マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

(かなり前に)トヨタ86に乗ってきました。

2012年05月03日 | 試乗記
予約は簡単

街中でもチラホラみかける様になりましたが、
(何故か近所ではBRZの方が良く見る)
3月頃にメガウェブで86が乗れる
イベントをやっていたので行ってきました。

メガウェブのコースはこんな感じ

メガウェブの試乗コースは制限速度40キロの直線2本を
路地の様に狭いクネクネ道を繋いだ様なコースです。
一番近いのは教習所でしょうか。
86の走りがどうのという話は出来ませんが、
途中には石畳やゼブラなどもあるので
素性が良い車かどうかを知るには
普通に試乗するよりも最適かもしれません。

試乗した車はGグレードのマニュアルです

Gは下から2番目のグレードで、
装備が簡素化されている走り一辺倒モデルだそうです。
走り一辺倒といいながらフォグランプが付いていたり
格好良い黒塗りのアルミが付いていたり
かつてのハチロクとは時代の違いを感じます。
固定式ライトでトランクがある形状をしているので、
レビンのノッチバックタイプの末裔って事になりますね。
マセラティ・グラントゥーリズモを小さくした様な
クーペスタイルの古典の様な格好をしているので、
デザイン的には特に感想は無いのですが、
一目見て小さいと思えるところに好感が持てます。

チープさが好感を持てる車も珍しい

内装は試乗の時間待ちの間に見て回った
他の車のパーツをペタペタ貼った様な感じ。
アクアの部品がかなり使われている様です。
コード丸出しよりはマシだろうという割り切りですね。
その代わり、運転に関係ある物はかなり贅沢に作られています。
先ずは運転時に持つ物は革巻きになっています。
FRなので当たり前といえば当たり前ですが
余計な物が媒介していない感触のシフトが好印象。
あまり引き上げる事なく一発で引けるサイドブレーキ、
ガタつきが無いステアリングにはテレスコピックも付いています。
クラッチは駆動が繋がっている具合が足裏で分かり辛い
ところが難点ですが奥で繋がってくれるので、
エンストの危険は少ないと思います。
(クラッチ蹴りにはちょっと向かないかも)
後はひたすらチープです。

新車な筈なんですがクタクタな感じのシート地が気にはなります

シートはバケットタイプですが少し大きめです。
快適性も考えて日和ってしまったのでしょうか。
雰囲気を出すにはいいですが、
飛ばしたらシートの中で体が暴れてしまうと思います。
バケットは構造上、背もたれにより掛かる様に出来ていますから、
疲れは少ない方だと思います。
路面からの情報は要る物要らない物関係無しに
全部拾ってくる感じです。
後席へ乗り降りする際に使う背もたれを前へ倒すレバーが
座面側に付いているのはどうかと思います。
まぁ、予算との兼ね合いだったんでしょうね。

タコメーターが真ん中にあるやる気なメーターまわり

シートに座ると見切りの良さが嬉しいです。
フェンダーが見えるので走る時は楽だと思います。
後方の見切りもかなり良いと思います。
ポジションを合わせた時の操作もしっくり来ますし、
右ハンドル特有の脚を内側へ向けさせたれる様な
体がよじれる感じもほぼ無いので
素晴らしいと言えると思います。
タコメーターは雰囲気重視で260キロまで目盛ってありますが、
実際に使う100キロ以下が下の方でギュウギュウなので
スピード違反には気をつけた方が良いかもしれません。

