J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

今日の夕食(宮城豚ロースかつ御膳@伊達かつ グランデュオ立川店)

2021年08月29日 | 食べ歩き(肉料理)


今日は曇り。昨夜、目覚まし時計をセットして寝たこともあって、今日は9時に目を覚ました。カーテンを開けて外を見ると、上空には厚い雲が広がっている。昨夜に引き続き、2日連続の熱帯夜で、既に外は蒸すような陽気である。ベランダの外に出てみると、北よりの風が吹いていて日射しが無く、それほど暑くはなかった。
日中も上空にはどんよりとした雲が広がっていたが、時折、薄日が射して空が明るくなっている。昼間の最高気温は30℃で猛暑日からは解放されたものの、真夏日となった。弱いよりの風が吹いていて湿気が多く、蒸し暑い陽気である。団地の前庭の木々からはセミの音が聞こえていた。

午後になって雲の厚みが増してくると日射しが無くなって、空が少し薄暗くなってきた。風は15時頃に一旦、東よりの風に変わったものの、再び北よりの風に変わった。わずかずつではあるが、気温が次第に下がってきた。
今日は夕食を外で食べることにしている。夕方になって家を出ると、日野駅に向かった。昼に比べると少し涼しくなってきたとはいっても、まだまだ空気が蒸すような陽気である。駅に着く頃にはシャツも汗で濡れてしまった。

電車に乗って隣の立川駅に向かう。電車が駅に到着すると、コンコースからグランデュオ改札を抜けてグランデュオ立川に入った。エレベーターで7階に昇り、レストランフロア「ごちそうダイニング」に到着する。
今日は29日なので「肉(29)の日」である。これまであまり意識したことも無かったが、肉を食べようという気分になった。そこで、先日、ランチを食べたインド料理レストラン「アジアンダイニング タージパレス」の隣にあるとんかつ屋「伊達かつ グランデュオ立川店」に入店することにした。この店のある場所には以前、とんかつ店「名代とんかつ かつくら 京都三条 グランデュオ立川店」があった。


店に入ると、店員が出てきて入口に置かれているアルコール消毒液で手の消毒を求められたので、手に吹きかけて手指をもんで消毒した。その後、店員に案内されて2人掛けのテーブル席に座る。店内は4人掛けのテーブル席が7卓と9人掛けのテーブル席が配されていて、入口を入ってすぐ右手にレジカウンターがあり、その奥が厨房になっている。
卓上には各席毎に箸と紙おしぼりが置かれている他、メニューが広げられていて、その脇にとんかつソースと甘辛仙台みそソースといったとんかつ用ソースが2種類とキャベツ用にノンオイルしそドレッシング、岩塩、小袋に入ったマスタードソース、紙ナプキン、楊枝、伝票立てが置かれている。

席に座ると、冷麦茶の入った湯呑みと白ごまの入ったすり鉢と擂り粉木、小皿が運ばれてきた。ちなみにすり鉢はとんかつソース用、小皿は仙台みそ用とのこと。
お冷やの冷麦茶を飲みながらメニューを眺める。メニューの上には2枚のラミネートのメニューが載せられている。1枚は期間限定店長おすすめメニューと書かれた「黒豚ロースかつ御膳」で、もう1枚はお持ち帰りメニューである。


グランドメニューを開く。


最初の見開きは伊達かつ人気の三種を一皿に載せた「伊達かつ御膳」のメニュー紹介である。


ページをめくると各種御膳メニューが掲載されている。


次の見開きは各種ミックスフライが載ったメニューが掲載されている。


ページをめくると、各種御膳メニューや単品メニューが掲載されている。


次の見開きは各種ドリンクと、料理の紹介である。


ページをめくると、お持ち帰りメニューが掲載されていた。


最後のページは店の紹介のページとなっている。


注文したのは「宮城豚ロースかつ御膳」である。ご飯が白米か雑穀米を選べるとのことで、雑穀米とした。またご飯、キャベツ、味噌汁がお替わり自由となっているので、ご飯を大盛で注文した。
料理を注文してしばらく待っていると、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。


