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今日のランチ(旬のちらし丼@鮨 竹若 別館)

2015年11月27日 | 食べ歩き(築地市場)


今日は晴れ。今朝は霧がかかっていて、風も無く、空気がしっとりと重く感じられる。遠くの新宿の高層ビルはもちろんのこと、近くのマンションも霧に隠れて見通しが悪くなっていた。今朝の気温は7℃で、ヒンヤリとした朝である。
陽が昇るにしたがって、霧も少しずつ晴れてきた。霧は朝の内にすっかり晴れて、上空には澄んだ青空が広がった。豊かな陽光が降り注いで、日中の気温は15℃近くまで上昇した。日射しのあるところではポカポカと暖かく、上着を着ているとちょっと暑いくらいである。ただ、西寄りの風が強く吹いていて、空気は冷たく感じられた。

明日、写真部の旅行があり、その準備が全然出来ていない。ということで、今日は午後半休を取ることにした。お昼を外で食べることにして実際には5時間の時間休を取得すると、昼過ぎに職場を後にした。
お昼は築地市場の場外で食べることにした。築地市場正門を出て新大橋通を北に歩いていく。築地四丁目交差点を越えると右手に築地本願寺本堂が見えてくるが、その正面のビルの1階にある寿司屋「鮨 竹若 別館」に入店することにした。


店に入ると、入口の腰壁には所狭しと色紙が貼られている。腰壁の先にはレジカウンターがあり、その先に寿司カウンターが見える。寿司カウンターの周囲を囲むようにカウンター席が14席L字形に配されている。寿司カウンターの正面には2人掛けのテーブル席が2卓と窓際に4人掛けのテーブル席が4卓配されている。奥には個室もあるようである。
店員に案内されてカウンター席に座る。テーブルの上には席毎に箸、醤油小皿、紙お手拭きが置かれていて、テーブルの所々に醤油差しと楊枝入れ、メニューが置かれている。

席に座ると、店員が湯呑みに緑茶を入れて持ってきた。
既に注文する料理は決めている。注文したのは「旬のちらし丼」。旬の海鮮を使用したという限定15食のちらし丼である。店員に確認すると注文できるということだったので、シャリ大盛りでお願いした。更に、ヒトサラのクーポンを示して中トロ一貫をサービスしてもらうことにした。

料理を注文すると、お茶を飲んで料理が出されるのを待つ。しばらくして、カウンターの中から「旬のちらし丼」が出された。続いて奥の厨房から別の店員がお椀と平皿を運んできた。更に、中トロ一貫がカウンターの中から出された。
さて、「旬のちらし丼」である。丼に盛られた酢飯の上には刻み海苔が散らされ、玉子が2切れとガリがのせられ、ガリの上に大葉を敷いてマグロの赤身、エビ、カニ爪、アジ、カンパチ、サーモン、イカ、ホタテ、アナゴが1切れずつ所狭しと並べられている。更に、しらうお、本鮪の中落ち、イクラ、ウニがのせられていて、おろしワサビが添えられている。中落ちには刻みネギが、しらうおにはおろし生姜が添えられており、アナゴにはタレがかけられている。


お椀の味噌汁の中には刻みネギとアオサが入っている。ちなみにお椀はお替わり自由となっている。


更にクーポンサービスの中トロが小皿の上にのせられて、カウンターの上に置かれた。


さっそく、食べることにする。まずは中トロの握り寿司である。シャリの上には身厚な中トロがのっている。これに醤油をほんの数滴垂らして、口の中に放り込んだ。
脂が程良く載った中トロはトロンとした食感でありながら食べ応えもある。しっかりとマグロの存在感を感じさせながらシャリと一体となっている。食べ終わると、マグロの甘みが余韻で舌の上に残った。旨かった。

寿司を食べると、ガリを食べて口の中をリセット。更に緑茶を飲んでスッキリしたところで、いよいよちらし丼を食べる。醤油小皿におろしワサビを取り、醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。
最初に玉子焼きから食べる。玉子焼きを口の中に入れると甘く、しかもジューシーで美味しい。次は箸を置いてエビの尾をつまみ、エビの頭を取って、ワサビ醤油にたっぷりと漬けて口の中に入れた。プリプリとした食感で、エビの甘さが口の中に広がった。エビの頭の中のエビ味噌も吸い出して食べる。エビ味噌が濃厚で美味しい。カニ爪も手で食べる。カニ爪を指でつまんで、口の中にカニ身を入れた。カニ身は甘く、しかもジューシーで旨みが凝縮されているようである。

次は箸を取ってシャリの上にのっているネタを味わう。最初はサーモンである。サーモンは脂がほどよくのっていて、濃厚な味わいである。アナゴは香ばしく、淡泊な味わいにタレがよく合う。イカには隠し包丁が入れられていて、適度な噛み応えで、淡泊な味わいが楽しめた。
カンパチは歯応えがあり、淡泊な甘みが感じられるようで美味しい。半分に開いたホタテは柔らかく、ミルキーな味わいである。アジは濃厚な味わいで口の中でとろけるように美味しい。マグロの赤身はもっちりとした食感で濃厚な味わいである。どのネタも小ぶりな大きさだったが、それぞれが存在感を示していて、どれも美味しかった。

ここで、ガリと大葉を食べ、味噌汁を飲む。味噌汁はお替わり自由ということなので、味噌汁を一杯飲んでしまうと、お替わりをお願いした。すると、新しいお椀を持ってきてくれた。お椀を受け取り、再び、ちらし丼を食べる。シャリの上に残っているのはしらうおと本鮪の中落ち、イクラ、ウニである。しらうおには既におろし生姜がのっているので、これには醤油を直接少量垂らし、ご飯と一緒に口の中に放り込んだ。しらうおはプリプリとした食感で淡泊な味わいである。
続いて、中落ち、ウニ、イクラに醤油小皿に残ったワサビ醤油を適量回し入れて、丼をかきこんだ。中落ちはネットリとした食感で、脂がたっぷりとのっていて、濃厚な味わいで美味しい。一方、ウニは濃厚な磯の香りが鼻腔に広がって、ウニの持つ濃厚な味が倍増するかのような錯覚に陥った。一方、イクラはプチプチとした食感で、舌の上でイクラが弾けて中に詰められたジュースが口の中に広がる。これにシャリが絡まって海のエッセンスを味わっているようである。

今回はご飯の量はちょうど良かった。最後までネタとシャリのコンビネーションを味わえた感じがする。最後にちらし丼の余韻を楽しみながら、お椀の味噌汁を飲んだ。
味噌汁を飲んだ後、緑茶を飲み干して完食。美味かった。しかもお腹もいっぱいである。

入口のレジで代金を精算する。ランチタイムでもクレジットカードが使えるのが嬉しい。精算を済ませると、店を出た。
電車に乗って帰宅する。家に帰ると、先日申し込んでいた「東京駅開業100周年記念Suica」の専用払込票が届いていた。忘れないうちに払い込みを済ませることにする。ついでにその他の所用もあったので、再び外出し、夕方再び帰宅した。

家で旅の支度をしていると、夜も更けてしまっていた。


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