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今日のランチ(担々麺とハーフかゆ@粥餐庁 京王モール店)

2020年10月26日 | ラーメン(23区)


今日は晴れ時々曇り。今朝は暗い空にベールのような薄い雲が広がっていたが、東の地平線付近は赤く染まっていて、雲がシルエットのように浮かんでいた。今朝の気温は10℃で、ベランダから外に出ると空気がヒンヤリと感じられる。北よりの風が冷たく、吐く息が白かった。
今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。平日と同じ5時に起床すると、インスタントコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った。その後、髭を剃って顔を洗い、朝刊を読んだりして朝の時間をゆっくりと過ごす。定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れて業務を開始した。

午前中は日が昇るにつれて、雲が次第に取れて青空が広がってきた。日射しが燦々と降り注いで、陽光が暖かく感じられる。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れて、業務端末の電源を落とした。端末をビジネスリュックサックに入れると、出勤の支度をして家を出る。
日野駅から中央線特別快速電車に乗って新宿に向かう。日中は上空の所々に雲が浮かんでいるが、青空が広がっていて、秋の日射しが燦々と降り注ぐ心地よい陽気となった。昼間の最高気温は23℃で湿度が低く、弱い南よりの風が吹いている。風が涼しくて、気持ちよく感じられた。

新宿に到着すると、時計の針は昼前を示している。職場に行く前にお昼を食べていくことにして、今日は地下街「京王モール」の中にあるおかゆと麺のお店「粥餐庁 京王モール店」に入ることにした。この店は以前、「まぜそば」を食べたラーメン屋「つけめん TETSU 京王モール新宿店」の斜め向かいにある。


店に入る。店内は奥に厨房があり、その手前に中央に仕切りを設けた5人掛けのテーブル席が1卓と3人掛けの独立したカウンターテーブルが1卓、2人掛けの独立したカウンターテーブルが1卓あり、右手には壁に面して10席のカウンター席が設けられている。それぞれの席は隣の卓と透明なアクリル板で仕切られている。
店員に案内されて店の中程のカウンター席に腰を下ろした。卓上には黒酢と岩塩、粥たれといった調味料の他、塗り箸と割り箸、冷水のポット、紙ナプキン、メニューが置かれている。席に座ると、紙おしぼりと冷水の入ったコップが置かれた。お冷やを飲みながらメニューを眺める。

メニューは各種おかゆ、麺で構成されている他、おかゆと麺のセットがある。



またサイドメニューとして、点心やセットドリンクがある。


期間限定メニューは「海老ときのこ五穀豆のおかゆ」「フカヒレ姿煮かゆ」である。


ランチタイムはフルサイズの麺とハーフのおかゆのセットが3種類用意されている他、日替わりの「本日のおかゆセット」がある。麺とハーフのおかゆのセットの麺は「担々麺」「わんたん麺」「サンラー麺」の3種類があるが、セットのおかゆは「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」のみとなっている。ちなみにランチセットのおかゆをハーフサイズでは無く、フルサイズで注文するには麺とおかゆをそれぞれ単品で注文するしか無い。


注文したのはランチセットの「担々麺とハーフかゆ」セットである。このセットの「担々麺」は麻辣味または濃厚ごま味のいずれかが選べるということで、あまり辛くない濃厚ごま味を選んだ。
料理を注文すると、お冷やを飲みながら料理が出来るのを待つ。しばらくして、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「担々麺(濃厚ごま味)」とハーフサイズの「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」、「杏仁豆腐」といった各種料理と大小の金属製のレンゲが置かれている。


卓上の箸と紙ナプキンを取ると、さっそく食べることにした。
最初に「担々麺(濃厚ごま味)」を食べることにする。「担々麺(濃厚ごま味)」の麺は細麺で赤いスープに浸かっている。麺の上にはネギとほうれん草、刻んだザーサイ、細かく砕かれたカシューナッツが載っていて、花椒粉が振りかけられている。


まずはレンゲでスープを掬って口に運んだ。スープが赤いのは表面だけで、中のスープは乳白色の濃厚ゴマスープである。ドロリとしたスープはゴマの風味が香ばしく、程よくじんわりとした辛さで美味しい。
箸を取って麺を食べる。麺は細い多加水麺でもちもちとした食感につるつるとした喉越しが美味しい。麺にはたっぷりのスープと麺の上に載せられた具が絡んで口の中に入ってきた。刻みネギのシャキシャキとした食感にスープを吸ったジューシーなほうれん草が美味しい。カシューナッツのカリッとした食感にスパイシーな花椒粉の香りが鼻腔に広がる。担々麺を食べていると、じんわりと額に汗が浮かんだ。

スープまで飲み干してしまうと、続いて「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」を食べる。「蒸し鶏とみょうがの梅味のおかゆ」は白米と玄米の比率を2:1にした米をおかゆにしていて、干貝柱・チキンスープ・昆布・生姜とともに毎日、店内で炊き上げているとのこと。おかゆの上にはほぐした蒸し鶏とミョウガ、水菜、白ごまが載せられていて、梅ソースがトッピングされている。


担々麺を食べたレンゲで梅ソースをおかゆを軽くかき混ぜるようにして、満遍なくおかゆと具が絡み合ったところで、おかゆを掬って口に運んだ。おかゆといっても、水分は少なくてなかなかボリュームがある。蒸し鶏の柔らかく淡泊な食感にミョウガや水菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっている。梅の酸味が爽やかで美味しい。
途中で、卓上の粥たれを数滴垂らしてみる。この粥たれはカキ、かつお、昆布をギュッとブレンドしているという「元祖粥タレ」である。粥たれを垂らしたおかゆは茶色く染まった。

再びレンゲでおかゆを掬って口に運ぶ。タレの魚介の風味と旨味がおかゆに加わって、また異なった味わいが楽しめる。残ったおかゆを一気に食べてしまった。
最後にデザートの杏仁豆腐を食べる。お冷やを少し飲んで口の中を潤すと、小さいレンゲを取った。杏仁豆腐は小さいガラスの器に入っていて、クコの実が1粒載せられている。杏仁豆腐をよく見ると、白い杏仁豆腐の中にはオレンジ色のつぶつぶが見えている。純粋な杏仁豆腐では無さそうだ。


杏仁豆腐をレンゲで掬って口に運ぶ。弾力のある杏仁豆腐はやや固めで、しっかりと詰まっている感がある。舌触り滑らかな杏仁豆腐はほんのりと甘く、冷たくて美味しい。
杏仁豆腐を食べてしまうと、コップに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。ハーフのおかゆでは足りないかと思ったが、なかなかのボリュームだった。もっとも最近はコロナ太りでベルトもきつめに感じられているので、1年前なら足りなかったかもしれない。

卓上に置かれた伝票を持って席を立つと、入口脇のレジで代金を払って店を出る。代金はクレジットカードで支払った。店の外に出ると、ランチを食べて熱くなった体に冷たい外気が心地よく感じられる。途中、職場に行く前に売店でアイスコーヒーを買って行く。
午後は夜までデスクワークである。1日の仕事を終えて、窓の外を見ると日が沈んで暗くなった空に雲が広がってきていた。職場を出て外に出ると、気温が下がってきていて、南よりの風が涼しく感じられる。空気が湿り気を帯びて、ヒンヤリと感じられた。

電車に乗って帰宅の途につく。日野駅の改札を抜けて、駅前のロータリーから上空を見上げると、南の空に浮かぶ月が雲の向こうから明るい光を放っているのが見えた。月の前を雲が薄いベールのようなシルエットを広げていた。


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