『まちの腰かけ』まちという字を漢字にしようか?どうしうしようかとも思いましたが、ひらがなで『まち』といたしました。僕の中で、今、腰かけまたはイスブームで。街(町)にある腰かけにさまざまな想いが浮かんできました。インスタグラムで紹介。といったことも考えましたが、ゆくゆくは書籍にまとめたい。そういう想いから、『まちの腰かけ』というカテゴリーを追加してみました。
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『町のパークゴルフ場にある腰かけ』
パークゴルフ場に腰かけがあることはわりと珍しいことと聞きました。各ラウンドの側に腰かけがあるのが、ここのパークゴルフ場の特徴です。ラウンド中にちょっと疲れたら休む。または、先にラウンド(プレー)する人の順番を待ちながら座る。これによって列が閊えることがないのです。そういった多種多様な場面で用いれらた腰かけ。実に気の利いた腰かけだと思いました。
この位置には灰皿が置かれてます。大人であれば自由に吸ってもいいのがタバコ。昨今は、イスの側に灰皿が置かれていること自体の風景もみかけなくなりました。ここの場所にぐらいしか灰皿も置いてませんが、公共の場として分け隔てのない空間がそこには見えて、僕はこのイスの景色を写したくなりました。これによって灰皿が撤去されてたらちょっと悲しいですが。タバコ用の灰皿が側にある心遣いがなんともいえない心地よさを感じました。灰皿を覗くと吸い殻だらけでもありません。パークゴルフを行う場所であってタバコを吸う場所でもない。せいぜい一息つくぐらいです。
この腰かけを見て、『健康でなおかつ人種差別のない世界であってほしい』と思いました。