながらご飯をサラサラとかき込む。ご飯の量が少なくなってしまっているが、煮汁も少ないのでちょうどいい。ご飯を食べてしまうと味噌汁を飲み干して完食。もう少し食べたいくらいである。
勘定を済ませて店を出る。代金を払う際に店員からご飯お替わり自由と聞かされてまた来る気になった。というか、そういうことは注文時に言って欲しいところである。いろいろと思うところはあるが、場内には定食屋が少ないので少ない選択肢を更に狭める気にならないので、ここは肯定的に通うしかなさそうだ。
午後は事務所で仕事に没頭する。仕事にキリが着いたところで帰宅することにした。
夜になって風向きが南風から北風に変わると次第に気温が下がってきた。昼間の暖かい空気が溜まっているところに北風が強く吹いて、暖かい空気を蹴散らしているようである。風が冷たく感じられた。
今日は晴れ。今朝は上空に澄み切った青空が広がっていて、次第に空が明るくなってきた。やがて、東の空から朝日が昇ってくると、日射しが燦々と降り注いできた。朝の気温は2℃で冷たい北風が吹いていて凍えるように寒い。昨日の春めいた陽気から一転して本来の季節に戻った感がする陽気である。
日中もよく晴れて上空には雲ひとつ無い青空が広がった。日射しがたっぷりと降り注いでいるものの、昼間の最高気温は10℃と昨日と比べてぐっと冷え込んだ。冷たい北風が強く吹いていて、凍えるような寒さである。空気もカラカラに乾燥していて、マスクが手放せなかった。
今日もお昼を外で食べることにした。気温が低いこともあって、温かいものが食べたいと考えて築地市場内の中華料理屋「ふぢの」で食べることにした。店に入り、入口の券売機で食券を購入すると、空いているカウンター席に腰を下ろした。
席に座ると店員に食券を渡す。注文したのは「五目そば」と「シュウマイ(半分2コ)である。料理を注文するとすぐにお冷やが出された。お冷やを飲みながらしばらく待っていると、最初に「シュウマイ」が運ばれてきた。「シュウマイ」にはマスタードソースが添えられた。
小皿に載せられたシュウマイの脇には千切りキャベツが盛られている。
更に待っていると「五目そば」も出された。
「五目そば」の麺は中細麺で白濁した塩スープに浸かっている。麺の上には茹で玉子が半個分と小エビが2尾、チャーシューが2枚、メンマ、豚肉、ニンジン、白菜、キクラゲ、タケノコが載っている。
まずはラーメンを食べる。最初にスープをレンゲで掬って飲んだ。さまざまな旨味が詰まったスープは濃厚な味わいで美味しい。続いて麺を食べる。麺を食べるとさまざまな具が麺に絡まって口の中にはいってきた。
赤身と脂身のバランスの良いチャーシューは赤身に味が染み込んでいて、柔らかくて美味しい。脂身もとろけるような食感で甘くて美味しい。メンマはよく味が染み込んでいて、塩スープの中でその存在感を発揮している。プリプリとした食感のエビに野菜がシャキシャキとしていてどれも美味しい。
ラーメンを食べながらシュウマイを食べる。何もつけずにそのままシュウマイを食べると口の中で肉汁がほとばしり出た。ジューシーなシュウマイは豚肉の旨味が閉じこめられていて、しかもボリュームがあって美味しい。
シュウマイを食べてしまうとシュウマイに添えられた千切りキャベツはそのままスープに投入してラーメンと一緒に食べる。スープの熱の入ったキャベツは甘みが増し、それが麺や他の具材と絡んで口の中に入ってくる。これも美味い。
麺をあらかた食べ終わったところでスープを飲み干して完食。おなじ場内の中華料理屋「やじ満」の「五目そば」と比較するとかなり見劣りのする五目そばだったが、具の豪華さを除けば、「やじ満」の「五目そば」と同じくらいに美味しかった。
店内もまた混んできた。最後にコップの中に残ったお冷やを飲み干すと店を出る。
午後も事務所で仕事に没頭する。
仕事に目処がついたところで窓の外を眺めると、外は既に暗くなっていた。風は幾分収まっていたが、気温がぐっと下がって冷え込んで来た。
