「美味しまね認証」とは、『安全で美味しい島根の県産品認証制度』の略。島根県内で生産される農林水産物に対して、高い安全性と品質の確保を基本に消費者の安心と信頼を確保し、生産者の生産意欲を高め、産地全体の水準を高めることを目的として定められた制度です。
林産物は原木栽培きのこと菌床栽培きのこが対象となっており、当管内では菌床きのこ4品目と1団体、1会社が認証を取得しています。認証を取得するには、生産工程管理基準や安全強化基準などに定められた様々な項目の基準をクリアしなければなりません。そして認証取得後も、4年ごとに認証更新の審査や定期的な監査を受けることとなっています。また、適正な生産工程管理のもとで生産され、安全であることを確認し、認証制度の信頼性の向上を図るため、年1回、残留農薬等検査を実施することとなっています。
当管内の認証産品については、いずれの品目も農薬は一切使用していませんが、上述したように検査が義務づけられており、検体採取は農林振興センター職員が行うことが定められているため、このたび検体採取に行ってきました。
検体は出荷前の物を、1検体につき500g程度必要です。エリンギ(平成22年度認証取得)。
検査にまわすのが惜しいような立派な舞茸です(平成22年度認証取得)。
キクラゲは夏のきのこですが、栽培は通年行っています(平成25年認証取得)。
検査は、指定された検査機関が実施するため、検体は採取後すぐに検査機関へ持参しました。検査結果がわかるのは2~3週間後の予定です。
収穫作業のお忙しいところお邪魔し、貴重な生産物を提供していただいた生産者の皆さま、ご協力いただき、ありがとうございました。