今日は曇りときどき雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、空全体が白っぽく見えた。今朝の気温は9℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。今日は通常出勤のために、早朝に家を出た。東京アメッシュで見てみると雨雲がかかっていたようだが、路面は乾いていて、雨が降った形跡はない。湿り気を帯びた風は冷たかったが、湿度があるせいかそれほど寒くは感じられなかった。日野駅に着いてホームから立川方面を望むと、遠くに立川駅周辺の市街地の灯りがポツリポツリと点灯しているように見えている。駅のホーム下をくぐる甲州街道を車が数台走行していくのが見えた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿に着くと、地下道を歩いて職場に向かった。地下道から外に出ると、路面に大きな水たまりができていて、雨が降った形跡がある。濡れた空気が湿っぽく、ヒンヤリと感じられた。職場に着いて窓から外を見渡すと、東京の市街地の上空には灰色の空が広がっていて、それが地平線まで続いている。東京の市街地は薄暗く、街の灯りが煌めいて見えた。
日中は曇りで、上空には厚い雲が広がっていて、遠くの景色が霞んで見える。正午の気温は10℃を下回り、かなり寒い陽気となった。お昼休みに外に出てみると、湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。路面はほぼ乾いていたものの、空気が湿っぽく感じられた。日射しが無いことも加わって、上着を着ていても湿った風が凍えるように、冷たく感じられる。日が傾いてくるにしたがって、次第に気温が上がってきた。
日が沈んで昼間よりも若干気温が上がったものの、せいぜい1、2℃高くなった程度で、日が沈むと気温が下がってきた。湿度が高くて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられる。
今日は早めに仕事が終わった。といっても既に定時を2時間は過ぎている。帰り支度をして職場を出ると、地上を歩いて新宿駅に向かう。途中でヨドバシカメラ新宿西口店に寄った。
先日から急にスマホのバッテリーの持ちが悪くなった。これまでは朝、バッテリーが90%の充電をした状態で出勤し、1日仕事をして家に着くと、スマホのバッテリーは50~60%位になっていた。それが最近は夕方にはバッテリー残量が20%を切っている。
それでは夜まで持たないので、モバイルバッテリーを持ち歩き始めた。夕方のスマホの残量を見ながら、自席でモバイルバッテリーから充電する。フル充電とはいわないまでも、バッテリー残量が60%を越えるくらいまで充電してから帰宅する。家に着くころにはバッテリー残量は40%を切るか切らないかである。
そこで、そろそろスマホの買い換えを検討することにした。といっても買い替える機種は決めている。現在使用しているスマホ「Xperia 10Ⅲ」の後継機種である「Xperia 10Ⅳ」又は「Xperia 10Ⅴ」である。
懸念はいくつかある。1つは機種変更時に現行使用している料金プランをそのまま使えるのかということである。現在使用しているUQの料金プランは「くりこしプランS」というもので、データ容量3GBとなっている。このプランは一昨年の9月1日をもって新規受付を終了しているが、利用中の場合は引き続きご利用できる。
もし料金プランを乗り換えるとなると、現行のプランということになるが、一番安価なプランである「ミニミニプラン」でも月額700円以上の値上がりになる。月間の使用量が3GBを超えることですら希なのに、値上がりするのはかなり抵抗がある。
ヨドバシカメラの店員に相談すると、料金プランの切替やSIMの切替(microSIM→nanoSIM)が伴わなければ、プランの乗り換えは必要無いとのこと。新しいスマホにSIMを差し替えれば良いだけなので、現在使用している料金プランをそのまま使えるとのことだった。よく考えてみれば確かにその通りで、現在使用しているスマホ「Xperia 10Ⅲ」はnanoSIMとeSIMのデュアルSIMパターンであり、新しく買おうと考えているスマホ「Xperia 10Ⅳ」はnanoSIM、「Xperia 10Ⅴ」はnanoSIMとeSIMのデュアルSIMパターンとなっていることから、単純にSIMを差し替えればよさそうだ。もっとも、現在契約しているUQの料金プラン「くりこしプランS」よりももっと安いプランを用意している携帯電話キャリアもあり、今後の検討課題である。
ところで、各キャリアで販売している機種とSIMフリーの機種とは何が異なるのだろうか。以前は通話アプリに伝言メモという機能があるかないかで、キャリアで販売している機種を購入した。この機能は留守番電話サービスを契約しなくても電話機本体に留守電に録音ができるというもので、現在使用しているスマホ「Xperia 10Ⅲ」はその機能がある。
