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今日は曇りのち雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は19℃で、弱い西よりの風が吹いている。湿度が高くて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられた。
今日は夏休消化のため1日休み。これで今年の夏休みは全て消化したことになるのだが、残念ながら緊急事態宣言発令下で、結局どこに行くことも無く、費消してしまった。今日も特に予定も無いので、自宅でゆっくりと過ごすことにした。とはいえ、週末のように昼近くまで寝ていると、1日が短く感じられるので、午前7時くらいに起床すると、湯を沸かしてコーヒーを淹れた。玄関ポストに投函された朝刊を開きながら簡単に朝食を摂る。
8時を過ぎると、雲が切れて青空が広がってきた。日が射して来て、空が明るくなっている。団地の前庭の木々の影が芝に落ちて、濃い緑が目に飛び込んできた。木々の葉が少し黄色く色づいてきて、秋の気配が日に日に濃くなっていくのを感じる。
日が射したのはほんの1時間ほどで、再び雲が広がってくると、日が陰ってきた。昼前から南よりの風が吹いてくると、次第に雲の厚みが増してきた。日中は曇りで、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は24℃で、夏日から解放されたものの、湿度が高くて蒸し暑い。
お昼を外に食べに行くことにした。自宅を出ると、日野駅から電車に乗って立川駅に向かう。外に出てみると風が涼しく感じられたが、歩き出して少し時間が経過すると、汗だくになってしまった。
立川駅に到着すると、駅北口に出た。以前、立川駅の近くでもらった本格アジアン料理レストラン「アジアティーク 立川店」のチラシが手元にあり、割引クーポンも付いているので、今日はこの店に行くことにした。店は立川駅北口にある商業施設「フロム中武」の1階にある。
店の入口に入ると、左手にアルコール消毒液を噴霧する機械があるので、ここで手指を消毒すると店の中に入った。店内は入口から見て左手奥に厨房が有り、その正面にカウンター席が8席直線上に配されている他、厨房の周囲に4人掛けのテーブル席が9卓と2人掛けのテーブル席が14卓配されている。出てきた店員に案内されて2人掛けのテーブル席に案内された。
席に座るとお冷やとランチサラダが出された。卓上にはスプーンとフォーク、箸、紙おしぼりの入った籠が置かれている他、紙ナプキン、楊枝があり、メニュー立てには各種メニューが立てられていて、ランチメニューだけが卓上に置かれている。ちなみにメニュー立てに立てられたメニューはグランドメニュー、ドリンクメニュー、ビリヤニメニュー、スペシャルランプメニューである。
お冷やを飲みながらランチメニューを眺める。
メニューを開いた。最初の見開きは各種サイドメニューとアジアティークスペシャルドリンクセットとなっている。
次の見開きはタイ料理のランチとインド料理のランチである。
次の見開きはランチバイキングの紹介とタンドリーチキンや各種鉄板料理が掲載されている。ランチバイキングは「『コロナウィルス』終息までの間、中止とさせて頂きます」とのシールが貼られている。
裏表紙は各種デザートメニューとなっている。
店員を呼んで料理を注文する。注文したのはインド料理のランチのページに掲載されている「スペシャルセット」である。このセットは好きなカレーが2種類とナン、ライス、サラダ、BBQ、ドリンクが付いている。ちなみにナンとライスはお替わり自由となっている。カレーはページの中段に8種類のカレーが掲載されている。ちなみに本日の日替わりカレーは「おくら&チキンカレー」とのこと。選んだのはチキンカレーとベジタブルカレーである。
カレーの辛さを聞かれる。「甘口」「中辛」「辛口」「大辛」「激辛」とあり、通常は「中辛」となっている。そこで、「中辛」した。ドリンクはマンゴーラッシーとした。
料理を注文すると、最初にマンゴーラッシーが運ばれてきた。円筒のようなガラスのコップに注がれたマンゴーラッシーはコップの下にヨーグルトが入っていて、その上にマンゴージュースが注がれている。マンゴーラッシーのグラスには氷が浮かべられていて、ストローが挿してあった。
続いて料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。
さっそく紙ナプキンを1枚取り、籠の中からスプーンとフォーク、箸、紙おしぼりを1つずつ取り出した。紙おしぼりで手を拭き、最初にマンゴーラッシーを少し飲む。
濃厚なヨーグルトドリンクの爽やかな味わいの後からマンゴーのフルーティーな甘さが重なるようにして口の中に広がる。冷たくて美味しい。空腹の胃袋に染み渡るような味わいである。
ストローから口を離すと、箸を取ってサラダを食べることにした。サラダはちぎったレタスにカイワレが散らされていて、コーンがトッピングしてあり、鮮やかなオレンジ色のニンジンのドレッシングがかけられている。
野菜はみずみずしくて美味しい。ニンジンのドレッシングの甘さが野菜に染み渡っていて、レタスのシャキシャキ食感に、カイワレの食感とコーンの甘さがアクセントになっている。なかなかボリュームもあって、食べ応えがあった。サラダを満喫したところで、いよいよカレーを食べることにする。まずはナンである。
大きなナンは厚みがあって、表面にバターが塗られている。ナンの載った金属製の皿にはナイフが添えられていた。