トヨタとスバルの混血である事が良く分かる走り

走り始めて先ず驚くのが、
予想以上に威勢が良いエンジン音。
こんな感じの音がします。
理由はスバルの水平対抗が積まれている事と、
サウンドクリエイターという手っ取り早く言うと
意図的に音を室内に導くダクトが付いているからです。
個人的な感想ですがスバル的なエンジン様車な印象で
86のライトウェイト感を損なっている気がします。
普通の直4エンジンの方が良かったかな・・・
ただ、吹け上がりが良くて下の方でもかなり粘る
良いエンジンだとは思います。
ボディやサスペンションはスポーツカーにしては
結構柔らかめに出来ています。
トヨタ自身がこの車は純粋なスポーツカーではなくて
スポーティーカーだと言っているくらいですが、
ガチガチしたところはありません。
更にこれもトヨタ流なんでしょうが、
ハンドルのギア比がかなりスローです。
切ったら切った分だけと思えるレベルから
2拍程度遅い印象があります。
それらの要素が醸し出す86の印象は、
”トヨタ渾身の新型スポーツカー”から連想される
新しい物に乗っている感は全く無く、
中古車屋で試乗をしている様な感覚があります。
ある意味狙い通りなんでしょうね。

後席の居住性も中々

86にとってはオマケみたいな部分ですが
後席の居住性とトランクについて。
それ程大きくないクーペなので、後席は確かに狭いですが、
前でまともなシートポジションを取っても
ちゃんと座る事が出来ます。
スペースは十分にあるけど足のやり場が無い
メガーヌRSよりは全然良い空間です。
ただ、写真の通りで頭上にガラスが来てしまうので、
これからの時期はその点で地獄だと思います。
あるのかどうか分かりませんが、
昔流行ったリアウインドウに貼る
アルミ風のデカールがあったら良いだろうなと思います。

トランクもまともにあります

86は(BRZも)ハッチバックではなくトランクが付いています。
魚とかぬか漬けを買った時は便利ですね。
実用車ではないのでトランク自身大きくないですし、
積み降ろしもあまり良くないですが、
そこに文句を言う人はいないと思うので十分だと思います。
デスクトップのパソコンなどを買うと困るけど、
普通の荷物は十分に載るといった感じでしょうか。
ですがこのトランク、設計ミスだろうと思えるところが1点、
リアシートを倒して荷室を広げられるのですが、
そのレバー、一般にレバーが付いている室内側にあります。
翻って86はトランクが付いている車な訳で、
荷室からシートを倒す事が出来ません。
レバーが室内にある必要は全く無いので
荷室側につけるべきだと思います。

86は乗る人によって評価が分かれる車だと思います。
趣味車なので折角なら新しい物に乗りたいと思うなら
確実に肩すかしを食らうと思います。
そういう人はMINIやCR-Zなどに乗った方が
恐らく幸せだと思います。
トヨタは若者の車離れに対する一石と言っていますが、
FR、デュアルクラッチではなくてマニュアル、
古典的なパッケージの何処を取っても古い車なので、
実際の購買層になるであろう50代前後の方には
最適な車なんだろうなと思いました。
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シートベルトは締めよう

2012年05月02日 | 車好き話
TDRツアー暗転、「寝ちゃった」運転手逮捕へ(読売新聞) - goo ニュース
ご存知の通りで29日の早朝、関越で大きなバス事故が起こりました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