しかし、ヨドバシカメラで販売されているスマホ「Xperia10Ⅴ」にはその機能がSIMフリーの機種のみならず、キャリア販売の機種にも無かった。それ以外に異なっているのはインストールされているアプリの種類か。基本的に電話は携帯電話「G'zOne TYPE-XX」でしているので、特に伝言メモを使うことはない。少なくともこの2年半は使用していない。だから無くても、一向に困らない。
問題はどこで買うかである。現在使用しているスマホ「Xperia 10Ⅲ」は立川のau直営ショップ「au Style TACHIKAWA」で購入した。ちなみに「Xperia 10Ⅳ」又は「Xperia10Ⅴ」という機種だけを見てみれば、docomo直営ショップでもソフトバンク直営ショップでも購入できる。更に、ビックカメラのような家電量販店でも購入することが出来るのである。
但し値段が違う。その価格差はどこにあるのか。店員によるとスマホそのものに性能や機能の違いは無いとのこと。しかしSIMフリーの機種よりも各キャリアで販売している機種の方が価格が高い。この本体価格の違いは各キャリアで用意しているキャンペーンやプログラムによるものであることが分かった。
例えば、auの場合は「かえトクプログラム」がある。24回払いを条件に、購入機種の2年後の買い取り価格を最終回支払分として設定することで、23回のお支払いまでは低廉な割賦金額となるというもので、さらに最終回支払分については、新たな機種への買い替え時に「かえトクプログラム」で購入された機種を当社が回収することで、最終回支払分を不要とするものだ。しかし、この場合、購入したスマホが回収されてしまう。
同様なプログラムはdocomoにもある。こちらの方は「スマホおかえしプログラム」というもので、36回の分割払いで購入された対象機種をdocomoに返却した場合に、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)またはその相当額のお支払いを不要とするプログラムである。いずれにしてもスマホはキャリアに回収されてしまう。
購入したスマホは自宅の中でWiFiに接続して使おうと思っているので、キャリアに返すつもりはない。そういう意味ではSIMフリーの機種が安価だし、購入したスマホは返却しなくても良いが、店頭に置かれているXperiaの製品は少ない上に、色も限られている。在庫が不安定で、今日買わなければ、明日はその機種は無いかもしれない。といっても、今日は思い付きでヨドバシカメラに寄ったということもあり、今日はスマホ本体を購入する気はない。
現在契約しているUQからキャリアを乗り換えることも検討しており、その場合、au回線を使う場合はauショップで、docomo回線を使う場合はdocomoショップでスマホを買わなくてはいけないと考えていた。ところが、店員に聞くと、今はその縛りも無いとのこと。極端な話でいえば、auショップで買ったスマホをdocomo回線で使うこともできるし、docomoショップで買ったスマホをau回線で使うこともできる。結局のところ、気に入ったスマホ本体を買うことができれば、買った店に関わらず、好きな回線を使えるということだった。確かに、SIMフリーの機種はau回線やdocomo回線で使用できるのに、性能や機能の違いは無い同型のスマホには、ショップによって回線の縛りがあるというのも妙な話だ。
とはいえ、スマホの購入と同時に回線の契約をしないと、スマホの動作保証もできないとのこと。キャリアによってはプラチナバンドを使用している契約もあり、スマホは5Gに対応していても、回線によっては5Gが使えなかったりする。いろいろと考えると、docomo回線を使うのであれば、docomoショップのスマホを買い、au回線を使うのであれば、auショップのスマホを買うのが安心できそうである。
ちなみに契約を検討している格安スマホはイオンモバイルである。イオンモバイルにはdocomo回線でもau回線でも契約できる。昨年7月にKDDIで大規模な通信障害が発生した時は、持っている携帯電話が2台ともau回線を使用していたので、両方とも使えず、2台持ちのメリットがなかった。2台の携帯電話を持っているなら、1台はdocomo回線にしておきたいと考えるのは仕方ないことだろう。
今日、店頭で聞いた話は今後のスマホの購入やキャリアと契約をする上で、かなり参考になることばかりだった。引き続き、スマホの買い替えに向けて検討を重ねていきたい。
店を出ると、地下道に入って新宿駅改札を抜けた。駅のホームで電車を待っていると、やがて通勤快速の電車がホームに滑り込んできた。通勤快速は混んでいるので、1本見送り、次の電車に乗って帰宅の途につく。
日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜ける。上空には暗い空に薄い絹のような雲が広がっていた。雲を透かすように星が煌めいているのが見える。都心に比べると1、2℃気温が低く、湿っぽい風が冷たく感じられた。