J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
このブログに関するご意見等はコメント欄に記載していただきますようよろしくお願いします。

買うか買わぬか(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO@OMシステム)

2022年03月31日 | 日常生活


3月最終日の今日は曇りときどき晴れのち雨。今朝は上空に霧のようなガス状の雲がかかっていて、薄藍色に染まっている。日の出前の東の空はほのかに紫色に染まっていて、明るくなっていた。今朝の気温は10℃で弱い北よりの風が吹いている。湿度が高く、シメシメとした風がヒンヤリと感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。今日の日の出の時刻は5時30分で、駅のホームで電車を待っていると東の空に丸く輝く太陽が昇ってきた。多摩川には川霧が発生しているらしく、駅のホームから見える多摩川にかかる鉄橋は霧に隠れてしまっている。やがて、下りの電車が霧の中から現れて、日野駅に向かってきた。

東京方面に向かう電車がホームに滑り込んでくると、電車に乗った。電車が多摩川に差し掛かると、それほど霧は濃くなく、霧の先に黄金色に輝く円盤のような朝日が昇ってきている。残堀川のサクラも満開になっていた。やがて、瞼が重くなってきて、眠気に身を委ねたかと思うと、次に気が付いた時には、電車が新宿駅に到着するところだった。
既に空は明るくなっていて、上空には雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がっている。職場に着いて、西の窓から外を見渡すと、東京の市街地にはガス状の雲がかかっていて、市街地の先には山々の稜線が霞んで見えた。東の空には朝日が高く昇ってきて、空も明るくなってきた。

日中は雲が多い空模様となったものの、雲の合間から青空も見えていて薄日が射している。昼間の最高気温は23℃で北よりの風が吹いている。湿度が少し高く、外に出て歩くと、少し汗ばむような陽気となった。東京都庁2階の第一庁舎と第二庁舎の間にある「ふれあいモール」広場では花見をしながらお昼を食べる人たちで賑わっている。風が吹くと、花びらが少し舞っているようである。中央にある池の水面にも花びらが少し浮かんでいた。
お昼休みにOM SYSTEM PLAZA(旧 オリンパスプラザ東京)に足を運ぶ。


OM SYSTEM PLAZAは先月の2月3日にオリンパスプラザ東京から名称変更をした。


今日からギャラリーでは吉住 志穂 写真展「Rainbow」を開催している。また、ショールーム内部の壁を使ったクリエイティブウォールでは「OM SYSTEMアンバサダー 花写真展~ Theme of Nature Macro ~」を開催している。


ギャラリーやクリエイティブウォールに掲げられた写真を鑑賞した後、ショールームに並べられたカメラを手に取った。2月15日に発表されたOMシステムフラッグシップミラーレスカメラ「OMシステム OM-1」が3月18日に発売になった。
当初は模様見だったのだが、実際に手に触れてみると、やはりいい。大きさはミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」と同じくらいで、重量はやや重いもののそれだけの重さを感じさせない。性能的にも格段に良くなっており、正直、2年前にミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」を買ったのは判断ミスだったのではないかと思うくらいである。とはいえ、購入してまだ2~3年のカメラを下取りに出してまで買おうとは思えない。このコロナ禍であまり撮影にもでかけられなかったこともあって、まだまだ使いきれていないことを考えれば、まだ手を出すには早い気がする。

このミラーレスカメラ「OMシステム OM-1」には本体だけの販売に加えてレンズキットが用意されている。そのレンズキットのレンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」となっている。これには少し心がぐらりと揺れた。
現在保有しているレンズの中には、広角から望遠までをカバーする高倍率ズームレンズとしてはこれまで「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」がある。10.7倍のズーム比でコンパクトな勾配リズズームレンズで、現在でも重宝している。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」このレンズと焦点距離が被るため、購入を見送るつもりでいたのだが、このレンズの持つ手振れ補正機能に心惹かれている。このレンズは「5軸シンクロ手ぶれ補正」に対応したことで、ミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」との併用では約7.5段分の補正が可能になった。

先日の都庁のライトアップでもカメラ本体の手振れ補正機能はその威力を発揮したが、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と組み合わせることで、更に強力な手振れ補正機能を手に入れることになる。都庁の都民広場は三脚や一脚はおろか、ミニ三脚やカバンの上にカメラを固定するのも不可とのことだが、手持ちでの撮影は可能となっている。ライトアップされた都庁からなるべく人影を削除して撮るためにはシャッタースピードを遅くしてやればよいが、写真をぶらさずに長時間シャッターを開けておくためには、三脚が欲しいところだ。
OMシステムのミラーレスカメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ」は約7.0段分の補正が可能なので、自分でも1秒くらいはシャッターを開けて手持ちで撮影しても、ぶらさずに撮ることができる。カタログスペックでは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と組み合わせることで、7.5段分の補正が可能なので、4秒くらいシャッターを開けて手持ちで撮影しても、ぶらさずに撮ることができるらしい。

このレンズミラーレスカメラ「OMシステム OM-1」のレンズキットのレンズとして販売される。単純にレンズキットからミラーレスカメラ「OMシステム OM-1」の本体の価格を差し引くと、レンズの値段は定価171,600円に対して、110,000円で買える。値引率にして36%引きである。これは大きい。しかし、本体は今のところ不要だ。本体を買うなら、所有しているカメラを1台手放すことを考えなければいけない。
そう考えると、今回はやはり、レンズを単体で購入した方が良いように思えた。自分はズイコーフレンドクラブのプレミアム会員になっているので、オリンパスオンラインショップ利用時に10%で商品を買うことが出来る。更に、「OM SYSTEM 公式アプリ」リリース記念クーポンとして対象商品が10%割引になるクーポンが配信された。これを利用すると、オンラインショップで定価の19%割引で商品を買うことが出来る。もちろん、レンズキットのレンズの価格にはかなわないが、ビックカメラで購入する場合と比べて、ポイント還元率を考慮しても、安価に買える。これはかなり魅力的である。

そこで、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」を単体でオリンパスオンラインショップで購入することにした。
午後になって上空の雲の厚みが増し、青空も見えなくなった。

夜、仕事を終えて帰宅の途につく。新宿駅から電車に乗って日野駅に着くと本降りの雨が降っている。湿った空気が冷たく感じられた。


コメント    この記事についてブログを書く
« サクラ満開@都庁 | トップ | 「ドレスデン国立古典絵画館... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。