今日は晴れのち曇り。今朝は上空に雲が広がっていたが、東の空の雲が切れていて、日の出前の空が赤く染まっていた。空は先週に比べるとだいぶ明るくなってきていて、週末を挟むごとに日の出の時刻が確実に早くなってきていることを感じさせる。朝が今朝の気温は10℃で弱い北よりの風が吹いている。深夜に雨が降ったらしく、路面がしっとりと濡れていたが、既に所々乾き始めていた。風が少し潤っているように感じられて、ヒンヤリとして心地よい。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。今朝の電車は週明けということに加えて、年度末だからか、いつもより電車が混んでいた。といっても早朝なので座れないほどではないが、車内の通勤客の人数が増えてきたように感じられる。電車が新宿駅に到着すると、上空の雲はだいぶ取れて、雲の合間から青空が広がっていた。既に朝日は東の空高く昇っていて、街をオレンジ色に染め上げている。コンビニで朝食を買うと職場に向かった。
職場に行く途中で、都庁第一庁舎と第二庁舎の間にある広場「ふれあいモール」に足を運ぶ。
広場の周辺に植えられたサクラは週末の陽気で一気に満開となっていた。
池の左右にあるサクラの木々にはみっしりとサクラが枝を埋めている。枝がサクラの花の重みに耐えかねているかのようである。
先週はつぼみが目立ったサクラは淡いピンク色の花をつけている。朝日が雲に隠れて、少し日が陰っているということもあるが、花が白っぽく見えていた。
写真を撮っていると、朝食のパンが入ったトートバッグにカラスが近寄っていた。全く油断も隙も無い。早々にビジネスリュックサックを担いで職場に向かった
日中は上空に青空が広がっていて、薄い雲が青空にマーブル状に広がっている。昼間の最高気温は19℃で湿度が低く、強い北よりの風が吹いている。雲の合間から柔らかい日射しが降り注いでいて、乾いた風が少し冷たく感じられるものの、暖かい空気に風が爽やかに感じられた。あらためて、外に出てみると、青空をバックににサクラが映えて、見事な景観を呈している。多くの人がカメラを片手にサクラを愛でていた。
時折、強い北風でサクラの枝が大きく揺れて、花びらが舞った。「ふれあいモール」を囲うように植えられたサクラはよく見ると、わずかに色が異なる。白い桜もあれば、ほのかに紅を差したようなサクラもあって、それらが色とりどりの景観を呈している。
幹にサクラが咲いていて、木全体が満開のサクラを表現しているようだ。
お昼休みに花見を楽しめるのはうれしい。
午後は日が傾くにつれて次第に雲が広がってきて、日射しが無くなってきた。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。新宿駅から乗った電車が日野駅に着くと、改札を抜けて駅西口のロータリー前で信号を待つ。ふと上空を見上げると、暗い空に雲の塊が敷き詰められたように広がっていた。雲と雲の間には暗い空が顔を出している。
夜になって気温が下がってきた。乾いた北よりの風が冷たく感じられた。