事故自体はこれから入念な調査の上、原因が判明すると思いますが、
1つとても気になった数字がありました。
重傷者が余りに多いという点です。
100km/h近く出していたらしいバスが
7列目辺りまで防音壁が刺さって止まったそうなので
制動距離は殆ど無かったという事になりますから、
とんでもない衝撃がかかっている事は想像出来ますが、
それにしても不自然だなと思って記事を読んでいたところ、
何人かの方は外に投げ出されたという証言があるそうです。
また、四肢に重大な怪我をしている人が非常に多い
という医師の証言もあるそうです。
つまりシートベルトをしていないんですね。
あくまでも私の勝手な推測ですが、
被害がここまで大きくなった
大きな要因なのではないかと思います。
私も出張の時に羽田空港への行き帰りなどで
高速バスに乗る事が中々の頻度でありますが、
殆どの人はベルトをしていません。
”うるせえな!”と運転手に食ってかかる人もいます。
どんなに屈強に鍛えた人であっても
車が40キロ程度で衝突をしたら、
構えていたとしても間違いなく踏ん張れません。
それ以上の衝撃が急に来るのが事故です。
この人達がベルトをしない根拠は何処にあるのかなと
いつも思っています。
確かにバスのベルトは嫌がらせなのかと思う程に着け辛いですし、
酷い時は壊れていたりします。
今回の事故でもベルトが壊れている事を乗客が指摘して
運転手と押し問答になるという事があったそうです。
そもそもが今時有り得ない2点式なので、
製造会社含めバス業界全体の安全への意識が
無きに等しい証左だと思いますが、
それでも無いよりは全然マシな装置ではあります。
実際、運転手と押し問答をされた方は
それでも重傷を負われたそうですが
最前列に座って事故に遭ったにも関わらず
インタビューに答えられる程度の怪我で済んでいます。
車は事故が起こる可能性が結構高い乗り物だという事、
事故を起こした時の衝撃は人間が耐えられるレベルではない事、
シートベルトをすると生存率が飛躍的に上がる事、
人の勝手な思い込みとか手抜きなどはお構い無しに
起こるべき事は条件が揃えば必ず起こります。
エアバッグ、ぶつからない車、衝撃吸収構造の車体、
車も色々進化していますが、
先ず頼りになるのはシートベルトです。
乗用車の場合おざなりになるのは後席ですが、
やはり後ろに座っているから少しは安全
なんて理屈は全くありません。
警察なんかに気を遣って締めるのではなくて、
万が一を考えてみんな着けて貰いたいですね。
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ベンツがイマイチ勝ちきれない理由 ~新しいBクラスを見てきました~

2012年04月30日 | 見てきました。
格好は・・・好みの問題ですかね。

ドイツ車の話が続いてしまいますが、
つい最近、買い物先でやっていたベンツの展示会に
新しいBクラスが置いてあったので、その感想です。

モーターショーでも詳しく展示されていました。

Bクラスは大きさ区分でいうところの
Cセグメントのハッチバックにあたる車です。
欧州車では一番の激戦区にある車ですね。
ただ、そう思うとこんなオッサン臭い車なんかよりも
もっと良い車はある気がしてきますが、
激戦区という事は客の多様性も多いという事なので、
こういう車が好きな人もいるのでしょう。
サツマイモの様な格好をしていた異形具合が
2周くらいして寧ろ格好良いかもと思ったデザインは
新型ではAクラスをそのまま大きくした様な
真っ当にオッサン臭いデザインに変わりました。
無駄に車高が高かった点も修正されて
見た目からも真っ当な車なんだろうなと想像出来ます。
つぶさに見ていくと色々な箇所がベンツらしく
しっかりと作り込まれていてます。
例えばラゲッジ掃き出しの傷がつき易い所に
アルミプレートで保護がされていたり、
リアシートのテーブルも筋交い的な補強が入っていて
簡単に折れ曲がらなそうになっていたり。
350万もする車なのにダイヤルがメッキではなくて
塗装だったり、シートが合皮だったり
部材は今時基準で考えてもチープなんですが、
車自体がしっかり作り込まれているので
道具と割り切った質実剛健車なのかなと
悪い印象無く見る事が出来ました。
ただ1点、缶バッヂの様なグリルのエンブレムは
余りにヘボいので止めた方が良いと思います。

エンジンは新開発の小排気量+ターボ

エンジンは確か新開発とモーターショーで言っていた
1.6のターボが積まれています。
このエンジンはこれからベンツの主力として
かなりの車種をカバーしていくんでしょうね。
Bクラスは車として好感が持てると思うのですが、
常について回る問題だと思いますが、
果たしてこの車を誰が買うのかという疑問が残ります。
言い換えれば、ベンツらしいのかというところです。
きっと、車は会社の経費で買うものと思っている様な
本来的なベンツユーザーがこの手の車が欲しくなったら
MLとかGLKを買う気がしますし、
何よりベンツなのにFFだという所に
この車がベンツユーザーの為の車ではなくて
ベンツに憧れを持っている層に対して
敷居を下げた車の範疇に収まっているところが
残念な印象があります。
つい最近、ベンツのF1活動に対して
常に懐疑的姿勢を貫いている勢力から
無駄金を使わないでベンツらしさを取り戻す事に金を使え
という提案がされています。
確かにBクラスを見ていると、
先ず最初にCセグメントの乗用車という概念があって、
そこに対して最適な車になっている印象があります。
そういうマーケット迎合な車作りは
大衆車メーカーがやるべき事であって、
ベンツはやってはいけない気が私はします。