今日は晴れ。今朝は日の出前の暗い空に三日月が明るく輝いていたが、朝日が昇ってくると月は白く輝いて、上空に雲ひとつ無い青空が広がってきた。朝の気温は2℃で冷たい北風が強く吹いていて、気温以上に寒く感じる。ダウンコートを着ていても凍えるような寒さである。
日中も良く晴れたが、午後になって雲が広がってくると、日射しが次第に弱くなってきた。昼間の最高気温は8℃に達しず、強い北風が吹いて寒々しい陽気である。空気は冷たく乾燥していて、肌を刺すような寒さとなった。
今日のお昼は外で食べることにした。場内の魚がし横丁で食べることにしたが、どの店も混んでいるので行列の無い店を探していると喫茶店「センリ軒」が空いていたので店に入ることにした。この店に入るのは実に5年ぶりくらいになる。その時は早朝視察をして、解散した後に暖をとろうとチーズケーキを食べたが、今日はそれ以来の入店となる。
空いているテーブル席に座り、料理を注文する。注文したのは「スペシャルセット」である。「スペシャルセット」はサラダ、トースト、半熟玉子入りシチュー、ドリンクがつく。ドリンクはコーヒーまたは紅茶となっていて、ホットコーヒーを注文することにして、料理と一緒に持ってきてもらうことにした。
料理を注文すると女将さんが湯呑みに入った緑茶を持ってきてくれたので、まずは緑茶で喉を潤す。
まもなくしてホットコーヒーが出された。ホットコーヒーには角砂糖が添えられている。
続いてサラダが運ばれてきた。サラダは小さな器にちぎったレタスに乱切りにしたキュウリ、カットトマトが1切れ盛られていて、フレンチドレッシングがかけられている。サラダには小さなフォークが添えられた。
やがて、シチューとトーストが運ばれてきた。
トーストは厚切りのトーストを4切れにカットし、バターが載せられている。
シチューは半熟玉子が1個入ったホワイトシチューでニンジンとジャガイモが入っている。
まずはコーヒーをブラックですすった。苦みの強いコーヒーは濃くて、胃にどっしりとくるような味わいである。
コーヒーを少し飲むとサラダを食べる。シャキシャキとした野菜はみずみずしくて、空気が乾燥していることも手伝って、美味しく感じられた。フレンチドレッシングが適度な酸味を添えていて、野菜の旨みを引き出しているようである。
続いてトーストを食べる。こんがりときつね色に焼かれたトーストは上に載せられたバターが溶けて美味そうである。分厚いトーストはカリカリとした食感で、香ばしくて美味しい。なかなかボリュームもある。
トーストを食べながらホワイトシチューを食べる。半熟玉子を崩すと中の黄身が溶けだした。旨みたっぷりのシチューには大きなニンジンとジャガイモが入っていてボリュームもあって美味しい。
シチューを食べ終えると、残りのトーストでシチューのソースを拭うようにして食べた。
最後にコーヒーに角砂糖と卓上にあるミルクを入れて飲む。食後のコーヒーはなんともいえず美味い。
コーヒーを飲み干すと、勘定を払って店を出た。
午後は事務所で夜まで仕事に没頭する。窓から冷気が伝わってくるのに気付いて窓の外を見ると、外は既に暗くなっていた。夜になって仕事にキリがついたところで職場を出て帰宅の途につく。
空を見上げると暗い空に星が瞬いている。夜になっても強い北風は止まず、気温もぐっと下がってきて、凍えるような寒さとなった。思わず急ぎ足で家路を急いだ。
今日は晴れ。自宅を出る頃には暗かった空も、通勤電車に乗って職場に到着すると、上空一面に青空が広がっていて、東の空から昇ってくる朝日から降り注がれる陽光が眩しい。今朝の気温は-2℃と冷え込んだ。幸い風は無いものの、空気が冷たく凍えるような寒さである。
日中もよく晴れて、昼間の最高気温は8℃と昨日に比べるとだいぶ気温も上昇したものの、午後になって北風が強く吹き出してかなり寒い1日となった。職場でも暖房が効いているものの、足下から冷気が上がってくる上に、窓から吹き込むスキマ風で室内でも防寒服が手放せなかった。
今日のお昼は気分転換に外で食べることにして、場内の魚がし横丁に足を運ぶ。昨年10月末に一般食堂「江戸川」が閉店した。移転を機に店を閉めて後継者に引き継ぐ予定が、移転延期となって閉店ということになってしまった。その後、店内の改装を経て、寿司店「晶」が5日前に開店した。今日はこの店に入ることにした。
