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今日は曇りのち晴れ。今朝は上空にどんよりとした厚い雲が広がっていて、暗い朝となった。今朝の気温は17℃で、北西から風が吹いている。昨日降った雨で路面はしっとりと濡れているが、所々乾き始めていた。湿った風がヒンヤリと感じられて涼しく感じられるものの、少々不快な陽気である。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。団地の前庭の茂みからは虫の音が聞こえているが、鳥の姿もなく、静かな朝である。日野駅から電車に乗って新宿に向かう。都心では昨日降った雨で濡れた路面がだいぶ乾き始めていた。
午前中に雲が切れて青空が広がってくると、日射しが降り注いで、空が明るくなってきた。日中は上空にちぎれたような綿雲がいくつも浮かんでいるものの、青空が広がって心地よい秋の日射しが降り注いでいる。午後から南よりの風が吹いてきて、昼間の最高気温は25℃を少し下回るくらいまで上昇した。湿度が高めで、少しムシムシとする。しかし、風が心地よく、過ごしやすい陽気となった。
仕事をしていて、ふと気付くと、既に窓の外は暗くなっていた。夜になって、職場も閑散としている。頭も疲れたので、適当なところで仕事を切り上げると、帰宅することにした。
時計を見ると、午後7時近くにはなっていたが、このまま帰ると、帰宅ラッシュに巻き込まれそうだ。そこで、久しぶりに糖分補給と気分転換を兼ねて、お茶をしていくことにした。久しぶりに新宿NSビルの中にあるカフェ「タリーズコーヒー 新宿NSビルアネックス店」に入店する。
店の奥のテーブル席を確保すると、入口脇のレジ脇の隣にあるショーケースの中を覗き込んだ。注文することにしたのは今月8日に発売になった「ミルクレープ ブリュレ」である。レジに進んで、併せてドリンクを注文する。ドリンクは「ティーリスタ アールグレイロイヤル」のトールサイズとした。
代金をタリーズカードで支払うと、店の中程にあるカウンターでドリンクとケーキの載ったトレーを受け取った。更に冷水を注いだ紙コップをもらと、確保したテーブル席に戻る。
最初に紙おしぼりで手を拭くと、「ティーリスタ アールグレイロイヤル」を飲むことにした。プラスチックカップに注がれた「ティーリスタ アールグレイロイヤル」はフローズンのロイヤルミルクティーである。ホイップクリームがたっぷりと載せられている。
ストローを挿して「ティーリスタ アールグレイロイヤル」を飲む。勢いよく吸い込むと、ミルキーな甘さの氷の粒が口の中に飛び込んでくる。華やかなアールグレイの香りと風味が鼻腔に広がり、なんとも贅沢な気分になった。少し「ティーリスタ アールグレイロイヤル」を飲んだ後に、スプーンでトッピングしたホイップクリームを掬って口に運ぶ。ふんわりとしたホイップクリームが優しくミルキーな甘さで美味しい。
「ティーリスタ アールグレイロイヤル」を少し楽しんだところで、ケーキを食べることにする。
「ミルクレープ ブリュレ」はスポンジ生地の上にカラメルとカスタードクリームをクレープ生地で重ねたケーキである。表面にカラメルが塗られている。
ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。舌触りなめらかな口あたりのカスタードクリームはコクがあって、上品な味わいである。ほろ苦いカラメルがアクセントになっていて、バター風味豊かなクレープ生地が包み込んでいる。優しい食感と甘さが、1日の疲れを癒やしてくれるように感じられた。
ケーキを食べてしまうと、再び「ティーリスタ アールグレイロイヤル」を飲んだ。ようやく落ち着いたところで、カバンの中から読み物を取り出す。「ティーリスタ アールグレイロイヤル」を楽しみながらしばらく記事に目を走らせていると、プラスチックカップの中の「ティーリスタ アールグレイロイヤル」が空になった。
紙コップに入った冷水をプラスチックカップに注ぎ、冷水で喉を潤しながら記事を読む。ふと気付いて時計を確認すると、閉店時間が迫っていた。カップの中の水も無くなったので、帰り支度をすると、食器を返却して店を出た。
新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。車内は混んでいたが、なんとか吊革に掴まると、カバンを網棚の上に載せて、読み物を読みながら車内の時間を過ごす。しばらく記事に集中していると、やがて電車の車内が一気に空いた。見ると、電車は立川駅に到着していた。
隣駅の日野駅で下車して、改札を抜ける。甲州街道沿いを歩きながら、空を見上げると澄んだ暗い空が広がっている。南の空に半月が浮かんでいてその情報に木星が明るく輝いていた。