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今日のランチ(牛たん食べ比べ定食@利久 アトレ吉祥寺店)

2021年08月30日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は晴れ。今朝は東の空に雲がかかっているものの西の空は青空が広がっていて、雲の上から朝日が射し込んで明るくなっていた。今朝の気温は25℃をわずかに下回るくらいの気温で、湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、空気がシメシメとしているものの、風が少し涼しく感じられる。団地の前庭からは秋虫の音とセミの音が重なって聞こえてきた。
今日は自宅で午前中テレワークを行い、午後は半休の予定としている。朝5時に起床すると、髭を剃って顔を洗い、昨日淹れたドリップコーヒーを温めて簡単に朝食をとった。その後、玄関のドアポストに投函された朝刊を読んだりして朝の時間を過ごす。定時の少し前になって、端末に電源を入れると、業務を開始した。

午前中は日が昇るにつれて上空の雲も取れ、次第に青空の領域が広がってきた。日射しが次第に強くなってきて、気温もグングンと上昇してきた。団地の前庭の木陰も濃くなり、芝の緑も鮮やかに見える。昼前から南よりの風が吹いてくると、気温も30℃を越えた。
お昼過ぎになったところで職場にメールで業務終了の連絡を入れ、端末の電源を落として業務を終了する。机上を整理して、ルンバを使って部屋の掃除を済ませると、お昼を兼ねて買物に行くために家を出た。

日中は晴れて上空には青空が広がった。所々に小さな雲が浮かんでいて西の空に入道雲が見えるものの、強い日射しが降り注いで厳しい暑さとなった。昼間の最高気温は35℃をわずかに下回って猛暑日とはならなかったものの、昨日に引き続き2日続きの真夏日となった。
家から日野駅まで歩いていく。肌を焦がすような強い日射しが降り注ぎ、肌にまとわりつくような温風が吹いてきて、うだるような暑さである。全身の毛穴から汗が噴き出すように滴り落ち、駅に着くまでに水を浴びたようにTシャツが濡れてしまった。駅に着いてホームで電車を待っていると、ホームを通り抜ける風が涼しく感じられて心地よかった。

今日は吉祥寺まで足を伸ばす。吉祥寺駅前の商業施設で買物を済ませると、お昼を食べることにした。吉祥寺駅の西側の高架下にある商業施設「アトレ吉祥寺」に入る。地下1階に下り、三鷹方面に歩いて行くと、正面に牛たん炭焼「利久 アトレ吉祥寺店」が見えてくる。今日はこの店に入ることにした。


店の入口右脇にあるアルコール消毒液で手指を消毒すると店内に入る。出てきた店員から「カウンター席とテーブル席、どちらにしますか。」と聞かれてカウンター席を希望した。店内は入口から見て正面奥に厨房があり、厨房に面してカウンター席が6席設けられているほか、その手前に4人掛けのテーブル席が7卓配されている。
カウンター席は2席毎にアクリルの仕切板が設けられていて、各席毎に紙おしぼりと箸が置かれている他、卓上には吟醸醤油と一味唐辛子、コショウ、楊枝、ハンドスプレーが置かれていて、メニューが広げられている。

席に座ると、冷麦茶の入ったコップが運ばれてきた。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。グランドメニューの冊子の上には2枚のラミネートされたメニューが置かれていた。1枚は「極上鰻とろたん重と牛たん焼定食」で、もう1枚は「昼得限定特別限定ランチメニュー」である。


グランドメニューの冊子を開けてみる。


最初の見開きには各種逸品料理が掲載されている。


次の見開きには各種定食メニューが記載されていた。


次の見開きには牛たん極焼の各種定食メニューや単品メニューが掲載されている。


その次の見開きには牛たん&芋煮定食や牛たんシチュー、牛たんカレー、牛たんハヤシの定食・単品メニューが掲載されていた。


最後のページは牛たん焼単品や牛たん極焼単品、アルコール類が掲載されている。


カウンター席の前にはグランドメニューとは別にドリンクメニューが置かれていた。なお、紙には緊急事態宣言発令の為、酒類提供を一旦停止している旨の記載がされている。


注文したのは「牛たん食べ比べ定食」である。定食類の麦飯は大盛無料となっているので、麦飯大盛り注文した。ちなみにお替わりは追加料金になるとのことである。
最初に運ばれてきたのは「出汁とろ」と「本日の小鉢」である。


しばらく待っていると、残りの料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には2つの焼き方で焼いた牛たんの載った皿と和菓子、麦飯、テールスープが載せられている。


さっそく紙おしぼりで手を拭くと、「テールスープ」を飲むことにする。大きな陶製のスープカップに入った「テールスープ」には骨付きの牛テールと骨の無い牛テールが1個ずつ入っていて、白髭ネギがたっぷりと浮かべられている。スープカップにはレンゲが添えられている。


