
三角関係。
いったい、だれとだれが?
しろちゅが、彼女のすみかである2階からとっとっとっと下りてくる。
めーーーっと一声。
イブちょを発見!すりこすりこしようと近づきます。
隣の部屋にいる私。しろちゅのかわいい声を聞いて、「あ、しろちゅ~~~~。下りて来たの~~~?」と顔を出す。
と、イブちょと私の目がパチッと合う。
にゃははは~~ん、と、イブちょがこちらに走ってくる。
しろちゅ、ぽっつ~~ん。
め~~~~っ。め~~っ?
何度か呼んでみるけれど、イブちょは戻ってきてくれない。
私がいる部屋にも怖いからあんまり入れない。
私。「ほら、しろちゅが呼んでるよ。さみしいよ~~て言ってるよ。行っといで」
イブちょを促すも、イブちょ動かず。
私、どうしようとおろおろ。
こんなことが、しょっちゅうなんです。
そもそも、しろちゅがイブちょにしか甘えられないからなんだけれど。
気ぃ使うわ~あんたら。
2匹でお互いになめ合ったり、寄り添って眠ったり。
仲良くしているから心配はしてないんだけど。
びみょ~な空気に、たまになるの。
イブちょ、モテる男。

近いですよ、かあさん。(迷惑顔)
おばさん、写真、撮ってるの?

上手に撮ってね。

しろちゅは緊張してじーーっとしてるから、撮りやすい。
そして、しっかりカメラ目線をくれる。モデルさんになれるよ。しろちゅ。
そんなしろちゅの、野良時代の写真がまた出て来ました。



いやぁ、野生で育った子。さすが、お外が似合います。
くつろいでますねぇ~。
当時はまだ、背中がほぼ真っ白ですね。
じーーっと見ていたら、ハッと気づいた。
しろちゅのしっぽ、シマシマや!
今まで、気がつきませんでした。
今はずっと色が濃くなってしまって、ほぼ真っ黒なので、トラしっぽだなんて、思ってもみなかったのです。
しろちゅはお外で暮らすのがいいのかな~~?と、何度も考えたことがありました。
家の中にいても、人間がずっと怖くて、ごはんを食べにくるにもおトイレに行くにも、とっても緊張していたから。
女の子だったから、手術しなきゃと思って引き取ってそのまま飼っていましたが、どうしてあげるのが一番いいのか、悩みました。
外でもたくましく生きられる子。自分で鳥さんも捕まえてました。
でも。
怖い野良猫が回遊していて、定期的に蹴散らしに来るし。(でかくてそれはもう恐ろしいのが何匹もいたんです、当時)
溜まっているばっちい水をごくごく飲んだりとか。
全てが凍りつく冬の寒さとか。
びゅんびゅん通り過ぎる車が怖すぎる、大きな車道とか。
そういうことを心配しだすと私の心が耐えられなくて。
そして、決定打は、ずっと寄り添っていた茶色ちゅが突然いなくなってしまい、ひとりぼっちになってしまったこと。
うちには、茶色ちゅと兄弟のイブちょがいるし、きっと寂しくなく暮らせるはずと、腹をくくった。
何度か、脱走事件があった。
その度に、もともとお外っ子だったしろちゅだもの、2度と戻ってこないんじゃ……と、とっても不安になった。
私がいると近寄ってこないので、ドアを開けておいて、家で頭を抱えて待ってた。
でも、しろちゅはすぐ帰ってきてくれた。
はー、お外楽しかった。
ちょっと遊んできたわ、って感じで。
うちを、暮らす場所と、認めてくれていた。
ここで暮らすのが当たり前って、思ってくれていた。
それが分かったとき、どんなにうれしかったことか。
間違ってなかった。そう思えた。
いつか、触っても怖がらなくなったら、お散歩に行こう。
お外でいっぱいごろんごろんして、大好きなおひさまをぽかぽか浴びて。
何時間でも、付き合ってあげる。
楽しみにしているからね、しろちゅ。
さてさて、楽しいイブ散歩です。
まずはお気に入りのコンクリートの上でごろりん。


こんなところに、登りやすそうな木が。

わあっ、登らない方が……。
登りませんよ。えらいでしょ。

えらい。かしこいイブちょ。
ぼく今ちょっと集中してるの。邪魔しないでください。

はいはい、ごゆっくり。
い、犬が来ましたよ、かあさん。

怖いけど、気になるんだよね。
これは何の葉っぱですか?

これは柿だねぇ。大きい葉っぱ。落ち葉の季節だねぇ。
お、ハート型発見!

照ったり曇ったり、お天気は忙しそう。

雲の上が見たいな。

まぶこい。
あ、お隣のアヒルさんが出てきた~~~!

ベンチにぴょん。
アヒルさんとこ行くの~~。ダッシュ!

柵の向こうでよく見えないの。

体がナナメってますよ。
飛びかかっていったら大変だから、しっかり短く持ってます。

土の下の虫さんか草をパクパクと食べているアヒルさんを、飽きずにずっと眺めているイブちょ。

ネギ越しに(笑)。
私の方が寒くて音を上げた。
今日の風景写真。
奈良県天理市~桜井市に通る、山の辺の道より。

絵になる石碑があちこちにあります。
自然がいっぱいで、素朴な農村の景色が続くこの道は、きちんと整備されていて歩きやすく、変化に富んだ景色のおかげで長く歩いていることがちっとも苦にならない楽しい散歩道。
広い田んぼにコスモス畑、古墳に神社にお寺さんに。
機会があれば、ぜひ歩いてみてください。