個人的に一番ベンツらしい車だと思う車

翻って比較対象になるアウディはどうかというと、
先ず最初にアウディという信念があって
それを大きくしたり小さくしたりという車作りをしています。
そこがウケているという話は本でも読みますが、
本当に大きくなったり小さくなったりしているだけで
サイズ最適なアイデアが全く無いので
A3以下の車が良い車だとはあまり思えません。
ベンツにはかつて小ベンツと呼ばれていた
190シリーズという車がありました。
正しく今のアウディの様にEクラスをそのまま小さくした様な
格好だったり質感だったりしたのですが、
乗ってみるとEクラスとは全く違う事が分かりました。
特にシートの座らせ方が全く違っていて、
あの小ささでもしっかりと座れる設計に
当時大人子供だった高校生の私は驚きました。
ベンツは常日頃から車自体を発明した会社である
という自負を持っている会社ですが、
確かに車とはどういう物なのかを
一番正確に知っている会社だと思います。
新しいBクラスは良く出来ているなと思いましたが、
ベンツがこのサイズの車を作ったら、こうなるよな
という風の説得力はあまりありませんでした。
結局、最近のベンツがアウディ・BMWに負けているのは
Bクラスの様な車を作っているからな気がしますし、
ベンツがベンツらしくBクラスを作ったら
彼らなど足元にも及ばない車になるんだろうなと
想像もしてしまいます。
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完璧とやり過ぎの間くらい ~マイナーチェンジしたアウディA4(クワトロに限る)について~

2012年04月30日 | 見てきました。
大雑把に、変わったのはここみたいです。

2010年の勝手にカーオブザイヤーだった
アウディA4(クワトロに限る)がマイナーチェンジした
という話で見に行ってきました。
A4は1つ前の型に2回、
マイナーチェンジする前の車に2回乗っていて、
急な入り用で頭金が崩れなかったら
多分買っていただろうという出来事もあった
個人的に評価の高い車です。
ただし、FFの印象はあまり良くなくて、
(これならワーゲンでいいんじゃないの?・・・的な)
クワトロに限った話です。

スポークの細いステアリングが琴線に触れます。

マイナーチェンジではトピックが大雑把に3つあるそうで、
1つ目が正しく前のA4から始まった
LEDのヘッドランプ照明が大人しくなった事。
前のパターンはギラギラ度合いが結構あった事と、
曲線具合が中途半端な印象があって
正直端正さを損ねる要因になっていた気がするので、
今回のデザインは面白みが無いとも言えますが
アウディらしくなったと思います。
同じく外観は大きな変更はしていないものの、
角と丸が混在していた細かいディテールを
角形に統一して洗練させた事も大きいと思います。
見た目から受ける端正さは増しています。
2つ目が内装が豪華になったこと。
基本的なデザインは全く変わっていないので
オーナーでもない私には変わった具合は分かりませんが、
カタログで見比べてみると、アルミ板が増えていたり
ピアノブラックのパネルが付いていたり
確かに豪華になっていると思います。
ただし、アウディの良さは高級感ではなく本物感にあると思うので、
華美な装飾が良いのかどうかは分かりません。
最後にエンジンがアイドリングストップ付きになって
燃費が上がっているそうです。
とはいえエンジン自体の燃費向上要素は無いそうで
信号待ちで止まる分で稼いでいるとの事。
これも個人的には良い事なのか疑問で、
アイドリングストップの車に何台か乗って思うのは、
待ち構えて再始動する時は構わないのですが、
信号に気付いて走り出す時に再始動までの一瞬の間が
ストレスになってしまうので、
アイドリングストップはハイブリッドの様な
時間稼ぎをしてくれる仕組みが無いと
余計なお世話機能なのではないかと思ったりします。
まぁ、アイドリングストップが付いている車には
ほぼ必ずキルスイッチが付いている点から察するに、
レギュレーションをパスさせる都合で
付けざるを得ないという事もあるのでしょうね。
最後におまけの様な話ながら結構重要なのが、
最近のアウディの象徴とも言えるアイビスホワイトが
メタリックが多少入ってより真っ白になった
新色の白に替わった事も売りなんだそうです。
ちなみにメタリック感はシトロエンのパール色と一緒で
直射を当てたらようやくラメが光るくらいの
大人しめなものです。

