あるもの探し

（ Photo by (c)Tomo.Yun )URL(http://www.yunphoto.net )



娘といると、ないものより、今あるものに良かったねって、なります。


ないものに目を向ければきりがないけど

今あるもの、できることに目を向ければ、幸せはいつも目の前に今ここにあります。


いろいろあっても、それはもう彼女なりの表現だと受け容れて

つきあい、寄り添い、その時その時で最善と信じた形でサポートする。

親が苦しんでいても状況は何にも良くなりません。

むだどころか、足を引っ張るようなものでかえってよくないことばかり。

世話する側が元気で幸せで柔軟な心でいることが

結局一番彼女をいい形でサポートすることになるのです。


そして、本当はわたしたちのほうこそ娘にサポートされている。

与えさせるという立場で本当に多くのことを教え、体験させ、喜びを与えてくれます。

誰かを支えることのできる立場にいられる人はきっと誰でも。

かけがえのない時間です。


ずっと自由で社会的な決まりごとなどあまり気にしなかったわたしでさえ

どれだけ多くの思い込みや観念にもがいているのか。

毎日のように突きつけられます。

それはとても大きな応援でギフトなのです。

気づき、手放し、また拾いあげて、本当に受け容れて手放す。

この過程を幾度となく繰り返して、今があります。

まだまだなところは笑っちゃうほどあっても

幸せだと、幸せはどこにでも転がっていると知っています。

手を伸ばせば助けてくれる人たちはいるし、分かち合い、支えあうともだちもいる。

会えばお互いに大変なことよりも、些細なことで喜び笑いあい

くだらないことで延々盛り上がる。


いろんな気持ちが味わえたり、いろんな体験やチャレンジができるのも

お互いが生きてそばにいられるからこそ。

生まれて１年は離れ離れだったから

家族がそろってるってだけでうれしいしありがたい。

一緒に同じ時を生きられるってすばらしい。

目の前にいてくれる人がどれだけありがたい存在か。

共に笑える時間がなにより最高に幸せなのです。


あるものか、ないものか。

何に注目して生きるかで、人生の幸福度は全然違ってきます。


今自分にできることは、今自分を生きること。

今目の前にある幸せに気づき、それを大きく育てていくこと。


もし誰かのために何かしたいなら

今目の前にいる人を大切に想い、笑いかけたり話を聴くだけでもいいのです。

普通になにもなく見えても、誰かに聞いてほしい思いがあるかもしれません。

逆境にいなくても、戦っている人もいるかもしれません。

聞いてもらってほっとしたら

戦わなくてもいいこと、赦せばいいことに目が向くかもしれません。

もちろんまず聞いてもらうことからはじめてもいいと思います。


できることがあるからこそ存在している。

息をしたり、笑ったり笑わせたり、目の前の仕事に心をこめたり、祈ったり

おっきいことも　ちっちゃいことも

たいていは思ってる以上にたっくさんのできることがある。

探せば、いっぱい山ほどある中から

本当にしたいできるだけワクワクすることを選んで

今できることを積み重ねていきましょう。



てなわけで、ほんのしばらくブログはお休みします。笑。たぶんうそ。