今日は晴れのち曇り。昨夜は夜更かしをしてしまい、更に目覚まし時計をセットせずに寝てしまったこともあって、目が覚めたのは10時過ぎだった。といっても一旦8時くらいに起床したのだが、二度寝をしてしまったのでこの時間になってしまったのである。
カーテンを開けると眩しいばかりに陽光が室内に流れ込んできた。窓の外を見ると、上空には青空が広がっていて、所々に薄い雲が広がっているものの、強い日射しが燦々と降り注いでいる。南よりの風が吹いていて、風で時折、団地の前庭の木々の枝が揺れていた。
午後になって、次第に薄い雲が広がってきて、日射しが弱くなってきた。昼間の最高気温は26℃で、夏日となった。湿度が高めで、少しムシムシとした陽気である。雲は多いが、薄日が射していて、団地の前庭の木々の影がうっすらと見える。新緑が濃くて、どこかに出かけたい気分になる空模様である。
今日は自宅でやることがあって、日中は部屋に籠もって作業をする。その後、自宅のデスクトップパソコンを起動した。
以前から、自宅のデスクトップパソコンの光学ドライブの転送が遅くなっていることに悩まされてきた。過去に写真データをバックアップするために使用したDVD-Rのファイルを検索するのに平気で1時間から2時間かかる。DVD-Rのファイルを全てHDDにコピーするのに半日くらいかかることもあった。
パソコンの光学ドライブはSATA接続なのだが、いろいろと調べてみると、PIOモードになっているのではないかと考えた。しかし、デバイスマネージャーを起動しても[IDE ATA/ATAPI コントローラ]と表示されているツリーが出てこない。
対処方法が分からず、パソコンの製造元であるエプソンダイレクトのテクニカルセンターに問い合わせてみた。しかし、PIO モードやDMA モードなど転送モードを切り替える設定がUEFI やデバイスマネージャーに存在しないため、転送モードを変更することはできかねるとのこと。
得られた回答は、①完全シャットダウンの実行、②常駐アプリを一時的に無効にする、③システムの復元である。しかし、これらの動作を行っても状況は改善しなかった。
いろいろとググって見ていたところ、ついに、それらしい情報がみつかった。そもそもWindowsでは「DMAモードで6回エラーが出たらPIOモードにする」になってるらしく、この仕様をレジストリキーを追加する(または修正する)ことで、WindowsにHDDの転送モードを再認識させ、かつ6回連続で転送失敗しない限りPIOに変更しないように設定変更することができるとのこと。
ただし、レジストリを変更するので、自己責任でやることになる。変更の仕方は以下の通り。
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HKEY_LOCAL_MACHINE
└SYSTEM
└CurrentControlSet
└Control
└Class
└{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}
└
プライマリーなら 0001(または0003)
セカンダリーなら 0002(または0004)
└ResetErrorCountersOnSuccess
└MasterDeviceTimingModeAllowed
マスター接続の場合。
スレーブならSlaveDeviceTimingModeAllowed
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ResetErrorCountersOnSuccess
→DWORD 値を「1」にする。なければ新規で作成する。
MasterDeviceTimingModeAllowed
→DWORD 値を「ffffffff」とする。
この修正を行なうと、「DMAによる転送が6回連続で失敗したらPIOに変更する」という動作に変更されるとのこと。
実際にレジストリエディタを起動して、レジストリを調べてみると、「ResetErrorCountersOnSuccess」と「MasterDeviceTimingModeAllowed」の項目が無かったので、新規に作成してDWORD 値を設定した。
レジストリエディタを終了し、パソコンを再起動してから、DVD-Rを読み込んでみる。すると、劇的にDVD-Rの中のファイルにアクセスする時間が短くなった。これは感激である。
とはいえ、また「DMAによる転送が6回連続で失敗したらPIOに変更する」可能性があるわけで、その場合はまたレジストリをいじれば良いのか判断に苦しむところであるが、当面は光学ドライブをストレスフリーで使うことができそうである。
夜になって次第に気温が下がってきた。湿った空気が涼しく感じられた。