J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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【閉店】今日のランチ(ぼんじり温玉丼@鳥藤 場内店)

2017年03月27日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は雨のち曇り。昨日降った雨は今朝も降っている。今朝、目が覚めてカーテンを開けると、外は霙混じりの雨が降っていた。朝の気温は2℃で3月下旬の陽気とは思えないくらいの真冬のような寒さである。更に北風が強く吹いて、凍えるように寒い。
昨日、ダウンコートをクリーニングに出すか逡巡して、結局出さなかったのだが、それは正解だった。今日はクリーニングに出さなかったダウンコートを着込んで出勤した。

昼も弱い雨が降って、気温も5℃とかなり寒い陽気となった。強い北風が容赦なく体温を奪っていくかのようである。
そんな天候だが、今日のお昼は外で食べることにして築地市場内の魚がし横丁に足を運んだ。お昼を外で食べることにする時はだいたい、どこで何を食べるか見当をつけて行く。そうしないと時間の浪費になってしまい、短い昼休みで食べて帰ってくることが難しくなるからである。今日はその見当をつけていた店が意外にも混んでいたのであきらめた。

次善の策として店に入ったのは鶏肉専門店「鳥めし 鳥藤 場内店」である。この店の場合は、客の回転が早いので、店の前に何人か入店待ちの客がいても、しばらくすれば入れる。料理の提供も比較的早いので、さっさと食べられるのが良い。


店に入り、空いているカウンター席に座った。席に座るとお冷やの入った小さな湯呑みが出されたので、そのタイミングで料理を注文する。注文したのは「ぼんじり温玉丼」である。ご飯を大盛りで注文した。
料理を注文すると、お冷やを飲みながら料理が出来るのを待つ。しばらくして料理の載ったトレーが運ばれてきた。トレーの上には「ぼんじり温玉丼」と鶏白湯スープ、箸が載せられている。

「ぼんじり温玉丼」はご飯の上に甘辛いタレで味付けをしたぼんじりをたっぷりと載せ、白ごまを振りかけて中央に温玉を載せている。丼の隅には紅ショウガが添えられて、彩りを添えている。


鶏白湯スープには刻みネギが浮いている。


まずはスープを少し飲む。トロンとした食感のスープは鶏の旨みが凝縮されていて美味しい。塩味が鶏の旨みを引き立てているようである。
続いて「ぼんじり温玉丼」をかきこむようにして食べた。ぼんじりとは鶏の尾骨の周囲の肉で鶏の中でもっとも脂が載っている部位の一つである。焼くことで余計な脂が抜けた肉はホロホロとした食感で柔らかく、ジューシーな味わいで美味しい。やや濃いめに味付けされたタレは甘辛く、肉の旨みを引き立てている。

温玉を崩してご飯とぼんじりと軽く混ぜて食べる。玉子の濃い味とぼんじりとが一体となった味は格別で、ご飯がいくらでも進みそうだ。紅ショウガの辛みと食感がアクセントになっている。
時間もないので、ひたすら丼をかき込んだ。丼が空になったところで、スープを飲み干して完食。美味かったが、もう少しご飯の量が欲しいところである。最後にお冷やを飲み干すと席を立ち、伝票を持って店の奥のレジで代金を払って店を出た。

雨は午後になって止んだ。日没直前には青空も見え、気温も8℃まで上昇した。明日は少し暖かくなりそうである。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。日が沈んで北風も止んだが、次第に気温が下がってきて、空気が冷たかった。

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【閉店】今日のランチ(かきのトマトソース@魚河岸トミーナ)

2017年03月24日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は晴れ。今朝は上空に雲が多く浮かんでいるものの、青空もひろがった。ただ、太陽が雲に隠れて日射しが弱々しく感じられる。朝の気温は7℃で風は無く、穏やかな陽気となった。
日中は雲が青空も広がり、日射しがたっぷりと降り注いで気温も上昇した。昼間の最高気温は14℃まで上昇したが、北風がやや強まり、日射しの暖かさよりも風の冷たさの方が感じられる陽気となった。

今日のお昼は外で食べることにした。お昼を食べる前に水神社で安全祈願をした後、イタリアンレストラン「築地魚河岸トミーナ」に入店する。魚がし横丁は一時期の混雑から解放されて、一部の店を除き、どの店も比較的空いている。「築地魚河岸トミーナ」も一時期はかなり混んでいたので、今日のような空き具合は大歓迎だ。もっとも店にとって良いかどうかは話は別だろうが…。


