今日は晴れ。カーテンの隙間から漏れてくる日射しに気が付いて、目が覚めたのは10時過ぎだった。一旦は9時に起床したのだが、心地よい眠気に二度寝をしてしまったらしい。既に窓の外は明るくなっていて、日射しが燦々と降り注いでいる。団地の前庭の木々の緑が鮮やかで、風に枝が揺れていた。
窓から空を見上げると、うっすらと白くガスがかかったような青空が広がっていて、強い日射しが降り注いでいる。西の彼方に霞のような雲が浮かんでいるのが見えた。空全体が太陽の光で輝いているようだ。ベランダに出てみると強い日光が熱いほどに感じられる。空気は比較的乾燥していて、強く吹く南よりの風が涼しかった。
日中は少し雲が増えてきて、時折日が陰る時間帯も増えてきたものの、上空は晴れて青空が見えている。昼間の最高気温は29℃で、2日連続の夏日となった。空気が乾燥していて、強く吹く南よりの風が涼しく感じられるものの、日射しが熱くて、体を動かすと汗ばむような陽気である。
今日もベランダから鳥の撮影に取り組む。この時期は、前庭の木々は葉が生い茂って鳥の姿を隠してしまう。こういう時は、とにかく待つしか無い。鳥が飛んでくるのを見つけて、その付近を探すと、木々の茂みの中に鳥を見つけることがあるが、なかなか難しい。逆に飛んできた鳥が茂みの中から再び飛び出すのを、ひたすら待ってみる。すると、しばらくして、オナガが木の茂みから飛び出してきた。
更に鳥の姿を探し求めて目を凝らしていると、ドバトが飛んできて木々の枝に止まった。ドバトが飛び立つ瞬間をひたすら待つ。ドバトが動き出す瞬間を捉えて、夢中でシャッターを切った。
1日の内、比較的涼しい午前中に鳥が飛んでくることが分かった。日中の暑い時間帯は、木陰で休んでいるか、エサを探しているのを見かける。芝生の上ではドバトが羽を広げて日光浴をしている。
ドバトから視線を転じると、スズメがエサを探して歩いていた。ムクドリやドバト、スズメはよく地上を歩き回ってエサを探している。地上を歩き回っている鳥は撮りやすいが、やはり羽を伸ばして滑空しているところが撮りたい。もっとも鳥はいつ飛び立つか分からないので、これもまた、じっと待つしかない。スズメが何かに驚いたか、飛び立つのを何とかファインダーに収めた。
よく見ると、ムクドリも何羽か歩いていて、盛んに虫をついばんでいる。ムクドリの1羽が飛び立つと、他の鳥も飛び立っていった。
鳥の飛び方も、見ていると面白い。オナガが左上に飛び立つと思ってカメラを構えていると、飛び立った直後に反転して右上に飛んで行ってしまった。なかなか器用である。鳥撮影は奥が深い。鳥の習性もよく勉強しないと、なかなか良い写真は撮れない。
夕方になって北よりの風が吹いてくると、気温が下がってきた。
夜、ゴミを出すために外に出る。空を見上げると、上空には薄い雲が広がっていて、暗い空が透けて見える。雲の合間から星が瞬いていた。