なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

楽しい大学生活を夢見て

2024-10-22 07:00:15 | 子ども

昨晩、寝る前に居間にいる私に挨拶に来た息子

既に夫は寝室へ引き上げていた。

 

ソファベッドに寝転がっている私の傍らに座り突然

「大学生になってDJやったら見に来たい?」と言った。

 

えーと、大学生でDJ?

それはサークルとかで?

それともバイトみたいなのとか?

将来そちらに進みたいのか?趣味なのか?

 

あまりにも意外な話で、

色々疑問が頭をもたげて、すぐに返事ができなかった。

いや、ここは、まず、肯定でしょうと思い直し

「勿論、もし、息子が嫌で無ければ見に行きたいよ

お父さんも同じだと思う」と伝えた。

 

その答えに、ちょっと安心したのか

(多分、私がそういう事に反対するタイプの親だとは

思っていないとは思うけれど)

「音繋げたり、そういうのやりたいんだよね」と何に惹かれているか

少し話してくれた。

 

まぁ、音ゲーをゲーセンでやっているのも聞いたし

小学生の頃からマインクラフトで作曲して組み入れたり

音楽関係に興味があるのは知っていた。

(本当はピアノもやりたがったしやらせるつもりだったが

タイミングが悪くてできなかった)

でもDJとは・・・

 

私が若い頃ってDJはディスコやクラブで軽妙なMCをしながら・・・

というイメージがあり、息子のそんな姿は想像できないのだが

音だけに特化しているDJもいるみたいだし、そこはクリアしているのか。

 

我が家は夫も私も音楽好きで(知り合ったのもクラシックサークル)

胎教は数ある指揮者の中からフルヴェンのベートーベンを聴かせると

お腹をポコポコ蹴って反応が良く

(ベートーベン指揮者聞き比べをしていた)

夫は「流石はオレの子だ」と訳分からない事を言っていたし

出産時に音楽を流せるのだが、そこでは私は自分が好きな

クライバー指揮の「田園」をかけてもらい、無事

嵐の章で真っ赤な顔で怒りながら出てきたのであった。

 

そんな訳で、生まれる前から音楽は身近にあり、

また、幼少期は同居していた姑と息子がベッタリで

姑が昔の演歌や60年代外国ポップスなどを聴いていたり、

小学生からは夫と名曲喫茶へ行ったり、

私の実家に帰る際の長時間車移動では、クラシックよりも

外国のロックやポップス(これはクイーンなどスタンダードもあるし

ペットショップボーイズなどの打ち込み系も)

日本では藤山一郎や大滝詠一などポップスというよりもある意味古典?を

ガンガンかけていたので、結構オールマイティに聴いていると思う。

 

寧ろ、殆ど息子同年代が聴く楽曲を知らないのでは・・・と。

息子が最初に自らアルバムとかある?と小学生で聞いてきたのは

安全地帯や新しくて宇多田ヒカルだったりするし。

 

そして、高校に入ると何故か北○鮮の歌謡曲?に目覚めたり・・・

今時ならアニメやボカロみたいな物も聴いているようで

我々親とは違う路線を聴いていて面白いなぁとは思っていた。

 

でも、聴く一方だと思っていたのでDJに興味があるのは

本当にビックリした。

 

「あくまでも趣味で、そちらに進む気は無いけれど」と息子。

まぁ、楽しめる事はあった方が良いので、趣味だろうが何だろうが

楽しんだ者勝ち、人生一度きりだからね。

 

大学生活を具体的にイメージするのって中々難しいけれど

先日の、大学の学術的な期待の話に引き続き

こういった事も受験勉強の一つのモチベーションになると思うので

どんどん良いイメージを膨らまして頑張って欲しい。