今日は晴れ。今朝は上空に雲が多く浮かんでいたが、出勤する頃には雲も風に流されて、青空が広がった。朝の気温は6℃で風も無く、この数日の厳しい寒さから少し寒さが緩んだ。とはいえ、空気は冷たくて、冷蔵庫の中にいるような陽気である。
日中は上空に雲ひとつ無い青空が広がって、すっきりと晴れた。昼間の最高気温は16℃まで上昇し、11月中旬の陽気となったとのことである。風も弱く、空気がヒンヤリと感じられるのもの、日射しも燦々と降り注いで陽光の温もりを感じられる陽気となった。
今日も1日事務室で仕事をした後、夜になって帰宅の途に着く。夕食を食べて帰ることにして、職場のあるビルを出ると地下道に入った。新宿駅を東西に横断する地下連絡通路メトロプロムナードを歩いて新宿駅の東側に出る。
地下道から紀伊國屋書店のある紀伊國屋ビルに入る。先日「温玉のせナポリタン2倍盛」を食べたパスタ専門店「スパゲティーの店 JINJIN」の隣にあるうどん屋「水山 新宿店」に入店することにした。
店の入口手前右手に券売機が2台あり、ここで食券を購入する。メニューは各種うどん・蕎麦の単品メニューと定食、各種サラダ、生ビール、トッピング等で構成されている。
購入した食券を持って店の中に入る。店内は入口から見て左側に厨房があり、厨房を囲むようにL字形にカウンター席が8席配されている他、右手には中央を一段高くしてカウンター席にした12人掛けのテーブルと10人掛けのテーブルが配されている。
厨房に面したカウンター席に座ると、店員がお冷やを持ってきたので、食券を店員に渡した。注文したのは季節限定「牡蠣の尾張風味噌うどん」「めん大盛り(うどん・そば)」「ミニネギとろ丼」である。
料理を注文すると、喉が乾いていたこともあり、コップに入っている冷水をゴクゴクと飲んでしまった。卓上には七味と山椒、箸、紙ナプキン、お冷やのポットが置かれているほか、カウンターの上には楊枝が置かれている。お冷やのポットから空になったコップに冷水を注いで、再びコップを冷水で満たした。
しばらくして、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には「牡蠣の尾張風味噌うどん」と「ミニネギとろ丼」、醤油差し、うどんのレンゲが載せられている。
再び、お冷やを少し飲むと、うどんを食べることにした。「牡蠣の尾張風味噌うどん」は幅の広い麺が赤味噌ベースのダシに浸かっていて、麺の上に牡蠣が3個と刻み油揚げ、シメジ、刻みネギ、天かすが載せられ、天かすの上に一味唐辛子が振りかけられている。
まずはレンゲでダシを掬って飲んでみる。うどんのダシは濃厚な旨味で、コクがあって美味しい。続いてうどんを食べる。きしめんのような麺は柔らかく、もちもちとした食感で1本1本がボリューミーで美味しい。喉越しもつるつるとしていて、いくらでも食べられそうだ。
うどんに載せられた牡蠣は広島県産とのこと。やや小ぶりながらもプリプリとした食感で、ジューシーで美味しい。牡蠣を食べながらうどんをすする。サクサクとした食感の天かすが食感のアクセントになっている。
うどんがあらかた無くなったところで、「ミニネギとろ丼」を食べる。「ミニネギとろ丼」は小さめのお碗にご飯が盛られ、その上に刻みネギと刻み海苔が散らされて、ネギトロが1玉載せられ、おろしわさびがトッピングされている。
おろしわさびをネギトロの上に載せ、醤油をサッと回し入れて丼をかき込んだ。舌触り滑らかなネギトロはマグロの脂の甘みが感じられるようである。なかなか美味しいが、やはり量的には少なくて、少々不満である。
ネギトロが無くなったところで、残ったご飯にレンゲでうどんのダシをそそぎ入れて、雑炊風にしてご飯を食べる。旨味たっぷりの赤味噌のダシが米粒1粒1粒をコーティングして、サラサラとして美味しい。
ご飯が無くなると、うどんの丼に残ったダシを飲み干して完食。美味かった。満足である。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、席を立って店を出た。
新宿駅に出ると、電車に乗って帰宅の途に着く。
夕方から強い南風が吹いてくると、気温も次第に下がってきた。夜になって風が冷たく感じられた。