天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

菅尾石仏

2019年07月18日 | 豊の国


智福寺(当初岩屋寺、他詳細不明)跡から大野川



朽ちそうな小さなお堂にお不動さん



近くに一文字二メートルの六字名号。一画の幅40cm、字の深さは30cm。筆跡は白鹿山妙角寺の住職黙主座、彫刻したのは、岡領三宅の住人青髭右衛門と同田原の住人文兵衛。1753年から翌年にかけて彫ったそうですが、いちばん上まで12メートルいったいどうやって?ここまで行くだけで大変な断崖絶壁なのですが…



1キロ程山を登り下り、さらにかなり急な百段の階段を上ると、四体の座像と右に多聞天立像

臼杵石仏の里

2019年07月13日 | 豊の国


蓮城寺から萬弘寺への途中の山王山に拡がる磨崖仏群。御護りするのは紫雲山満月寺。



蓮城上人が蓮城寺から当時河口だったこの付近に移り、般若姫の菩提を弔い、用明天皇が病気平癒の祈願をした薬師仏教の里。以来、二千人の僧が集ったといいます。最盛期には祇陀院・療病院・施薬院・安養院・快楽院の5院と、河口坊・悟楽坊・岡坊・南坊・谷坊・東坊の6坊があり、鎌倉から室町にかけて彫られた磨崖仏の中には未完成のものも…



磨崖仏が彫られた山王山から、五院六坊、池のあった現石仏公園、薬師堂だった現満月寺。



山頂の山王日吉神社下、山王山石仏前の鳥居。



山王山石仏メインは阿弥陀三尊。



山王山石仏前に観音の水が湧いています。



古園石仏は中尊大日如来の曼荼羅。



五院六坊跡から大日如来。



現在は一廓の満月寺が石仏をお護りしています。



ご本尊は釈迦如来



満月寺脇の岩には蓮城上人、炭焼き小五郎、玉津姫が彫られています。



岩の背には玉津姫が簪を挿したところから…の伝説の巨杉。



妙見堂とともに…



ハス畑は鴨さんたちがお守りしています。



隣の水田はアヒルさんたち



古園石仏下、池があった付近から現満月寺。



五院六坊跡の秋は曼珠沙華、秋桜。



満月寺前を流れる深田川

禰疑野(ねぎの)神社

2019年07月05日 | 豊の国
西暦88年、成務天皇が景行天皇を祀ったのが創祀。景行天皇が国内平定、成務天皇が統治整備という感じでしょうか?





禰疑野神社鳥居を大木から



禰疑野から湯布院に向かう途中、竹田飛田川にかかる山王橋。手前に山王日吉神社。



社殿は御神木の横。脇から若木が次々に出るイチョウ、親木は朽ちた?