天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

金剛宝戒寺・弥栄神社

2020年01月25日 | 豊の国


727年、聖武天皇が行基に勅して建立。十六菊花紋の金剛宝戒寺。



ご本尊は釈迦如来



大日堂



大日如来像



雪舟が天開図画楼を得て住んだのは此処?沈堕の滝を描いた鎮田瀑図はこの時…



弥栄神社。大友能直が八坂神社を勧請、当初祇園社。

金剛宝戒寺、弥栄神社とも岩屋寺六坊に隣接。

国東杵築大神市杵島奈多宮

2020年01月14日 | 豊の国


奈多宮鳥居



奈多宮楼門から



奈多宮拝殿



奈多宮鳥居から



市杵島、天照大神、猿田彦





月読



素戔嗚

菟狭はよ さす潮の水上 豊国の行宮かりみや

ああはれ 足一騰宮あしひとつあがりのみやとよ 行宮

足一騰宮は 行宮と 青の岩根に一柱坐ます

足一騰宮に参出づると 大わたの亀や川のぼり来る

足一騰宮の大御饗おほみあへ 誰が献るはるか雲居に

足一騰宮は菟狭津彦うさつひこ 朝さもらふ夕べさもらふ

足一騰宮は湍たぎの上へや

足一騰あがり雲の辺に坐まます

〜北原白秋 海道東征 第五章 速吸と菟狭 そのニより

菟狭の川上和間神社〜放生会発祥の地〜真玉海岸

2020年01月13日 | 神功皇后
神武天皇東遷、景行天皇行宮の地



和間神社



和間神社浮殿から宇佐神宮方面



和間神社浮殿(本殿)は寄藻川の上



和間神社浮殿から真玉海岸方面



寄藻川は御許山の南麓に源を発し、宇佐神宮西参道呉橋、表参道神橋を経て河口で桂川と合流、放生会が行われる和間の浜で真玉の海に注ぎます。

宇佐神宮 仲秋祭(放生会)


東遷途上の神武天皇を饗応した一柱騰宮が造られた「菟狭の川上」(古事記、日本書紀)



真玉海岸から宇佐方面

若宮八幡神社〜桂川〜琴平社

2020年01月12日 | 豊の国
主祭神は八幡大神応神天皇の若君、大鷦鷯尊(おほさざきのみこと、仁徳天皇)。



拝殿

天照大御神、玉祖命、品陀別命(ほむたわけのみこと、応神天皇)、隼総別皇子、大葉枝皇子、小葉枝皇子、雌鳥皇女(応神天皇の皇女、仁徳天皇の異母妹)、多岐都比売命、多紀理毘売命、市寸嶋比売命、天之忍穗耳命、天之菩卑能命、天津日子根命、活津日子根命、熊野久須比命(多岐都比売命以下は素戔嗚の息から生まれた五男三女神)を配祀

京都八坂神社と素戔嗚の子が?京都八坂神社は祇園精舎を守護する牛頭天王が素戔嗚尊と同神とされたことから祇園さんとも…



拝殿脇に隋神門



神池に天邪鬼

天津国玉神の子、天若日子とされるから?







正月神事、ホーランエンヤ(宝来栄弥)は、若宮様前から桂川を宝来船で琴平社まで

栄弥→弥栄→八坂、素戔嗚→琴平→金比羅、天津国玉神=応神天皇、天邪鬼=仁徳天皇?などと…

七草

2020年01月07日 | 冬はつとめて
君がため 春の野に出でて 若菜つむ
わが衣手に 雪は降りつつ

古今和歌集・光孝天皇

 七草の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘んでいました。枕草子には、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ……」とあります。七種とは「芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種」河海抄(かかいしょう、1362年頃)

明日よりは 春菜採まむと 標めし野に
昨日も今日も 雪は降りつつ

万葉集・山部赤人