J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

今日のランチ(月見天ぷらそば@新月)

2018年03月10日 | 食べ歩き(うどん・そば)


今日は曇りときどき晴れ。今日は平日よりも少し遅めに起きて、朝刊を取り出すために玄関の扉を開けると、新聞がビニル袋に入っていて、未明に雨が降ったことを知った。既に外は雨が止んでいて、路面は乾いている。
今日の日の出の時刻は6時である。上空には雲が広がっているが、雲と雲の合間から青空も顔を覗かせていて、薄日が射し込んでいる。朝の気温は4℃で北風が吹いていて、肌寒い陽気である。花粉もかなり飛んでいるらしく、鼻もむず痒かった。

日中は青空の領域も広がってきて、日も射し始めた。昼間の最高気温は11℃で弱い北よりの風が吹いている。空気が冷たく、ヒンヤリと感じられる。風が冷え冷えと身に沁みた。
今日は実家に顔を出しに行くついでに、実家近くの床屋に散髪をしに行くことにした。床屋には既に予約を取っていて、夕方に行くことにしている。そんなに急いでいくつもりは無いので、昼くらいに自宅を出ると、新宿駅から小田急線に乗って藤沢に向かった。

藤沢に着いたところで遅いお昼を食べに行くことにした。一旦、駅を出ると、藤沢駅の南口と北口を結ぶ地下道を歩いて北口方面に向かった。そのまま歩いていくと正面にビックカメラ藤沢店に到着するが、その手前に十字路があって、右手に行くとスルガ銀行藤沢支店が1階にある雑居ビルの地下に入る。その地下から美味そうなダシの匂いが漂ってきた。
ビルの地下には4店ほど店があるが、その一番奥に立ち食い蕎麦屋「新月」がある。この店は昔、地下道に面して店を設けていたが、いつの間にか移転していたようである。今日はこの店に入ることにした。


店に入るとすぐ右手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「かけ」「月見」「わかめ」「たぬき」「山菜」「とろろ」「天ぷら」「月見天ぷら」「カレー」「きつね」「おろし」「コロッケ」「とろろスペシャル」といった温かいそば・うどんと「もり」「ざる」「冷やしわかめ」「冷やしきつね」「冷やしたぬき」「冷やしとろろ」「冷やし山菜」「冷やしおろし」「冷やしとろろスペシャル」「冷やしミニ」といった冷たいそば・うどんに加えて各種丼やトッピング等で構成されている。
購入した食券を手に注文口に進み、注文口で食券を並べて、料理を注文した。注文したのは「月見天ぷら(かきあげ)そば」「大盛」と「ミニ煮込豚丼」である。店頭でメニューを見たときに小丼については「ミニしらす丼」を注文するつもりでいたのだが、券売機では売り切れとなっていた。

料理を注文すると女将さんらしい方がトレーを注文口のカウンターに置いて、蕎麦を茹で始めた。大盛にすると蕎麦が2玉となるようである。茹で上がった蕎麦に天ぷらを手で載せ、その脇に生玉子を落とすと、ダシを注いでトレーの上に載せた。続いて「ミニ煮込豚丼」の丼も蕎麦の丼の脇に載せた。
注文口の右脇には天ぷらが盛られたケースが設置されていて、左脇には醤油、ソース、七味、ふりかけ、ごましお、やきしおといった調味料と福神漬け、紅ショウガ、たくあんといった薬味、箸と楊枝、そば湯のポットが置かれており、その左手に給水器と重ねられたコップが置かれていた。

トレーを受け取ると、コップを1つ手にとって、給水器で冷水を注いだ。お冷やのコップをトレーに載せて、店内のカウンター卓に運ぶ。店内は入口の正面の壁と、注文口と反対側の壁に立ち食い用のカウンターが設けられていて、入口脇にカウンター席が3席設けられている。
立ち食い用のカウンター卓にトレーを置いた。卓上には箸と楊枝、七味が置かれていた。

まずはお冷やを少し飲んで喉を潤した。まずは「月見天ぷら(かきあげ)そば」「大盛」を食べることにする。関東風の濃いダシに浸かっている自家製麺の蕎麦は平打ちの太麺で、蕎麦の上には大きなかきあげが載せられて、その脇に生玉子が落とされており、かきあげの上にはネギがひとつかみ載せられている。


まずはダシを飲んでみる。ダシは宗田、かつお、さば節で取ったダシと濃口のかえしを合わせた甘辛味で独特の酸味がするダシである。醤油系のキック力のある黒くて甘めのダシは旨みが口の中に広がって美味しい。続いて蕎麦を勢いよくすすった。ダシとよく絡んだ蕎麦は、弾力のある食感でシコシコと美味しい。
蕎麦を食べているとかき揚げの衣がダシを吸って、ふやけてくる。箸でかき揚げを持ち上げると、衣が崩れた。思い切ってかき揚げをダシに浸し、麺を食べると、崩れたかき揚げが麺に絡んで口の中に入ってくる。かき揚げにはニンジンと明日葉、ネギ、干エビが入っていて、さまざまな食感が口の中で味わえる。

蕎麦を食べていると生玉子もいつしか崩れて、黄身がダシに広がり始めた。黄身と混ざり合ったダシはダシの旨みに玉子の甘みが加わって、また異なった味わいとなった。そのダシが蕎麦に絡んで口の中に入ってくる。先ほどまでのダシは今度はふんわりと柔らかい口当たりで蕎麦を包み込んでいるかのようである。
蕎麦を食べるのを一旦中断して、「ミニ煮込豚丼」を食べる。「ミニ煮込豚丼」は小さな丼に盛られたご飯の上に豚肉としらたきを甘辛く煮たものを載せている。豚肉のすき焼き風ごはんといった感じである。


柔らかい食感の豚肉は煮汁が、ご飯に適度に染み込んでいて美味しい。しらたきの弾力のある歯ごたえが、食感のアクセントになっている。気が付けば、丼はあっという間に空になっていた。
「ミニ煮込豚丼」を食べてしまうと、再び蕎麦を食べる。蕎麦もおおかた無くなったところで、ダシを飲み干して完食。

美味かった。満腹である。
最後にコップに残っていたお冷やを飲み干すと、食器を返却台に運んで店を出た。

藤沢駅から再び小田急線に乗って隣の本鵠沼駅に着くと、そこから歩いて実家に向かう。実家に顔を出した後に、馴染みの床屋で短髪にカットしてもらった。既に暦は春先である。これからだんだんと暖かくなってくるに違いない。花粉も飛んでいるので、髪が短い方が調子がいい。
ただ、やはり今日は比較的寒い日ということもあって、頭がスースーとして少々寒い気がする。まあ、仕方ないか。

夜、藤沢から小田急線に乗って新宿に戻った。夜になって気温もぐっと下がってきた。


コメント    この記事についてブログを書く
« 今日のランチ(とろ玉うどん... | トップ | 【閉店】今日のケーキ(桜の... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。