なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

水餃子を求めて

2024-01-21 09:08:42 | グルメ

今日は冷たい雨が朝から降っていた。

息子は模擬試験を受けに行った。

 

我々夫婦は、買い物がてら、どこかでランチの予定。

最近私が行きつけにしている「Aズ」さんへ。

ここは駐車場が無いので時間貸しのスーパー駐車場に駐めているが

今日は雨だったので(そこから結構歩く)いっその事

自宅最寄り駅前のスーパー(ここも時間貸し)に駐めて

電車でカフェに行こう、となった。(カフェが駅近だからね)

2024.1.21のカフェ「Aズ」

いつもは中浅煎りブレンドを頼むのだがソールドアウトなので、珍しくホットチョコレート。

かなり甘いがベリーの香りがきいていて、飲むスイーツのようだった。

夫は、前回私が頼んだメニューで、スイーツはランチスイーツじゃなくて

フルに頼んでいた。甘党の夫大満足。

 

勿論ここのカフェ飯もお目当てではあったが、

今日はなんと言っても、ここの近くにある無人餃子販売が本命。

 

珍しいタレもあったので一緒に購入。

本来は焼き餃子なのだが、水餃子もいけるらしいので。

 

実は我が家は(というか私は)基本的に水餃子で餃子を食べたいのだ。

今まで、色々な店のテイクアウトや無人餃子店で購入してきて

1カ所だけ、水餃子もウリにしている無人餃子店があり、

そこの餃子で水餃子を作ると美味しいので、

近年はここ一択になっていたのだが、店を閉めてしまった。

(後継者問題だったようだ)

 

そこで、また、新たな開拓を・・・と思っていて

丁度私が行く歯医者の途中にこちらの店を見つけたが

水餃子メニューはなくて二の足を踏んでいた。

(水餃子にもできますよ、と案内がない餃子は

やはり焼き餃子にするのは美味しいが水餃子にすると今ひとつだから)

 

夫が、どうも今、期間限定で、そこで水餃子販売があるみたいだよ、と

ネットで情報を仕入れたので、買いに行くことにしたのだ。

 

店に入って見てみると、どうも、水餃子は、水餃子スープがついているだけで

餃子自身は、普通に売っている物と同じようだという事が分かった。

 

あ、じゃあ、ここの餃子自身、水餃子でもOKなのね。

 

購入し、家で茹でて、多分、タレは焼き餃子用なのだと思うが

一応、二種類、おてしょうに銘々入れて、味見をしてみた。

水餃子のタレとしてもいけるし、味が濃いめなので

水餃子につけて、ご飯のお供にもなる。

(濃い味が好きな人は焼き餃子にした方が良いと思うが)

 

私はご飯を食べないので、ポン酢で。

ご飯を食べる夫や息子は、このタレで食べていた。

 

皮が今までで一番薄かったかな。

野菜中心らしくて、それも水餃子にあっていた。

気に入っていた店のは、皮は厚めでモチモチしていたので

真逆タイプだが、どちらも水餃子にした時の口当たりと

具のバランスが良い。

 

他の焼き餃子専門?なのは、水餃子にすると口当たりが悪く

具のバランスも良くなかった。

焼き餃子にして美味しいように作られているんだね。

 

お気に入りの店が潰れてしまって寂しかったが

これで、また、テイクアウト水餃子ができる。ヨカッタ。


2023B(土)冬コース1

2024-01-20 07:24:53 | 仕事

園児クラスでの保護者参加について、

中々難しいと思うことがある。

 

私は、年間最初の1回目はコロナ禍時を除き

親子参加にしていた。

それは、まだ進級したてで不安定な時期なので

(昔は4月、現在は5月開講)

親御さんと一緒の方が安心できるだろうとの配慮と

基本的には、親御さん誘導が多いと思うので

(送迎申し込みを含め負担もあるし)

私の講座の意図を保護者の方にも体感していただく事により

リピーターを増やすという営業戦略の一つでもある。

 

その1回以外は、基本的にお子さんのみで参加して貰う。

どうしても、保護者が居ないと泣き出す等あれば

勿論残っていただいて構わない。

 

しかし、それは歓迎している訳ではない。

 