店に入り、空いているカウンター席に座った。注文したのは「かきのトマトソース(アンチョビ入り)」「大盛」である。セットのドリンクはホットコーヒーとし、パスタと同時に持ってきてもらうことにした。築地市場ではカキも今月にはほとんど終わる。悔いの無いように堪能しておきたいところである。
料理を注文するとすぐお冷やが出された。お冷やを飲みながら料理が出来るまでの間、新聞のスクラップを読むことにした。

最初にサラダが出された。器にはちぎったレタスにレッドキャベツ、カットトマトが1切れ、スライスしたキュウリ、ニンジンの千切り、カイワレが載せられていて、サラダには和風ドレッシングがかけられている。


続いてしばらく待っていると、パスタが出された。たっぷりのタマネギの入ったトマトソースに絡められたパスタには大粒のカキが3粒と輪切りにされたオリーブが載せられ、粉バジルがトッピングされて彩りを添えている。


パスタと同時に出されたホットコーヒーにはスティックシュガーが添えられた。

 

最初にサラダを食べる。空気が乾燥しているせいか、みずみずしい野菜はそれだけで十分美味しいが、酸味のあるドレッシングで更に野菜が美味しく感じられる。
サラダを食べてしまうと、続いてパスタを食べる。山盛りに盛られたパスタをフォークで食べるとタマネギとオリーブがソースとともにパスタに絡まって口の中に入ってくる。トマトの酸味に旨み、タマネギの旨み、オリーブの穏やかな味わいが一体となって口の中に広がる。

パスタを食べながらカキも口に運ぶ。プリプリとした食感のカキの中はジューシーでふんわりとした食感である。カキのミルキーな味わいにトマトソースが絡んで、カキの旨みが強調されているかのようである。
カキを楽しみながらパスタをひたすら食べる。以前に「かきの生クリームソース」を食べたが、それを食べたのも既に3年前になってしまった。あの時はあの時で感動ものだったが、今日はそれにも増して美味しいように感じるのは時間のせいだからか。

パスタを食べてしまうとコーヒーを飲む。やさしい苦みのコーヒーは口の中をさっぱりとさせてくれる。
コーヒーを少し飲んだところで砂糖とミルクを入れてコーヒーカップを口に運んだ。甘いコーヒーは少し気分をゆったりとさせてくれる。コーヒーを飲み干してしまうとお冷やも飲み干して席を立った。店の入口脇のレジで代金を精算して店を出た。

午後は職場でひたすら仕事に取り組んだ。気が付くと、外は既に暗くなっていて、気温も下がってきたようである。
仕事にきりを付けたところで職場を後にした。今週は4日間の勤務だったが、かなりしんどい1週間になった。週末はゆっくりと休みたいところである。 

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【閉店】今日のランチ(刺身定食@高はし)

2017年03月14日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は雨のち曇り。上空には厚い雲が一面にかかっていて、昨夜から未明にかけて降り始めた弱い雨は今朝も断続的に降っている。自宅を出たときにはほとんど雨は降っていなかったが、職場に近づくにつれて雨がポツリポツリと降り始めた。朝の気温は6℃で弱い北風が吹いていて、少し肌寒く感じる。
昨日は家に帰れずに、未明になってタクシーで一旦帰宅した。自宅で軽く夕食を済ませると、ひと風呂浴びて仮眠を取った。今朝はいつもと同じ時間に家を出たのだが、あまり寝ていないこともあって、朝の内は頭がぼんやりとしていたが、仕事を始めるとシャンとしてきた。

日中も上空は厚い雲で覆われていて、弱い雨が降っていた。昼間の最高気温は11℃で空気が冷たく、北風が吹いて寒いくらいの陽気である。日中、事務所の外に出るには防寒服が必要な陽気である。
今日のお昼は築地市場内の魚がし横丁で食べることにした。雨が降っているというのに、今日はどの店も比較的混んでいる。その中で今日は久しぶりに和食屋「高はし」に入店することにした。この店に入ったのは3年前の秋のことである。あれから店内は一部リニューアルして少し綺麗になった感じである。


