私が今夜ここに来たのは、偉大な議場にいる選ばれた男女の前で演説を行うためだけではなく、私たちを選び、ここに送った人々に率直に語りかけるためです。今(演説を)見ている多くの米国民、そしてすべての人々にとって、米国の経済状況は懸念としてのしかかっていることでしょう。まさにそうなのです。経済が衰退したかもしれないと自信が揺らぎ、私たちは困難で不確かな時代に生きています。けれども今夜、すべての米国人に知っていてほしいことがあります。私たちは祖国を立て直し、再生し、米国が以前より強力な国家として再浮上するのだと。(Applause)
この危機の深刻さが、この国の運命を決めるわけではありません。私たちの問題に対する答えは、私たちの手の届くところにあります。私たちの研究所や大学、農場や工場、起業家の創意や世界で最も勤勉な国民の誇りの中にこそ、答えは存在します。米国を人類史上最も強力な進歩と繁栄の力にしたこれらの資質を、私たちはまだ十分持っています。力を合わせ、私たちが直面する難題に大胆に立ち向かい、未来に対する責任を再び引き受けることが今、米国に求められています。(Applause)もし私たちが、自分自身に対して正直であるなら、私たちは政府として、そして国民として、あまりにも長期間にわたって、これらの責任を満たしてこなかったことを認めるでしょう。誰かを非難したり、後ろを振り返るためにこんなことを言うわけではありません。現在の状況にどのように立ち至ったかを理解することでしか、苦境を脱することはできないのです。
私たちの経済は一夜にして衰退に向かったわけではありません。問題のすべてが住宅市場の崩壊や株式市場の沈没とともに始まったわけでもありません。私たちは、生き残りの鍵は新たなエネルギー源を見いだすことができるかどうかにかかっているということを何十年も前から知っていました。にもかかわらず、私たちは以前にも増して多量の石油を輸入しています。医療費は毎年、ますます多額の貯蓄を食いつぶしています。私たちの子どもたちはグローバル化する経済の中で、職を求めて競争することになるでしょう。そのための備えができていない学校があまりにも多い。そして、これらすべての問題が解決されていないのに、私たちはかつてない規模で、個人として、そして政府を通じて支出を重ね、債務を増やしているのです。言い換えれば、私たちが生きてきた時代には、長期的な繁栄よりも目先の利益が称賛されすぎました。私たちは次の支払い、次の四半期、あるいは次の選挙のことばかりを考え、その先のことを考えませんでした。黒字は富める者たちにさらにお金を与える口実となり、将来に向けた投資はしませんでした。(Applause)手っ取り早く利益を手にするために規制は骨抜きにされ、健全な市場は失われました。銀行や金融会社は悪質なローンを押し通し、人々は買えるはずがないと分かっていながら住宅を購入しました。本来欠かせない議論や困難な決断は、先延ばしにされてきました。
その総決算の日が来ました。未来への責任を引き受ける日が来たのです。経済を再生させるためだけではなく、継続する繁栄の基礎を築くために、今こそ大胆かつ賢明に行動する時です。私たちは、財政赤字削減という厳しい選択をします。それでも雇用を創出し、融資を再開させ、経済を成長させるエネルギーや医療、教育などの分野に投資する時です。
この危機の深刻さが、この国の運命を決めるわけではありません。私たちの問題に対する答えは、私たちの手の届くところにあります。私たちの研究所や大学、農場や工場、起業家の創意や世界で最も勤勉な国民の誇りの中にこそ、答えは存在します。米国を人類史上最も強力な進歩と繁栄の力にしたこれらの資質を、私たちはまだ十分持っています。力を合わせ、私たちが直面する難題に大胆に立ち向かい、未来に対する責任を再び引き受けることが今、米国に求められています。(Applause)もし私たちが、自分自身に対して正直であるなら、私たちは政府として、そして国民として、あまりにも長期間にわたって、これらの責任を満たしてこなかったことを認めるでしょう。誰かを非難したり、後ろを振り返るためにこんなことを言うわけではありません。現在の状況にどのように立ち至ったかを理解することでしか、苦境を脱することはできないのです。
私たちの経済は一夜にして衰退に向かったわけではありません。問題のすべてが住宅市場の崩壊や株式市場の沈没とともに始まったわけでもありません。私たちは、生き残りの鍵は新たなエネルギー源を見いだすことができるかどうかにかかっているということを何十年も前から知っていました。にもかかわらず、私たちは以前にも増して多量の石油を輸入しています。医療費は毎年、ますます多額の貯蓄を食いつぶしています。私たちの子どもたちはグローバル化する経済の中で、職を求めて競争することになるでしょう。そのための備えができていない学校があまりにも多い。そして、これらすべての問題が解決されていないのに、私たちはかつてない規模で、個人として、そして政府を通じて支出を重ね、債務を増やしているのです。言い換えれば、私たちが生きてきた時代には、長期的な繁栄よりも目先の利益が称賛されすぎました。私たちは次の支払い、次の四半期、あるいは次の選挙のことばかりを考え、その先のことを考えませんでした。黒字は富める者たちにさらにお金を与える口実となり、将来に向けた投資はしませんでした。(Applause)手っ取り早く利益を手にするために規制は骨抜きにされ、健全な市場は失われました。銀行や金融会社は悪質なローンを押し通し、人々は買えるはずがないと分かっていながら住宅を購入しました。本来欠かせない議論や困難な決断は、先延ばしにされてきました。
その総決算の日が来ました。未来への責任を引き受ける日が来たのです。経済を再生させるためだけではなく、継続する繁栄の基礎を築くために、今こそ大胆かつ賢明に行動する時です。私たちは、財政赤字削減という厳しい選択をします。それでも雇用を創出し、融資を再開させ、経済を成長させるエネルギーや医療、教育などの分野に投資する時です。