最初に味噌汁のお椀の蓋を取って、味噌汁を飲むことにする。味噌汁はシジミの味噌汁で、中には10個ほどのシジミが入っていた。


お椀を持ち上げて味噌汁を飲む。シジミからは良いダシが出ていて、空腹の胃袋に味噌汁の旨味が染み渡るように美味しい。味噌汁を半分くらいまで飲んだところで、いよいよトンカツを食べることにする。
網の上に載せられたロースかつは最長16㎝、最大幅7㎝ほどの大きさで5切れにカットされている。ロースかつの脇には千切りキャベツが山のように盛られていて、その頂に千切りのニンジンが彩りを添える程度にトッピングされている。


トンカツの断面を見てみると、厚みが3㎝ほどもあり、赤身と脂身の割合が6:1くらいになっている。


とんかつにすぐにかぶりつきたいのを我慢して、まずはキャベツを先に片付けることにした。キャベツの山に卓上に置かれたノンオイルしそドレッシングをたっぷりとかけて、キャベツを食べる。千切りキャベツは絹のように繊細な食感で、ドレッシングがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。ふんわりとした歯応えにシャキシャキとした食感が美味しい。
ようやくキャベツの山を片付けたところで、いよいよトンカツを食べる。その前に、白ごまを擂ることにした。白ごまはすり鉢の中に入っていて、擂り粉木が添えられている。


白ごまを擂り粉木で適当に擂ると、その上から卓上のとんかつソースを適量注いだ。
また小皿には甘辛仙台みそソースを垂らす。


とんかつを1切れ取り、まずは何もつけずにそのままかぶりつく。とんかつに使用されいる豚肉は宮城県産銘柄豚「JAPAN X」で、宮城蔵王山麓の清らかな水と豊かな自然の下で育った豚の豚肉とのこと。サクサクとした衣の中に詰まった豚肉の赤身はきめの細かい肉質で、肉の旨みが濃い。ほのかにジューシーで柔らかく、脂は甘く舌の上でとろけるような味わいである。
とんかつを食べながら、雑穀米のご飯を食べる。ご飯はお碗に山盛りに盛られている。


ご飯の上に一口かぶりついたトンカツを置き、塩を振りかけて食べた。塩が肉の旨味を凝縮するかのような美味しさで、ご飯が進む。あっという間にトンカツが1切れ無くなってしまった。
2切れ目のトンカツは甘辛仙台みそソースに浸けて食べることにする。


トンカツを1切れ持ち上げると、甘辛仙台みそソースを垂らした小皿に載せて、たっぷりとソースに浸けた。


これをご飯の上に戻して、トンカツにかぶりつきながら、ご飯をかき込む。とんかつの衣にたっぷりと絡んだ甘辛仙台みそソースは濃厚な味わいで、肉ともご飯とも両方に良く合う。肉の旨味を引き出しつつ、ソースそのものも美味しくて、ご飯が進む。トンカツが1切れ無くなると、お碗の中にはご飯がもう2口か3口分くらいしか残っていない。
このご飯は漬物で片付けることにした。トレーの上には2種類の漬物が載せられている。その内の1つはガリで糸昆布が和えられている。


ガリをご飯の上に載せて、ご飯をかき込む。ジューシーなガリは甘くて美味しい。ガリと一緒にご飯をかき込むと、あっという間にお碗が空になった。
ここで味噌汁を飲む。お椀の半分くらいに残っていた味噌汁を飲み干すと、お椀の底に溜まったシジミの身を全てほじくり出して口に運ぶ。シジミの殻を味噌汁の蓋に全部のせると、店員を呼んでご飯と味噌汁をお替わりした。ちなみに2杯目のご飯も大盛で注文する。

ご飯と味噌汁が運ばれてきた。2杯目のご飯は心持ち、最初のご飯よりも多めに盛られている気がする。


味噌汁は新しいお椀に蓋を載せて運ばれてきた。


再び、トンカツを1切れ取り、甘辛仙台みそソースを垂らした小皿に載せてたっぷりとソースに浸け、口に運ぶ。仙台みその芳醇な風味に濃厚なソースがトンカツの肉に絡んで、ご飯が止まらない。ひたすら肉にかぶりつきながら、ご飯をかき込んだ。
とんかつを1切れ食べてしまうと、甘辛仙台みそを垂らした小皿の上のソースをガリでかき寄せるようにしてご飯の上に垂らし、ソースでご飯を食べる。思った通り、甘辛仙台みそとご飯の相性は抜群で、これだけで軽くご飯が無くなりそうだ。ソースが絡んだご飯が無くなったところで、我に返った。