リニューアルしたといっても、厨房やカウンター席の数は以前と同じで、壁や厨房の一部が少し綺麗になった感じである。カウンターテーブルの上には醤油と箸、紙おしぼりが籠に入れられて置かれている。
空いているカウンター席の1つに腰を下ろすと、すぐに湯呑みに入った緑茶が出された。店に入るときに既に注文する料理は決めている。注文したのは「平日限定 刺身定食」である。ご飯を大盛りで注文した。

定食を注文するとすぐに小鉢と醤油小皿が出された。小鉢は切り干し大根に煮た里芋が2つ載せられている。


しばらくして刺身盛とご飯、味噌汁が出された。
刺身盛は日替わりということで、皿の上に大根のツマを盛り、大葉を1枚敷いてその上にマグロの赤身が4切れとヒラマサが2切れ、ホタテ2切れ、トリガイが1切れ置かれ、ワカメとおろしワサビが添えられている。


大盛りにしたご飯は盛りが良い。丼にドーム状にご飯が盛られている。


味噌汁は中にワカメと豆腐、ミツバが入っている。


まずは味噌汁をずずっと飲む。具だくさんの味噌汁はボリュームがあって、食べ応えがある。

続いて小鉢でご飯を食べる。前回、アナゴの量に比べてご飯の量が多かったという教訓から小鉢でご飯をガッツリとかき込んだサトイモの煮付けは薄味で、ホクホクとしていて美味しい。サトイモを片づけてしまうと、切り干し大根をご飯の上に載せて、ご飯をかき込んだ。
続いて刺身を食べる。おろしワサビを醤油小皿に取り、醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。これに刺身をたっぷりと漬けてご飯の上に載せて口に運ぶ。まずはトリガイを箸に取った。弾力のある歯ごたえで、程良く柔らかいトリガイは上品な甘みが美味しい。トリガイを食べてしまうと、今度はホタテを食べる。ちょっと小さめのホタテはミルキーな味わいで柔らかくて美味しい。

貝類に比べるとマグロとヒラマサは身厚で大きなカットである。まずはヒラマサを口に運ぶ。分厚くて大きいヒラマサは脂は少なめでさっぱりとした味わいである。もっちりとした味わいでまったりとした旨みが美味しい。最後にマグロを食べる。もっちりとした食感の赤身は濃厚な味わいで美味しい。
刺身を食べてしまう頃にはご飯もほとんどなくなってしまった。最後に大根のツマとワカメをご飯の上に全部のせて、ワサビ醤油を回し入れると、ご飯をかき込む。結構、お腹もいっぱいになった。満足である。

最後に味噌汁を飲み干して完食。食後にお茶を飲んでいたが、寒かったので、もう1杯お茶を入れてもらって、ゆっくりと食後の余韻を楽しんだ。お茶を飲み干すと、代金を払って店を出る。
先ほどまで降っていた雨は心なしか、少し弱くなったように思える。

午後は再び事務所で仕事に没頭する。雨は午後になって止んだ。夕方になって薄日が射したものの、すぐに日が沈んで空が暗くなると気温も下がってきた。

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【閉店】今日のランチ(並ちらし@鮨勘)

2017年03月06日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇りときどき雨。今朝は上空に薄雲がかかっているものの、雲の向こうから柔らかい日射しが射し込んでいる。朝の気温は8℃で風は無く、湿度が高めで思ったほど寒くない。比較的過ごしやすい陽気である。
朝は薄日が射していてものの、次第に雲が厚くなってきて、午前中には日射しが無くなった。昼間の最高気温は11℃で朝からあまり気温が上がらず、肌寒い陽気となった。

今日のお昼は外で食べることにして、場内の魚がし横丁に足を向ける。この時期は比較的外国人客も少なく、一部の店を除いて比較的空いている時期でもある。今日はその中から久しぶりに海鮮丼を食べにいこうと水神社にもっとも近い建物にある寿司屋「うまい鮨勘 築地市場店」に入店する。


この店は自分が築地市場に異動してきた年に食べに行っただけなので、実に2年ぶりに店に入ったことになる。久しぶりというよりは既に前に何を食べたか忘れているくらいで、自分のブログを見てようやく前回の記憶を辿るのがやっとだったりする。
店に入り、空いているカウンター席に座った。注文する料理は既に決めている。板前さんに声をかけて料理を注文した。注文したのは「並ちらし」である。ご飯を大盛りにしてもらうことにした。

