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今日は雨。朝から雨が降り続いている。東京アメッシュでみると降っていないようでも、実際は弱い雨が降っていて、今日は1日傘を手放せなかった。気温は1日を通して20℃くらいということだったが、湿度が高いので、外はムシムシといった状態。不快指数はかなり高い。
妻は今日も仕事に行くということで、今朝、出勤を見送ると、また寝た。9時過ぎに起きて今日の予定を確認。とりあえず、昨日は風呂も入らずに寝たので、今朝は朝風呂につかり、さっぱりしたところで、自宅のパソコンを立ち上げて、メールを確認した。
昼からちょっと職場に行くことにした。昨日は夕方に出かけたため、未決の書類もだいぶ溜まっていることに加え、作成したい資料もある。明後日の月曜日は午後に医者に行きたいので半休を取る予定。ますます時間が足りない。今日は少しでも仕事を進めておきたい。
お昼は雨も降っているので品川駅構内にある蕎麦屋「かき揚げ蕎麦 吉利庵」に入店した。店の入り口の両脇に券売機があってそこで食券を購入する。蕎麦専門店ということでうどんのメニューは無い。食券を持って店に入ると奥のカウンターに店員が立っていて、店員に食券を渡した。しばらくその場で待っていると蕎麦の入った丼が手渡されたので、それを持って席に座る。ちなみに店内はカウンター席が7席と立ち席がある。
テーブルの上にはこの店オリジナルの八味唐辛子が置かれている。八味唐辛子は店の看板によると山椒、粉柚子、鰹削り節、麻の実、粉生姜、紫蘇粉、黒胡麻、唐辛子をブレンドした店オリジナルの唐辛子である。これは是非試してみたいものである。
さて、注文したのは「人気の3種盛り(温)」。ちなみに店の名前にもなっているかき揚げは、やはり、よく注文されているようで、だいたい注文されるのがかき揚げとこの3種盛りのようだ。関東の蕎麦特有の黒い出汁に蕎麦が入り、その上に油揚げ、ワカメ、天かす、刻みネギが盛られている。八味唐辛子をたっぷりと振りかけて蕎麦をすする。お揚げはちょっと薄いがよく味が染みこんでいて、美味しい。蕎麦を食べて汁を飲み干す。今日のお昼はこれくらいで十分だ。
蕎麦を食べ終えた後でお冷やを飲み、少しもたもたしていたところで事件は起こった。自分が入店してしばらくしてからだんだんと席が店内が混んできた。自分は入り口に近いところのカウンター席で蕎麦を食べていたのだが、ちょうどその時はカウンター席は全て埋まっていた。そこにカウンター席で座って食べたいという客が来たようだった。空くまで待つと後ろで言っているのが聞こえた。お冷やを飲み干したら席を立つかと考えていたところに、店員が来て自分に言い放った。「待っているお客さんがいるんではやく出てください。」
はぁ~?たしかに蕎麦は食べ終えた。しかし、自分よりも先にカウンター席で蕎麦を食べ終え、悠々と新聞を読んでいる客がいるのに、それを差し置いて何故自分が店から追い出されなくてはならないのか。そんなに自分は意地悪をしているように見えるか。店の営業を妨害しているように見えるか。蕎麦を食べ終えたらお冷やもゆっくり飲んではいけないのか。言いようのない怒りがこみ上げてきた。まだ、入店して5分か10分くらいしか経っていないのに、何故、さっさと追い出されなくてはならないのか。この店の方針か、それとも店員の教育がなっていないのか。
店員に抗議しても埒があかず。しかも店員は「食器は戻さなくていいです」といいながら既に丼にお冷やの入ったコップやらを入れて撤去しようとしている。なんて店だ。普通の店なら、そろそろ客に出て欲しいなと思えば、「食べ終えた皿をいただきます」などと食器を回収して暗黙裏に店を出るのを要請するか。それでも、食べ終えて歓談している客に出て行けとは言わない。もっとも居酒屋のように店にいる時間が決まっているのなら話は別だが。
このままでは自分が恥をかいただけで無く、自分1人が悪いように思われてそれで終わりだ。腹に据えかねて、店の外に出てから電話で抗議の電話を入れた。責任者らしい人が電話に出て、ようやくそこで謝罪の言葉を聞いた。店員の再教育を申し入れて電話を切った。いずれにしろ、あの店は客を人の顔をした金くらいにしか思っていないのだろう。もう二度と絶対に来るもんか。客を馬鹿にするにもほどがある。金輪際、行かない。
この後、職場で仕事をして、帰宅の途についた。