今日は雨ときどき止む。枕元の目覚まし時計代わりにしている携帯電話のアラームが鳴って、起床したのは9時である。カーテンを開けて窓の外を見ると、本降りの雨がシトシトと降っている。風が無く、雨粒が垂直に落ちていた。窓を開けると、濡れた空気が涼しく感じられる。団地の前庭を2羽のカモが散歩をしていた。
午前中にノートパソコン「Panasonic CF-LV7」を起動すると、Windows Updateを促す画面が表示されたので、表示をよく見もせずに「ダウンロードしてインストール」と書かれたボタンを押してしまった。その後に表示されたソフトウェアライセンス条項に同意してインストールボタンを押す。始まったのはWindows10のアップデートではなく、Windows10からWindows11へのアップグレードだった。
いずれはWindows11にアップグレードしなくてはいけないと思ってはいたものの、インストールしていたセキュリティソフトをWindows11に対応したものに買い換えなくてはならず、それを面倒に感じて先に延ばしていた。画面の表示をよく見もせずにボタンをクリックしてしまったのが原因ではあるが、こうなったら、セキュリティソフトも更新しなければならない。
インストールが終わると、モバイルノートパソコン「Panasonic CF-QV9」のWindows11へのアップグレードへの対応を思い出しながら、不要なソフトをアンインストールしていく。Windowsの壁紙は気に入らなかったので、Epson Directの壁紙をダウンロードして、当面使うことにした。その後、タスクバーの設定を行った。
さて、このパソコンにはWindowsユーティリティソフト「Back to XP/7 for 10(マグノリア)」がインストールされている。このソフトはWindows10のスタートメニューをWindows XP のような使い勝手と インターフェース に 近づける ユーティリティソフトである。これまではスタートメニューをカスタマイズして「WindowsVista/7風」を選んで使用していた。
メーカーのホームページを見ると、Windows11では「動作OK(ただしWindows 11とBack to XP/7のメニューの両方が表示される)」と表示されており、実際にどういう画面になるか不安だった。
実際インストールしてみると、タスクバーの左端に「WindowsVista/7風」のスタートボタンが表示されていて、中央にWindows11のスタートボタンとショートカットメニューが並んでいる。
ではWindows11のスタートボタンを左に寄せてみるとどうなるか。やってみた結果は、Windows11のスタートボタンの上に「WindowsVista/7風」のスタートボタンが重なるように表示されている。
ここは好みだが、Windows11のスタートボタンとショートカットメニューを中央に表示させて、2つのスタートメニューを使い分けることにした。というのも「Back to XP/7 for 10(マグノリア)」の「WindowsVista/7風」のスタートメニューは全てのアプリが表示されない。例えば、カメラや電卓といったアプリは「Back to XP/7 for 10(マグノリア)」の「WindowsVista/7風」のスタートメニューには表示されなかったのである。
「Back to XP/7 for 10(マグノリア)」の「WindowsVista/7風」のスタートメニューに表示されないアプリをWindows11のスタートボタンから起動することで、WindowsVistaの使い勝手を残しつつ、Windows11の利便性も確保できる。少しは使いやすくなったような気がした。
日中は雨ときどき止む。昼間の気温は22℃で、弱い東よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、音も無く、再び雨が降り出していた。シメシメとした風は涼しく感じられるが、ムシムシとしていて不快な陽気である。木々の茂みの中から鳥のさえずりが聞こえてきた。
今日は暦の上ではの入梅である。気象庁が梅雨入り宣言を出した木曜日に比べて、今日の陽気の方がずっと梅雨入りっぽく思える。団地の前庭の木々の枝葉がしっとりと濡れて、自身の重みに耐えかねてしなだれているように見えた。
午後はソースネクスト社のHPにアクセスして、Windows11対応のZEROスーパーセキュリティを追加購入する。これまでに貯めたポイントと月初めに配信されていたクーポンを使用してかなり安価に購入することが出来た。これをインストールして今日の作業を終える。
夜、ゴミを出すために外に出た。上空には厚い雲が広がっているが、雨は止んでいた。路面はしっとりと濡れていて、所々に大きな水たまりが出来ている。水分をたっぷりと含んだ空気が重く、湿った風が涼しいものの、少し蒸すように感じられた。