昨年末の全日本選手権、演技直前のグループ練習では、五輪出場がかかった選手に気をつかいながらの練習。
本番は、ひとつ前の鈴木明子の演技に感動し、涙ぐみながらの登場。スタート地点を間違え、照れ笑いだった村上佳菜子。
今回は、おどけて観客席を覗き込むようなスタートのポーズに観衆が笑うと、うれしくてたまらないかのように、さらなる笑顔。曲もそのやりとりを待つように流れ始めた。

演技曲は「ジャンピングジャック」。その軽快なテンポにのり、コケることもなく終始笑顔で滑ると、フィニッシュも満足感溢れる笑顔できめた。
ファンから投げ込まれるプレゼントをキャッチしようと、氷上でコケてみせて、余すところなく笑いを誘う。
試合後には「すごく楽しかった。お客さんも乗ってくれてうれしかった」と。