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プリンセスミヤビ@都庁

2022年03月23日 | 植物


今日は曇りときどき晴れまたは雨。今朝は上空に薄藍の空に薄い雲が所々に広がっていて、南の空に浮かぶ月が朧に光っていた。東の空にはやや厚い雲が広がっているが、その一角がピンク色に染まっていて、明るくなっている。今朝は冷え込みが強まって、気温は0℃をわずかに下回り、16日ぶりの冬日となった。路面は一部乾いているが、大部分は濡れていてその上を渡ってくる西よりの風が身を切るように寒い。近くの畑には一面霜が降りていた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。春分の日を過ぎて、だいぶ日の出が早くなってきたこともあり、カーテンを開けて照明を消した部屋が薄明るい。今日もまだ寒いとの天気予報にダウンコートを着て出勤する。日野駅から電車に乗って新宿に到着すると、既に日の出の時刻を迎えていて、東の空には太陽が昇ってきていた。薄い雲の向こうから日射しが降り注いで、街が明るくなっている。職場に着いて西の窓から外を見渡すと、東京の市街地の上空にはガス状の雲がかかっていて、見通しが悪かった。

職場に行く前に都庁の前を通りかかった。高架道路の植え込みにはプリンセスミヤビというバラ科の木が植えられている。平成5年6月9日の皇太子と雅子様のご成婚記念に新種のサクラの木を名称登録したという花は緋寒桜(ヒガンザクラ)と大島系の山桜との自然交配種と推定されるサクラとのこと。


一見するとサクラのように見えるその花は、ピンクの花びらに濃い筋が入り、やや下向きに咲いているものの、芯が強くて上品な印象である。まだつぼみの状態の花もあるが、中輪の紅の花をつけていた。


一方、ソメイヨシノの方はまだ蕾が多いものの、花が開いてきた。
これから暖かくなってくれば、今月末にでも見頃を迎えるだろう。


午前中は上空に薄い雲が広がって、薄日が射してきた。西の窓からは市街地の先に見える山々の稜線が薄く見えて、白く冠雪した富士山がうっすらと見えた。しかし、昼前から次第に雲が増えてきて、お昼は上空に雲が一面に広がる曇りの空模様となった。上空には薄い雲が広がって日射しもなく、日中も空気が冷たく感じられる。日中の最高気温は11℃と昨日よりも大幅に高いものの、乾いた北よりの風が吹いていて冬の寒さである。
日が沈むと、急速に空が暗くなってきた。今日、経済産業省は東電管内の電力需給ひっ迫警報を午前11時に解除したこともあって、昨夜よりも街が明るく見えるのは気のせいか。

夜になって雨がパラパラと降ってきた。


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