今日は晴れのち曇り。オリンピックが無ければ、今日は山の日で国民の祝日だったはずだが、今年は東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて祝日が移動して、今日は平日となった。
今朝は上空に綿をちぎったような大きな雲がゆっくりと西から東に流れているものの、青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は25℃を若干下回るくらいの気温で、西よりの風が吹いている。
今日も通常出勤のため、早朝に家を出た。湿度が高くて風がムシムシとしているものの、一抹の涼しさを感じて秋の足音が聞こえたように思われた。ジリジリと鳴くセミの音が弱々しく感じられる。
電車に乗って新宿駅に到着すると、朝日の強い日射しが照り付けていた。上空には綿雲を砕いたような薄い雲が所々に広がっているものの、青空が広がっている。既に気温も高く、北よりの風が温風のように感じられた。コンビニで朝食を買って職場に向かって歩いていると、街路樹からはセミの音が盛大に聞こえていた。
今日の午前中は出張のため、外出する。職場に戻ってきたのは昼前だった。昼前から南寄りの風が吹いてきて、朝よりも雲の量が増えてきたように思えるものの、強い日射しが容赦なく照り付けて危険な暑さである。
日中の最高気温は34℃で、昨日のような猛暑日とはならなかったものの蒸し暑く、湿った温風のような風が吹いている。上空の雲は大小の積雲や薄い雲が浮かんでいて、太陽が雲に隠れると、日射しがなくなって多少しのぎやすく感じられた。
午後になって次第に上空を薄い雲が覆ってきた。太陽が雲に隠れて、薄日が射している。気温も徐々に下がってきたが、気温と反比例するかのように湿度が上昇してきた。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。日が沈むと、次第に雲の厚みが増してきた。雨が降ってくる気配は無いが、南よりの蒸すような風が吹いていて、空気がムシムシと感じられた。
新宿駅から電車に乗って帰宅の途につく。立川駅に到着したところで、一旦、下車した。
帰りに気分転換と糖分補給を兼ねて、お茶をして帰ることにした。改札を抜けて駅北口にあるルミネ立川に入ると、エスカレーターで1階に降りてドーナツ屋「クリスピークリームドーナツ ルミネ立川店」に入る。
閉店まであと1時間ほどの店内には客はいないこともあって、席を確保する手間を省いてそのまま店頭のショーケースの前に立った。ショーケースの中にはスポーツの日の先月23日から期間限定販売をしている「ボールドーナツ」3種が並べられている。今日はこの中から「テニスボール プリン カスタード」「ベースボール チョコクリーム」の2種類のドーナツを注文することにした。
レジに進んで併せてドリンクを注文する。注文したのは「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」とした。スマホアプリに配信されているクーポンを利用して代金を支払うと、ドーナツの載ったトレーを受け取る。奥のカウンターでドリンクも受け取ると、お冷やももらった。ドリンクとお冷やの入った紙コップをトレーの上に載せると、奥のテーブル席にトレーを運ぶ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に期間限定ドリンク「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」を飲むことにした。
「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」はミルクティーのフローズンで、キャラメルソースとバニラシロップをプラスし、表面にホイップクリームをたっぷりと浮かべてキャラメルソースをトッピングしている。
「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」にストローを挿し、ストローを思い切り吸い込む。すると口の中に冷たいミルクティーの氷の粒が飛び込んできた。アールグレイティーのベルガモットが華やかに香り立つミルクティーの味わいの中に、キャラメルソースのほんのりビターな甘さとバニラシロップの優しい甘さが加わって、シンプルで香り高い美味しさである。
ストローから口を離すと、表面のホイップクリームをスプーンで掬って口に運ぶ。キャラメルソースのコクのある甘さと、ホイップクリームのミルキーな甘さの組合せも、また美味しい。舌触り滑らかなホイップクリームを味わいながら、再びストローで「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」を飲んだ。
カップの中のフローズンドリンクが半分くらいまで減ったところで、ドーナツを食べることにする。最初に手に取ったのは「テニスボール プリン カスタード」である。テニスボールをイメージしたこのドーナツは北海道産ミルクとバニラビーンズ入りのカスタードクリームを詰めたイースト生地のドーナツの表面をプリンチョコでコーティングし、バター風味のカリカリクランチをトッピングして、ホワイトチョコでラインを描いている。
ドーナツにかぶりつく。表面にトッピングしたカリカリクランチはテニスボールの質感を表現しているとのこと。ふんわりとした食感のドーナツの生地の中からは舌触り滑らかなカスタードクリームが口の中に溢れ出してきた。ドーナツの表面の優しい甘さのプリンチョコの甘さとあいまって、ミルキーな甘さで美味しい。表面のカリカリクランチのザクザクとした食感がドーナツにアクセントを与えている。
ドーナツを1個食べたところで、少し「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」を飲む。続いて「ベースボール チョコクリーム」を食べることにした。「ベースボール チョコクリーム」は野球のボールを表現したドーナツで、チョコクリームを詰めたイースト生地のドーナツの表面をホワイトチョコでコーティングし、ストロベリーチョコのラインでボールの縫い目を表現している。
ドーナツにかぶりつくと、ドーナツのイースト生地の中からマイルドなチョコクリームが口の中に溢れ出してきた。舌触り滑らかなチョコクリームにドーナツの表面をコーティングしたホワイトチョコのコクのあるミルキーな甘さが合わさって、濃厚なミルクチョコレートを思わせる。ストロベリーチョコの甘酸っぱさがドーナツにアクセントを与えていて美味しい。
2つのドーナツを食べてしまうと、再び「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」を飲む。ミルクティーの甘い氷の粒で口の中のチョコクリームの余韻が洗い流されてしまうと、ちょっと気分も落ち着いた。少しお冷やを飲んで、口の中をサッパリとさせると、活字を読みたくなって、ビジネスリュックサックの中から読み物を取りだした。
しばらくは「クリスピー フローズン キャラメル ミルクティー」を飲みながら、記事を読み進めていたが、やがて、プラスチックカップの中のフローズンドリンクが無くなった。空になったプラスチックカップの中に紙コップに残ったお冷やを注ぎ入れて、更に記事を読む。
しばらくすると、館内に音楽が流れてきて、ルミネ立川閉館のお知らせのアナウンスが流れてきた。目も少し疲れてきたので、区切りの良いところで切り上げると、食器を返却して店を出た。ルミネ立川の中を通って、立川駅のコンコースに昇る。
立川駅から電車に乗って日野駅に移動する。改札を抜けて甲州街道に出た。空を見上げると上空を覆った雲が白っぽく見える。茂みの中からは虫の音が聞こえていた。