ナンをちぎって口に運ぶ。もっちりとした食感の生地は、ほのかに甘くて美味しい。バターの甘い香りが鼻腔に広がって、胃袋を刺激する。厚みのあるナンは歯応えがあって、しかもかなりのボリュームである。
ナンを食べながらBBQを食べる。BBQはカレー粉を塗って焼いた骨無しの鶏肉である。
鶏肉にかぶりついた。鶏肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。香ばしい風味にカレーの風味が食欲をあおり立てる。鶏肉を堪能しながら、ナンを頬張る。交互に食べていたが、だんだんと顎が疲れてきた。鶏肉が半分くらいになったところで、今度はカレーを食べることにする。
最初に食べることにしたのはチキンカレーである。金属製の器の中に入っているチキンカレーはカレールーの中に一口大の鶏肉が2個入っていて、生クリームを垂らし、刻みネギと生姜がトッピングしてある。
まずは鶏肉を箸で持ち上げて口に運んだ。先ほどのBBQとはまた異なった味わいで美味しい。脂身の無い鶏肉は柔らかくジューシーで、チキンの淡泊な味わいにカレールーの辛さが絡む。中辛のカレーはスパイシーで、舌の上がピリピリとするような辛さである。鶏肉を頬張りながらナンを食べる。
鶏肉が無くなると、カレーにナンを浸して口に運んだ。これがまた美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感に生姜の清涼感が加わって、カレーにアクセントを与えている。ナンの生地の甘さにカレーの辛さが合わさって、胃袋を刺激した。あっという間にナンが無くなってしまった。残ったカレーの器にはライスを投入することにした。
ライスは白米で、カレーと同じ大きさの金属製の器に盛られている。
ライスをカレーとスプーンで適当に混ぜて口に運んだ。やや固めに炊かれたライスはカレーをまとって口の中に入ってくる。口の中に入ってくると、米粒がパラパラとほどけるように口の中に広がった。弾力のある歯応えにカレーのルーが絡む。辛くて美味しい。一気にライスをかき込むと、お冷やを飲んだ。
店員を呼んでライスとナンをお替わりする。最初にライスが運ばれてきた。
お碗に盛られたライスは、1杯目のライスと比べて2倍くらいの分量がある。さては店の人に沢山食べる客だと認定されてしまったか。
ナンも運ばれてきた。1枚目のナンと比べてひと回りくらい大きい。
このナンとライスで残ったベジタブルカレーをどう攻略するか、戦略の練り直しが求められる。
まずはナンをちぎって口に運んだ。熱々のナンはもっちりとしていて、まるで餅を食べているような食感である。焦げ目が香ばしく、バターの芳醇な香りが鼻腔に広がった。まずはBBQの鶏肉にかぶりつきながらナンを食べる。鶏肉をナイフで小さく切り、それをちぎったナンでくるむようにして口に運んだ。BBQの鶏肉が無くなると、金属製の器にカレーが絡んだようなBBQの鶏肉の肉汁が溜まっている。これをナンで拭き取るようにして食べてしまった。
更に、チキンカレーの器に残ったカレールーをちぎったナンで拭き取るようにして食べる。金属製の器が綺麗になったところで、ベジタブルカレーを食べることにした。
ベジタブルカレーには皮付じゃがいもと皮付きのニンジン、マッシュルーム、ブロッコリー、たっぷりのインゲンが入っていて、チキンカレーと同様に生クリームを垂らし、刻みネギと生姜が添えられている。
ベジタブルカレーの中に入っている野菜をナンでくるむようにして口に運んだ。皮付ジャガイモはホクホクとしていて甘く、カレーが絡んで食べ応えのある味わいである。ベジタブルカレーはチキンカレーよりも辛く、口の中でカプサイシンが暴れまくっているように辛くて美味しい。皮付きのニンジンは甘くて美味しい。ニンジンの果肉は舌の上で崩れ去るような食感だが、皮がそれを押しとどめている。カレーの辛さが加わって存在感がある。
ベジタブルカレーの野菜がだいぶ無くなってきたところで、カレールーをライスにかけた。スプーンでカレールーとライスをかき混ぜるようにして食べる。野菜の分が減ったにもかかわらず、ライスとカレーが適度に絡むほどにカレールーが残っていた。辛口のカレーでライスをひたすら食べる。だんだんとお腹も膨れてきた。
ライスが無くなったところで、ライスのお碗とベジタブルカレーの入っていた金属製の器に残ったカレールーをナンで拭き取るようにして食べる。なんとかナンを片付ける頃には、お碗と金属製のカレーの器も綺麗になった。
最後に食後のデザート代わりにマンゴーラッシーを飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。コップに残った冷水も飲み干すと、身支度をして席を立った。卓上に置かれた伝票を持って、店の入口脇にあるレジに進む。
手元にあったチラシを出して、料金の割引をしてもらうと、クレジットカードで代金を支払った。かなりお腹もツライ。少々食べ過ぎたようである。
立川駅から豊田駅に電車で移動すると、豊田駅前のイオンモール多摩平の森で買物をして帰宅の途についた。夕方5時くらいになって弱い霧雨のような雨が降り始めた。昼間よりも少しは気温が下がってきたものの、湿度が高くて空気がシメシメとする。ちょっと不快な陽気である。
豊田駅から電車に乗って隣駅の日野駅に向かう。ちょうど夕方のラッシュ時間帯にぶつかってしまったようだ。車内のシートは全て埋まっていて、吊革に掴まっている客もいた。日野駅に到着すると、少し雨が弱まってきたようである。急ぎ足で自宅に向かった。
夜になって雨は降ったり止んだりの空模様となったが、次第に雨脚が強まってきたようである。