なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

2024A2期1回目(金)

2024-10-18 08:07:33 | 仕事

今年初の通常講座。

春のコースを私の骨折で休講にしてしまったのと

今期から新しい担当さんと組むので、少し緊張。

 

デモは念入りしていった。

まぁ10年も同じ事をしていれば、

自転車と同じで乗り方を忘れるわけではないが

それでも、声を出して一通りデモのリハーサルをしておくのは

最良に近いパフォーマンスをするには欠かせない。

 

私自身は、いつも通りの進行ができたと思うが

本日、組む人によってこんなに違うのか、と

改めて思い知らされた。

 

講師としてのタイプは色々あるだろうが

ザックリ言えば「静」と「動」がある。

 

私は「動」タイプで、声もアクションも大きめで

子ども達を乗せていく船頭タイプ。

「静」な人は、落ち着いた進行でじっくりと作品に向き合わせる

いわば後押しタイプ。

 

どちらが良いかは利用者さん達の年齢や性格等あるので

一概には言えないが、小さいお子さんの場合は

やはり「動」タイプの方が食いつきは良いと思う。

 

その代わり、私みたいなタイプはサブが苦手だ。

メインを立て、そしてさりげないサポートが求められる。

勿論、そのように動いているのだが、中々さじ加減が難しく

静かな中にも、押したり引いたりというのがうまく出来ない。

 

今まで私の担当についてくれた方は「静」の方が多く

元々「動」なのだろうなぁ、とおぼしき方もいらしたが

その方は、たまたま美術系出身の方だったので

私の講座意図を的確に判断され、あまり表に出ないようにしてくれた。

(それでも、専門性があるが故の調整が必要な場合も)

 

今回の方は、とにかく「動」で、

メインである私とかち合う事が多くて、かなりやりにくかった。

美術関係は全く経験がないらしく、初分野で一生懸命さは伝わるし

その方の明るいキャラクターは今までの担当者にない美点だが

講座としての進行の妨げになる事があった。

 

当人も、初めてで緊張してテンパっていたのと

自分自身が楽しんでしまった、との事で

講座修了後は少し興奮気味だったので

その場では指摘できず(クールダウンした後の方が良いと判断した)

さて、明日に向けて、ある程度はサブとしての仕事の在り方について

お願いしないといけないなぁ・・・と、どのタイミングで話すか迷う。

 

まだ、その方の人となりが全然分からないので

ネガティブな事を伝えるのは慎重になる。

これが、ミスとかだと機械的に伝えられるのだけれどね。

今までにない状況なので、少し戸惑っている。

 

ただ、お子さん達は、そういう訳で、制作に集中という点では課題はあるが

明るく楽しく過ごせて貰えたのではないかと思う。