店内は前の一般食堂「江戸川」と広さは変わっていないはずなのだが、心なしか狭く感じられる。白木のカウンターに背の高いカウンター席が設けられたせいだろうか。入り口から見て奥に厨房があり、右手に寿司カウンターがある。寿司カウンター側の壁は青く塗られ、客席側の壁は白く塗られている。寿司カウンターの周囲に12席のカウンター席が配されていて、空いたカウンター席に腰を下ろした。
店内は圧倒的に外人客が多い。ちなみに開店したばかりということもあって、営業も手探り状態とのことで、現在の営業時間は12時30分までとのことである。お昼休みになって店に入ったので、客もピークを過ぎて少しまばらな状態となっていた。
席に座り、料理を注文する。メニューはおきまりの握り寿司セットと海鮮丼で構成されていて、握り寿司のセットは「特上」「上」の2種類、海鮮丼は「六法」「旬」「まぐろ丼」「うに椀(小)」となっている。このうち「六法」は海鮮丼をダシでお茶漬けにするメニューとなっている他、「旬」は海鮮丼となっている。「うに椀(小)」は単品では注文できず、握り寿司のセットまたは丼を注文すると一緒に注文できる。
注文したのは「まぐろ丼」である。ご飯を大盛りで注文することにした。料理を注文すると、飲み物をどうするか聞かれたので、緑茶をお願いした。
まもなく湯呑みに入れられた緑茶が運ばれてきた。卓上には醤油差しと楊枝、小皿、メニューが置かれている。緑茶を飲みながらカウンターの中の板前さんの仕事を眺めた。
料理がカウンターの中から出された。続いてお椀も奥の厨房から運ばれてきた。
「まぐろ丼」は丼に酢飯を盛り、その上に白ごまを散らして本マグロの大トロを5切れと赤身を4切れ載せ、大葉の上に盛ったネギトロを載せておろしわさびをトッピングしている。ちなみに今日のマグロは京都の伊根の本マグロとのことである。
お椀はわかめの味噌汁で刻みネギが浮いている。
さっそく食べる。おろしわさびを醤油小皿に取り、醤油を注いでわさび醤油を作った。続いて味噌汁を少し飲むと、「まぐろ丼」を食べる。「まぐろ丼」に載せられたマグロのネタはどれも大きくて分厚い。まずは大トロをわさび醤油にたっぷりと漬けて、口に運んだ。
たっぷりと脂の載った大トロは白っぽいネタである。口に運ぶと舌触りが滑らかで、厚みがあるので歯応えもあって美味しい。噛みしめると脂が甘く、舌の上で脂が溶けてジューシーな味わいである。これは贅沢である。
赤身は黄身醤油に漬けて、丼に載せている。黄身醤油は卵黄と土佐醤油を合わせた合わせ醤油の一種である。口に運べば、もっちりとした食感にマグロの濃厚な味わいが醤油に旨みに卵黄のコクと甘さが加わった黄身醤油と複雑に絡まって、なんとも味わい深いマグロとなっている。
もう少し、味が濃い方が好きなので、わさび醤油に漬けて再び口に運ぶ。マグロの濃厚な味わいがストレートに味わえるようである。美味い。
ご飯の量に比べてマグロのボリュームの方が多そうである。全てのネタを食べる前にネギトロにわさび醤油を垂らして、ご飯と一緒にかき込んだ。
ネギトロは脂がたっぷりと載っていて、マグロの濃厚な旨みに脂がねっとりとした舌触りで美味しい。これはもう1杯ご飯が欲しいくらいである。
やっぱりご飯の量が少なかった。もう少し欲しいくらいであるが仕方ない。残ったマグロをわさび醤油に漬けて、マグロだけで味わう。トロリとしたマグロの食感を楽しみながら、大トロと赤身の味わいを楽しんだ。最後にマグロの旨みの余韻を楽しみながら、味噌汁を飲み干して完食。美味かった。
緑茶を飲み干し、勘定を済ませて店を出る。
店を出るとまもなく、閉店ということで、店先の料理のメニューが外された。
午後は事務所で仕事に打ち込む。夕方になって仕事にキリを付けると、早々に帰宅することにした。
日が沈むと気温が下がってきた。昼過ぎから吹き始めた北風は強いままで体温を容赦なく奪っていくかのようである。上空には暗い空が広がり、満月から少し欠けた月が明るい光を放っていた。