現在は屋内退避を指示されている福島第一原発から20~30キロ圏内の住民に、政府はきのう、「自主避難」を促した。避難せよ、と指示するなら分かる。放射能に関する情報は政府がすべて握っているのに、「自主的に」(=あなたの意思と判断で)と言われても。「口にしてふと考える」姿勢が欠けている。~編集手帳より
今度の大震災で、情報の不正確さなどによる混乱や風評被害を見ると、非常時に必要なのは文明の器具だけではない。情報を発する側の相手への思いやりや受けとる側の冷静さこそが肝心である。~産経抄より
天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせられ、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられている。「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始められたもので、宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。
計画停電では、皇居のある東京都千代田区は対象地域になっていないが、両陛下は計画停電で「第1グループ」に分類された地域の停電時間に合わせ、1回約2時間にわたり、明かりや暖房といった電気の使用を一切控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。暗い中で夕食を取られることもあったようだ。
両陛下は、第1グループで停電が計画されたものの、実際には電力供給が逼迫せず、停電がなかった日も、当初の計画時間に合わせ、自主的な停電を実行された。15日から23日までは1日も欠かさずに行い、スケジュールに合わせて同じ日に朝晩2回、電気を止められた日も複数回あったという。宮内庁東宮職によると、皇太子ご一家も、同様の「自主停電」を、お住まいの東宮御所で行われているという。~産経新聞より
今度の大震災で、情報の不正確さなどによる混乱や風評被害を見ると、非常時に必要なのは文明の器具だけではない。情報を発する側の相手への思いやりや受けとる側の冷静さこそが肝心である。~産経抄より
天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせられ、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられている。「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始められたもので、宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。
計画停電では、皇居のある東京都千代田区は対象地域になっていないが、両陛下は計画停電で「第1グループ」に分類された地域の停電時間に合わせ、1回約2時間にわたり、明かりや暖房といった電気の使用を一切控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。暗い中で夕食を取られることもあったようだ。
両陛下は、第1グループで停電が計画されたものの、実際には電力供給が逼迫せず、停電がなかった日も、当初の計画時間に合わせ、自主的な停電を実行された。15日から23日までは1日も欠かさずに行い、スケジュールに合わせて同じ日に朝晩2回、電気を止められた日も複数回あったという。宮内庁東宮職によると、皇太子ご一家も、同様の「自主停電」を、お住まいの東宮御所で行われているという。~産経新聞より