1人そういう子が居ると、他の子も「自分だって」と思うからである。

基本的には保護者に側に居て欲しい子が多い。

そんな中、頑張って1人で参加しようとしているのに

泣けば保護者にいて貰えるなんてずるい、と感じるのは仕方が無い。

 

ただ、離れると駄目かどうかは、実際来てみないと分からないし

ワンクール(3回)は、親子参加になってしまっても

仕方が無いし、そこに特に負の感情は無い。

 

実際の所、我が子も、自閉症という特性故

集団行動に難があったし、もし、そういう傾向があるお子さんなら

尚更活動の場が制限されることも多いので

参加させたい親心にも比較的理解がある方だと思う。

 

ただ、基本的に1人参加だと分かっているのに

その次の回も参加申し込んでくるのはいかがかと思う。

親子参加のプログラムの際は、親子で共同で作品を作ったり

親が居るからこそできるプログラムにしているが

普段はお子さんだけで集中して欲しい内容だからだ。

 

これが、まだ、3クールの内、間1回置いて、また参加なら

休止期間中に、成長して、1人参加ができるようになるかもしれない。

この時期のお子さんの成長は著しい物があるしね。

でも、翌月に、急に1人で参加できるのって流石にそれはないだろう。

(春5~7月秋10~12月冬1~3月)秋と冬は続いているのだ。

 

他のお子さんの不公平感もそうだが

私自身も、講座の進行や流れに支障があるので

できればお子さんだけで参加して欲しいのだ。

1クールは許容範囲だが2クールは勘弁して欲しい。

 

何故、親子参加を推奨したくないかと言うと

親子だと、どうしても2人だけの世界を構築しがちだからだ。

 

親御さんの中には、勝手に私の意図と真逆のアドバイスをしてしまったり

(勿論、親としては良かれと思っているのだが)

お子さんも、何かやれば、親に「これでいい?」「これどう?」と

親子2人だけで完結し、私のアドバイスや意図が伝わりにくくなってしまう。

 

皆が私を船頭として、作品を作る流れに乗っている中、

一カ所だけ、岩場ができて、全体の流れが乱れる感じになる。

 

それでも、初回であれば、私も割り切ることもできるのだが

2クール続けられると、流石にモヤっとする。

結構長く講座を開いているが、今まで、こういう参加者がいなかったので

(一回目駄目だったら次の参加は見合わせる人ばかりだった)

これも条件に入れないといけないかと思うと心苦しい。

 

児童館内での決まり事が多い分、私自身はあまり注文をつけたくないのだ。

でも、やはり、集団講座だからね・・・う~ん・・・

 

職員さんとも相談してみようと思う。


2023B(金)冬コース1

2024-01-19 07:38:52 | 仕事

2024年だが、2023年度期の仕事なのでタイトル表記。

 

今年度は、前年度のリピーターが殆ど卒業してしまい

集客に苦労したようだが(職員さんありがとうごさいます)

最後のコースは、今期3回目という事でリピーターと

口コミが増えたようで、キャンセル待ちが出たそうだ。

リピーターと口コミは講師冥利に尽きる・・・ありがたや。

 

今日は、1人、暴走気味の子がいたが、邪魔をするタイプではなく

承認欲求が高いタイプなだけで、表現もオリジナリティがあり

進行も私が上手くかわしたり舵を切れば、

他のお子さんの集中を欠くことはなさそうなので問題なし。

 

ただ、次回は、手順が多い物で、進行に集中が向いてしまいそうなので

そのお子さんを私がフォローがどこまでできるかが鍵かもしれない。

 

まぁ、暴走も自分の作品範囲でして貰うのは問題無いのだが

職員さんは嫌がるだろうなぁ・・・

その辺は打ち合わせしておいた方が良いかもしれない。

 

職員さんは、私の制作意図に沿った作品を作るように促すだろうけれど

私は、それはオマケのような物で、楽しんでくれるなら何でも良いのだ。

しかし、お子さんの中には、手順は守りたくないが出来上がりが

人と違うのを受け入れられない子もいるので、そこの見極めが難しい。

 

集団で時間制限がある講座なので、やはりある程度の秩序は必要。

その縛りをどこまで・・・というのは職員さんと私の間でも

中々完全一致とはいかないので、都度確認となる。

 

今日のお子さんは、作品に集中したり、自己表現できるお子さんが多く、

船頭としては、やりがいのあるクラスだった。

 

