今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い薄藍の空が広がっていて、南の空には下弦の月が浮かんでいる。東の空は白い光に照らされていて、地平線付近は赤紫色に染まっていた。
今朝の気温は3℃で、弱い西よりの風が吹いている。ヒンヤリとした風がスースーと抜けていって、薄手のコートでは少し肌寒いくらいの陽気である。上空にはヒヨドリが飛び交っていて、朝から賑やかである。冷たい空気が凛と感じられて、姿勢が正されるような朝となった。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。日野駅から乗った電車は、こころなしか空いていて、車内を風が通り抜けて少し寒い。電車が新宿駅に到着すると、職場に向かった。
3月も下旬になって、スキーツアーに向かう学生もだいぶ減ってきたように思われる。職場に着いて窓から外を見渡すと、東京の市街地の先には山々の稜線が霞んで見える。東の空高く朝日が昇っていて、眩しいくらいに思われた。
日中は晴れて、上空には雲はひとつも無いものの、少し霞がかったような青空が広がった。昼間の最高気温は18℃で湿度が低く、昼から東よりの風が吹いている。風が冷たいものの、柔らかい日射しがたっぷりと降り注ぎ、春本番の暖かい陽気となった。
昨日の陽気で、サクラの花がほころび始めてきた。
東京都庁の2つの庁舎の間にある「ふれあいモール」を囲むように植わっているソメイヨシノはまだ蕾が多かったが、一部、淡いピンク色の花をつけている。
サクラの木にスズメがとまっていた。
プリンセスミヤビをバックに見ると、ソメイヨシノの花がいっそう際立って見えた。
夕方、日が傾いてくると、次第に上空は澄んできたものの、西の空によどんだ澱のような雲が広がっていて、雲に隠れた夕日で雲の上がオレンジ色に染まっている。やがて、日が沈むと空が急速に暗くなってきた。
午後は夜まで仕事をした後、帰宅の途につく。新宿駅から乗った中央線快速電車は混んではいなかったが、今日もなかなか座れなかった。電車が通勤快速電車の待合せのために国分寺駅に着いたところで、座ることが出来た。
電車が日野駅に到着すると、改札を抜けて家路を急ぐ。夜になって、東の方から雲が広がってきた。