なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

一家団欒

2024-10-21 06:53:56 | 家族

今日は、夫は残業なしで帰ってくると言う。

実は約1週間前に、会社で事故を起こし(様子見が必要な状況)

その前のコロナ罹患もあって、体調面に不安があり

先週は残業なしにして貰い、今週は様子を見ながら・・・で

とりあえず、初日の今日も、である。

 

安心目安である事故後一週間は明日なので

これまで大きな体調の崩れが無かったので一安心。

 

夫もいるとなれば、ちょっと時間が掛かったり

手間がいつもより掛かる夕飯を作ろうかな。

 

大根と人参と干し椎茸と鶏の煮物

万願寺唐辛子の豚バラ巻き

大和芋のすりおろしとネギと玉子のフワフワ焼

ジャガイモとブナシメジとネギの味噌汁

ご飯

季節の果物(梨・柿)

 

地味だが時間と手間はそれなりに掛かる。

和食ってそういう物が多いよね。

ある程度数無いと寂しいし。

洋食ならメイン1、副菜(サラダなど)1で事足りたり

見栄えも良かったりするからね。

 

和食を作る時は、品数が多い分、野菜の種類も増える。

今日も8種類入っているし。

タンパク質も、鶏・豚・玉子と、一つずつは多くないが

メイン肉ドーンよりも種類多くなったしね。

 

姑が亡くなってからは、つい、手抜きの?洋食が多かったが

涼しく(寒く)なってきたし、気持ちが上向くと作ろうという気になる。

毎日、和食や洋食でも品数多く作る方を尊敬するね。

台所を預かって40年程になるが、元々母の代理や仕事関係、そして主婦と

必要に駆られて作るようになったので、所謂「料理好き」ではないから

手を抜いて良ければ、とことん抜きたい私なのであった。

 

そして、いつもなら塾に行っているハズの息子が

流石に昨日の模試で家に着いたのが午前様直前だったのが響いたのか

今日は塾に行かず家に直帰。

 

久しぶりに一家揃っての夕食になった。

 

私が食卓に料理を並べると「今日は豪華だね」と。

(普段の献立がいかに・・・)

 

慣れないことをした物だから、私の万願寺だけ「当たり」だった・・・

一番辛さに弱いのに。

 

久々の家族の食卓、話は息子の大学受験についてになった。

志望校の確認や、滑り止めの私立大学の事、

願書出願についてや、大学院までの条件等、

穏やかに話し合えたのは良かった。

 

そして、自分の将来について進学を絡めて

意外とちゃんと考えているのに驚いた。

 

息子の第一志望は、某国立大学なのだが

良さそうな学部が2つあって、最初悩んでいたが

もう、その内の1つに絞って、そこが無理なら

別の国立大学の同じ専攻にしたいと言う。

 

第二志望の国立大学はオープンキャンパスで

そこのゼミをしっかり見学できてかなり良かったらしい。

 

就職やグローバルな視野から考えると第一志望大学、

専門性やオタク的な範疇で考えると第二志望大学てな感じだそうで

大学で何を学びたいか、ちゃんと大学毎に考えられていて感心した。

 

私立も、我々の時代とは違い、文系一本槍だった大学も理系があって

そこがそこそこ良い所になっていたり、息子から聞いて

夫(国立理系)も私も浦島太郎な気持ちに。

 

今までは、勉強もせず、ただ希望だけが大きかった息子に

どうせ、勉強しないだろうから、どこか引っかかった大学に・・・

くらいの気持ちでいた我々親だが、まだ、到達点までは遠いが

模試の成績も上げてきていて、現実の大学進学に着実に歩を進めているのだと

漸く息子の真剣さを感じ取ることができた。

 

それでも、やはり私としては「頑張れ」よりも

静かに見守って、もし、結果が良ければ大いに喜び、

悪くても、そこから学べるものが沢山あるのだと

人生の通過点に過ぎないという今まで通り態度を変えずに接したい。

 

先のことを考える力、多趣味、それらは今も備わっているので

正直、どんな進学先になろうとも

息子の場合、楽しみを見つけられる人生なのではないかと

比較的楽観的な気持ちだ。

 

家族で一緒に食事をする。昔は当たり前だったが

段々状況により孤食が増えてきた今、その貴重さや有り難みが

改めて分かる日だった。


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