レンゲを取って、スープカップを持ち上げて飲む。


熱々のスープは牛肉の旨味が染み出して、滋養深い味わいで美味しい。ほんのりと塩気の効いたスープは空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。レンゲでネギを掬って口に運ぶ。シャキシャキとした食感のネギはスープを吸ってジューシーで美味しい。
牛テールは後のお楽しみに取っておいて、さっそく牛たんを食べることにした。長方形の平皿には1枚の牛たんを3切れにカットした牛たん極焼と1枚の牛たんを2切れにカットした牛たん焼味噌、キャベツの浅漬け、南蛮味噌が載せられている。


まずは牛たん極焼である。牛たん極焼の牛たんは最長7㎝、最大幅6㎝ほどの大きさで暑さは1㎝ほどある。


断面はほのかな桜色で、牛たんには隠し包丁が入っている。


牛たんを1切れ取って、口に入れた。牛たん本来の旨味を引き出した塩味の牛たんは香ばしく、隠し包丁が入っているので柔らかくて美味しい。厚切りの牛たんを噛めば噛むほど肉の味わいが口の中に広がり、肉汁が口の中にほとばしる。
1枚の牛肉を堪能しながら麦飯を食べる。麦飯は大きな丼のようなお碗に山盛りに盛られている。


やや固めに炊かれた麦飯は肉の旨味をしっかりと受け止めている。麦飯を食べながら、牛たんを食べた。
続いて牛たん焼味噌を食べる。


牛たん焼き味噌の断面は鮮やかな桜色で、牛たん焼き味噌にも隠し包丁が入っている。


牛たんを1切れ取って、口に入れた。オリジナルブレンドの味噌で熟成させた味噌ダレに浸けて焼いたという牛たんは味噌を焼いた香ばしい風味が鼻腔に広がって、なんとも美味しい。香ばしい味噌の味わいと牛たんの肉汁が混ざり合って、喉の奥に消えていく。その余韻だけでご飯が進む。牛たん焼味噌の肉片は大きいので食べ応えがあるが、2枚しかないので、大事に食べた。
牛たんを食べてしまうと、牛たんの載っていた皿に盛られているキャベツの浅漬けを食べながらご飯をかき込む。キャベツの浅漬けには薄くスライスしたニンジンの浅漬けが彩りに添えられている。

キャベツの浅漬けはジュシーで、シャキシャキとした食感で美味しい。ほどよい塩加減でご飯が進む。あっという間に浅漬けが無くなってしまった。
残った麦飯に「出汁とろ」をかけて食べることにした。小さい片口に入った「出汁とろ」には青のりが彩りにトッピングされている。


麦飯に「出汁とろ」をかけると、牛たんの載っていた皿に残っていた南蛮味噌を全て麦飯の上に移した。南蛮味噌は青唐辛子の味噌漬けである。
残ったご飯と南蛮味噌、「出汁とろ」をよくかき混ぜると、ご飯をかき込んだ。「出汁とろ」の出汁の旨味ととろろの甘さに南蛮味噌のピリッとした辛さと味噌の旨味が渾然一体となって口の中に流れ込んでくる。サラサラと美味しい。

「出汁とろ」をかけた麦飯を食べながら箸休めに本日の小鉢を食べる。小鉢はタケノコの水煮のスライスで、糸唐辛子を和えている。


タケノコは薄口の味付けで、ジューシーで美味しい。タケノコを食べながら麦飯をかき込んでいると、小鉢が無くなる頃には麦飯も無くなった。
ここで、スープカップに残っていたテールスープを飲む。テールスープの中に入っている牛テールは良く煮込まれていて、口の中に入れると肉がホロホロと崩れるように軟らかい。脂身はトロトロとしていて、舌の上でとろけるような味わいである。骨付きの牛テールは歯で骨から肉をこそぎ取るようにして食べた。こちらは歯応えもあって、肉そのものを食べている感じである。

ここで、コップの中の冷麦茶を飲んで、少し口の中をサッパリさせる。
食後に和菓子を食べる。和菓子はうぐいす餅である。餅の中には粒あんが入っていて、表面に抹茶の粉をまぶしている。うぐいす餅には楊枝が差してあった。


楊枝を使って、うぐいす餅にかぶりつく。もちもちとした餅の中の粒あんの優しい甘さに、表面の抹茶粉のほのかな苦みが重なって美味しい。抹茶の風味が鼻腔に清涼感を与えている。特大のうぐいす餅はなかなかに楽しめた。
最後にコップの中に残った冷麦茶を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。

帰り支度をすると、卓上に置かれた伝票を持って店の入口にあるレジに進んだ。代金を払って店を出ると、アトレ吉祥寺の中を通って吉祥寺駅の改札に向かう。
吉祥寺駅から電車に乗ると、豊田駅に向かった。豊田駅北口のイオンモール多摩平の森で買物を済ませて帰宅の途につく。

日野駅に着く頃には、日もだいぶ傾いていて、西の空には夕日が街をオレンジ色に染め上げていた。気温はまだ高く、30℃を越えている。汗だくになりながら、自宅にたどり着いた。
家に着くと、風呂を沸かして汗を流す。窓の外は日が沈んで、既に暗くなってきている。団地の前庭の茂みからは鈴虫の甲高い音が聞こえていた。


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