料理を注文すると、湯呑みに入った緑茶をもらった。醤油小皿を1枚取り、お茶を飲みながら待っていると、「並ちらし」がカウンターの中から出された。続いてお椀が運ばれてきた。
「並ちらし」は円筒形の小さな寿司桶に酢飯を盛り、その上に刻み海苔を散らして、マグロとサーモン、タイ、イカ、タコ、玉子を2切れずつ並べ更にボイルしたエビ1尾を半分に切ったものを載せ、更にその上に大葉を1枚敷いてタコとニンジン、キュウリを小さくカットしたものをマヨネーズと混ぜたものを盛り、その上にトビコを盛っている。トビコの脇にはスライスしたキュウリを3枚添え、その脇に桜そぼろ、酢レンコン、椎茸の甘辛煮を添えて、おろし山葵をトッピングしている。


お椀はアオサの味噌汁である。


まずはおしぼりで手を拭いて、再びお茶を一口飲むと、さっそく食べることにした。「並ちらし」を食べる前に味噌汁を少し飲む。味噌汁の塩分が空腹の胃袋に染み渡るのを感じながら、半分くらいの味噌汁をお椀に残すと、「並ちらし」が盛られた寿司桶を手に取った。
醤油小皿におろし山葵を取り、卓上にある2種類の醤油差しの内、昆布醤油を垂らして山葵を溶いて山葵醤油を作った。この山葵醤油に各種ネタを漬けて、ご飯と一緒に口に運んだ。

最初に玉子をそのまま口に運んだ。しっかりとした玉子の歯応えに甘くジューシーな焼き加減で、小さいながらも美味しい。続いてボイルしたエビを箸で持ち上げた。小さいエビを縦半分にカットしているので、更に小さく見える。口に運べば、身が甘くて美味しい。
その他のネタは山葵醤油にたっぷりと漬けて酢飯の上に戻し、酢飯とともにかき込む。まずはタコである。タコはもっちりとした食感で噛めば噛むほどに淡泊な旨みが口の中に広がってくるような味わいである。一方で舌触りが滑らかなイカはしっかりとした歯ごたえで旨みが詰まっているような味わいである。鯛の身は柔らかく、淡泊な味わいで美味しい。

ここで箸休めにスライスしたキュウリを食べて、ちょっと間を入れると、サーモンを山葵醤油に漬けて酢飯とともに口に運ぶ。トロリとした食感のサーモンは脂が載っていて美味しい。最後にマグロを食べる。マグロの赤身はもっちりとした食感で濃厚な味わいがたまらなく美味しい。
ネタを食べてしまうと、残ったご飯をとびこ、桜そぼろ、酢レンコン、椎茸の甘辛煮で食べる。大葉の上に盛られたサラダを大葉にくるんで口の中に放り込むと、残った酢飯を大胆にかき込んだ。口の中でトビコのプチプチとした食感に桜そぼろと椎茸の旨み、酢レンコンのシャキシャキとした食感、桜そぼろの甘みが酢飯と一体となって最後まで楽しめた。

あらためて食べたこの店の海鮮丼のネタは小さくて残念だったが、久しぶりの海鮮丼を楽しめた。並ちらしを食べた後は、味噌汁を飲み干して完食。旨かった。
湯呑みに残った緑茶を飲み干すと、勘定を払って店を出た。

店を出た後、場内にある水神社に足を運ぶ。水神社では毎月6日が例祭となっている。この日は境内に水神社の幟旗がはためき、いつも閉まっている遙拝所の戸が開け放たれて、供え物がされる。


こんな日に参拝しないわけにはいかない。今日はちゃんと手と口を清めてお賽銭を出して、私人として参拝した。水神社を後にすると事務所に戻って午後の仕事に備えた。

午後は職場で仕事に打ち込む。午後になって弱い雨がパラパラと降り始めてくると気温も下がってきた。
雨は夜には上がった。仕事を終えて、帰宅途中に空を見上げると膨らみかけた半月が薄い雲の向こうから明るい光を放っていた。

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【閉店】今日のランチ(ヒレカツサンド@センリ軒)

2017年02月27日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に厚い雲が懸かっていたが、雲の合間から青空も見えてこれから青空が広がってくることが期待できる朝となった。朝の気温は5℃で風も弱く、空気はヒンヤリとしているが、それほど寒くは感じられない。清々しさを感じる朝である。
日中も上空には雲が一面に広がって寒々しい陽気となった。昼間の最高気温は9℃で風は無いのがせめてもの救いである。空気がヒンヤリとしているものの、湿度があるせいか、それほど寒くは無かった。