来月も楽しんで貰えたらいいな。


アートと手順

2024-01-18 06:59:58 | 仕事

明日から、私の冬の講座が始まるので準備。

 

もう数え切れないほど同じプログラムをしているが

必ず参作を作る。

アート的というよりも、進行上の確認の意味が大きい。

 

抽象表現という、まさにアートの神髄たるものでも

人前で「提案」という形で披露するには、ある程度のメソッドが必要で

アートとは真逆で、矛盾しているとも言える。

 

講師の仕事はそれがイヤで辞める人もいる。

特に私が最初にやるプログラムは、私のプログラムではないので

余計「判子絵画」と呼ばれても仕方が無いだろう。

 

でもね、私が相手をするのは園児。

何事も模倣から始まる・・・そして、新しい経験をするのに

苦手意識を持たないように、楽しく参加して欲しいというのが

この講座のキモなので、そこは目をつぶる。

まぁ、ある程度の誘導はするが、それに捕らわれないのもこの時期。

子ども達の力を信じている。

 

私は漫画家なので、物語を紡ぐのも色々なテクニックが必要だ。

文を書くだけ、絵を描くだけ、では成立しない。

 

文は絵と融合させないといけないし、絵もアートよりも説明的要素の方が多い。

ページ数の調整、コマ割り、読者目線・・・でも、結局の所

「何を表現したいのか」という非常にシンプルな衝動が原動力なのだ。

 

私の基本がここにあるので、講師の仕事も、あまり矛盾を感じない。

ただ、やはり人様のプログラムは抵抗があるので最小限にしているし、

人様のプログラムでも、できるだけメソッドに縛られない物を選んでいる。

 

そうなると、人に伝えるのも難しくなるので

必ず事前にプログラムと向き合う必要が出てくる。

 

何度でも何度でも・・・

今の私は、前回の私ではなく、更新され続けているのだから。

そして、毎回新鮮な気持ちで、子ども達に作品作りの楽しさを伝えたい。


親子関係

2024-01-17 07:32:52 | 子ども

今日は息子の心療内科の日。

 

元々、打てば響くとは真逆なタイプの息子なのだが

今後の進路に向けて、それを見守る物理的状況ではなくなり

夫と共に話し合いを進めているのだが当人「分からない」で膠着状態。

正直、もう、万策尽きて、私の中では・・・どうでもいい・・・と

少々投げやりな気持ちになっていた。

 

そんな中で、心療内科の待ち合わせ中

息子が私に心ない言葉を言い、いつもなら流せるが

今日は流すことができなかった。

 

それでも外だし、元々自分の母と同じにはなりたくなくて、

意識的に、なるべく感情のまま怒るのを抑えているので

静かに何回か、いかにそれが不適切な言葉であるかを

順を追って説明した・・・まぁ、要は責め立てたのだ。

 

とはいえ、完全に追い詰めることはしなかった。

元気な?私ならそこまでしてしまったかもしれないが

もう、息子に言っても意味が無いと、諦めの心境の方が

今日は強かったからだ。

 

心療内科では、先に息子が発言する。

最後に私に家庭の様子を聞いてくるのだが

今日は、息子と私の間の不穏な空気を感じ取ったのか

いつもより早く、息子と医師のやりとり中に

何度か私にも質問してきた。

 

言葉少なに簡潔に答える私。

いつもなら、もう少し、背景なども説明するのだが

今までの丁寧な説明も、何かプラスになっていたとも思えず

医師の求める答えだけに集中した。

 

ただ、最後の、家庭での様子については

現状をしっかり伝え、もう、親としてもこれ以上どうしようもないので

後は当人次第だと思います、と締めた。

 

医師も、私に配慮し、息子にアドバイスしていたが

まぁ、結局の所、薬を貰いに行っている感じだ。

でも、それが息子の精神安定に少しでも繋がっているのなら

大きな意義があろうというもの。

 

夜、珍しく、ソファベッドで寛いでいる私に息子が寄ってきた。

小さい子がお母さんに怒られたときにする、

ボディランゲージ(スキンシップ)の一種だろう。

まだ、こういうところが残っているので、

母としての情を完全に切り離すことはできない。

 

一人の人間として尊重する事と、母親としての情は

相反する行動になる場合がある。

上手くバランスを取らないと、息子を潰してしまうと思うのだが

中々難しい物だ。