4切れ目のトンカツはとんかつソースで食べることにする。


トンカツを1切れ箸で持ち上げると、今度はとんかつソースを垂らしたすり鉢に入れて、擂り胡麻を絡めたトンカツソースにたっぷりと浸けた。


これを雑穀米のご飯の上に載せると、トンカツにかぶりつきながらご飯をかき込む。とんかつソースは濃厚な味わいながらも、ほんのりと酸味があって、やや辛めの味わいである。肉の旨味を引き出しつつ、ソースに絡んだ擂り胡麻の香ばしさと風味が加わってなかなかの食べ応えとなっている、トンカツを食べてしまうと、再び、お碗の中には3口ほどのご飯が残った。
このご飯はもう1つの漬物で食べることにした。その漬物はタクアンで、昆布が絡められていて、白ごまが振りかけられている。


パリパリとした食感のタクアンは、箸休めにもちょうどいい。タクアンをかじりながらご飯をかき込むと、ご飯の茶碗は空になった。
ここで味噌汁を飲む。蓋を取ると、湯気が味噌汁のお椀から立ち上った。中には11個のシジミが入っていた。


味噌汁のお椀を傾けて味噌汁を飲む。ご飯が詰まった胃袋に、シジミのダシがたっぷりと染み渡るように美味しい。熱々の味噌汁はまた格別である。味噌汁の塩分が胃袋を労るように感じられた。
味噌汁を飲み干すと、再びお椀の底に残ったシジミの身をほじくり出して食べる。シジミの殻を味噌汁の蓋に全部のせると、再び、店員を呼んでご飯と味噌汁をお替わりした。さすがにお腹も膨れてきたので、3杯目のご飯は普通盛りでもらうことにした。

ご飯と味噌汁が運ばれてきた。普通盛りのご飯はさすがに1杯目のご飯よりは少なめに感じる。


味噌汁は新しいお椀に蓋を載せて運ばれてきた。


最後のトンカツの1切れをとんかつソースにたっぷりと絡めてご飯の上に載せた。トンカツにかぶりつきながらご飯をかき込む。胡麻の香ばしい風味にプチプチとした歯応えが、アクセントを与えている。トンカツを最後まで楽しみながら食べた後は、すり鉢の中に残ったトンカツソースを全てご飯の上にかけて、ご飯をかき込む。更に残ったご飯は、タクアンやガリで片付けた。
ご飯が無くなる頃には2皿の漬物も無くなった。余力があればキャベツをお替わりしても良いと思っていたが、さすがにお腹もいっぱいである。最後に熱々の味噌汁を楽しむことにした。

お椀の蓋を取り、味噌汁を飲む。中には7個のシジミが入っていた。


熱々の味噌汁はじんわりと胃袋に染み渡るように美味しい。満腹の胃袋の隙間を味噌汁が染みこんでいくかのような錯覚にとらわれながら、味噌汁を飲んだ。味噌汁を飲み干すと、再びお椀の底に残ったシジミの身をほじくり出して食べる。
もうお腹いっぱいだ。満腹、満足である。湯呑みに残った冷麦茶も飲み干すと、帰り支度をして席を立ち上がった。卓上に置かれた伝票を持って、店の入口脇のレジに進む。代金を精算して店を出ると、エレベーターでグランデュオ立川の1階に下りた。

グランデュオ口改札を抜けて立川駅構内に入る。中央線下りホームに降りると、ホームに停まっていた電車に乗り込んだ。
隣の日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜ける。上空には雲が広がっていて、空が白っぽく見えた。湿り気のある温かい北よりの風が吹いていて、不快な陽気である。団地の茂みからは鈴虫の甲高い音が聞こえていた。


コメント    この記事についてブログを書く
« スマートフォン「Xperia10Ⅲ@... | トップ | 今日のランチ(牛たん食べ比... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。