今日のお昼は外で食べることにして、場内の魚がし横丁に足を運んだ。先日、「スペシャルセット」を食べた喫茶店「センリ軒」の「ヒレカツサンド」が食べたくなって、喫茶店「センリ軒」の扉を開けた。今日はテーブル席が混んでいたので、奥のカウンター席に座ることにした。


席に座ると料理を注文する。「ヒレカツサンド」だけではお腹が満たされないので、先日注文した「スペシャルセット」のトーストをヒレカツサンドに変更してもらうことにして「ヒレカツサンド」の「スペシャルセット」を注文する。セットのドリンクはホットコーヒーを注文することにして料理を一緒に持ってきてもらうことにした。
料理を注文すると女将さんが湯呑みに入った緑茶を持ってきてくれたので、緑茶で手のひらを暖めながら、喉を潤した。

まもなくしてホットコーヒーが出された。ホットコーヒーには角砂糖とティースプーンが添えられている。


続いてサラダが出された。サラダはちぎったレタスに乱切りしたキュウリ、厚めにスライスされたトマトが1切れ盛られていて、フレンチドレッシングがかけられている。サラダにはミニフォークが添えられた。


ややしばらくしてホワイトシチューが出された。ホワイトシチューには半熟玉子が1個とジャガイモ、ニンジンが入っていて、スプーンが射してある。女将さんにお好みでテーブル胡椒を勧められた。


最後にヒレカツサンドが出された。6個にカットされたヒレカツサンドは厚切りのトーストにヒレカツをサンドしている。


まずはコーヒーをブラックのまま少し飲んだ。今日のコーヒーはすっきりとした苦みのコーヒーで飲みやすい。空腹の胃袋が悲鳴をあげているので、コーヒーをゆっくりと味わう間もなく、まずはサラダを食べる。
今日も空気が乾燥していることもあって、生野菜が美味しい。この店のサラダは乱切りにされたキュウリが歯ごたえがあって存在感を示している。トマトも厚みがあってジューシーで美味しい。

続いてヒレカツサンドを1つ手に取った。この店では市場内で忙しく働いている人のために一口大にカットされていて食べやすい。


マスタードを塗った厚めのトーストでサンドされた分厚いヒレカツは脂身の無い肉質系のカツで、ボリュームがある。衣は薄くソースが染み込んでいて、マスタードの刺激的な辛さとさっぱりとしていながら濃厚なソースの組み合わせが肉の旨みを引き立てている。


ヒレカツサンドを食べながらホワイトシチューも食べる。今回はコショウを勧められたので、試しに胡椒を振ってホワイトシチューを食べることにした。ホワイトシチューはソースがミルキーで甘く、よく煮込まれたジャガイモとニンジンの甘さが加わって優しい美味しさである。これに胡椒を振りかけて食べると、一変して甘いホワイトシチューにガツンとした味わいが加わり、なかなか刺激的な味わいになる。これはヤミツキになりそうである。

ホワイトシチューに入っているニンジンとジャガイモは具が大きくてボリュームがある。なかなか美味しい。途中で半熟玉子を崩して、ホワイトシチューに混ぜる。黄色い黄身がホワイトシチューに流れ込み、それに胡椒が加わって、スパイシーながら玉子の濃厚なコクが加わって、重層感のある美味しさである。
ホワイトシチューをあらかた食べ終わるとヒレカツでホワイトシチューの皿に付いたソースを拭って食べる。食べ終わってみると、なかなかボリュームがあって、美味しかった。

食後にカップに残ったコーヒーを飲んでしばらく余韻を楽しむ。コーヒーに角砂糖を入れ、ミルクを注いで飲んでいると、ケーキも食べたくなってしまいそうだが、そこはぐっと抑えてコーヒーを飲み干した。
もう一杯の緑茶をもらい、それも飲み干すと勘定を払って店を出た。

午後仕事をしていると、次第に窓の外が明るくなってきたことに気づいた。上空には南に大きな雲が浮かんでいるものの青空が広がってきた。日射しも出てきたが、既に陽は傾いてきている。東寄りの風が吹いてくると気温も下がってきた。
夜になって北風が吹いてくると、ぐっと寒くなった。 

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