天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

風の盆

2016年08月31日 | 秋は夕暮れ
明日は、立春から二百十日、越中おわら風の盆です。

二百十日に 風さえ吹かにゃ 早稲の米喰うて踊ります

加賀では山中 佐渡ではおけさだ 越中のおわらは 実りの唄だよ



越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ

じいさんばあさん おわらに出よまいか 今年も豊年 穂に穂が下がるよ

来たよで来ぬよで 面影立つそで 出て見りゃ風だよ 笹の葉にだまされた

来られた来られた ようこそ来られた 来られたけれども わがままならない



春風吹こうが 秋風吹こうが おわらの恋風 身についてならない

あんたもそうなら 私もそうだよ 互いにそうなら 添わなきゃなるまい

三千世界の 松の木ゃ枯れても あんたと添わなきゃ 娑婆へ出た甲斐がない

浮いたか瓢箪 軽そうに流れる 行く先ゃ知らねど あの身になりたや

地蔵盆

2016年08月26日 | 秋は夕暮れ
 旧暦七月二十四日は「子供の守り神」として信じられている「お地蔵さん」と親しむ「地蔵盆」
 地蔵は、大地の胎内、母胎、生命の源を意味します。地蔵菩薩は衆生の機根が六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)の輪廻で苦しむのを救ってくださいます。

 対して虚空蔵菩薩は智恵や知識、記憶などのご利益をもたらす菩薩として信仰されています。その修法「虚空蔵求聞持法」は、一定の作法に則って真言を百日間かけて百万回唱えるというもので、これを修した行者は、あらゆる経典を記憶し、理解して忘れる事がなくなるとされています。空海がこれを修得、日蓮も12歳の時、虚空蔵菩薩に21日間の祈願を行ったといいます。奈良の弘仁寺、京都の法輪寺などでは、13歳になった子が虚空蔵菩薩に智恵を授かりに行く十三詣りという行事が行われています。
 虚空蔵菩薩の使いとされているのは「うなぎ」。アリストテレスも「うなぎは泥の中から自然発生する」と言っています。つい最近、卵が太平洋で発見されましたが、うなぎは一世代で生命の進化を体現してくれているようにも思えます。

 「三つ子の魂百まで」ニューロンは1歳でピーク、2歳にかけて刈り込まれ、必要最小限になります。12歳頃まで機根が育まれ、その後智慧が働くようになるのかもしれません。何でも使えば使うほど機能し、使わなければ機能しなくなりますね。

リオ4×100mリレー

2016年08月21日 | スポーツ


4走は、さすがに「最後ちょっと硬くなった」ようですが、

みんな次走者目がけて無我夢中。

無我夢中になった時、個々の力は限界を突き破ることを見せてもらえました。

人間が最強である証し。

人間の力をフルに発揮できるのは、まだ日本人だけのようです。

愛は、無我夢中で気持ちがひとつになった時、響き合い

自分に還ってくる。

大野将平

2016年08月10日 | スポーツ
まだいました。

8月9日早朝、柔道男子73キロ級の大野将平選手がオルジョイ選手(アゼルバイジャン)に一本勝ちで金メダル獲得。

試合後のインタビューで「(勝ちが決まってもはしゃがなかったのは)相手がいる対人競技なので、相手を敬おうと思っていました。冷静に綺麗な礼もできたのではないかと思います。日本の心を見せられる場でもあるので、よく気持ちを抑えられたと思います」

一人いれば、つながります。