前モデルのS4風なバンパーもハイライトだそうです。

前のA4は危うく改宗しそうな程良い車で、
特にクワトロの平行移動する様な
シトロエンとはまた違う魔法の絨毯感と、
工場の食堂のスプーンまでビシッと
揃っているんだろうなと連想させる
車全体から伝わってくる品質感がもたらす
雑味の無さに感動した記憶があります。
ただし、ダメだったところが2つだけあって、
無理矢理でも買おうと思えなかった大きな要素でした。
先ずはこれは個人的嗜好なので仕方ないですが
Sマチック(DSG)のCVTの様に段が無い
シフトチェンジが相変わらず好きになれない事、
それから低速では軽過ぎて高速では重すぎる
演出過剰なアクティブステアリングがダメだった事。
DSGは洗練される程にシフトショックが
無くなっていくものだと思うので、
諦めるしかないと思いますが、
シフトショックが全く無いので走りにリズムが無く、
ハンサムで頭が良くて性格もいいんだけど、
音楽センスが全く無い人、といった印象を受けます。
ステアリングは味付けは変わっていないと
営業マンの方は言っていましたが、
パワステが油圧式から電動式に変わっているので、
細かいセッティングも如何様にもな電動式であれば
極端過ぎるセッティングが直っているのではと
少し期待しています。
こちらはもう少ししたら届く予定と伺った
試乗車に乗ってみないと分からないですね。

そうそう、マイナーチェンジをして一番変わった所は
エコカー減税とか補助金で実質の値段がかなり下がっている
買い易さだという話もありました。
相変わらず元の値段が高くて値引きもしないアウディなので、
確かにこれが一番大きいかもしれないですね。
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Energy Saver点検

2012年04月30日 | My C4
窒素ガスの効果は中々

少し前の話ですが、買って1年あまり経ったので
タイヤステージ湘南さんで点検して貰いました。
偏摩耗などもなく問題無いという事で一安心だったのですが、
驚いたのが空気が全く抜けていなかった事。
乗り心地重視で0.1bar落として入れて貰っていたのですが、
ピッタリそのままの数字でした。
窒素ガスの効果って大きいんですね。

交換の時の様子

ついでなので1年経ってどんなタイヤなのかを
レポートしてみようと思います。
当時の話はこちらを見ていただくとして
換えた当初に思ったロードノイズが減った気がする点、
1年経っても明らかに良いと思います。
トレッドパターンが元々履いていた物と違うので、
そこら辺の違いだと思います。
乗り味はタイヤの方から主張してくる事がない
ミシュランらしい自然なタイヤだと思いますが、
もうちょっと飛ばしたら吹っ飛ぶなと思う様な
スピードで高速カーブを曲がっている時の
(ターンバイクの橋の上とか)
インフォメーション性とか
その時にタイヤの何処が頑張っているのかを
伝えてくる感じが分かり易いと思います。
インフォメーション性をもう少し書くと、
プライマシーHPを履いている車と乗り比べた時、
エナジーセイバーはよりそのままの情報を
伝えてくる印象があります。
HPは少し角を丸めてシトっとこなすのに対して、
エナジーセイバーはほぼそのままの入力と
若干のザラつきがある気がします。
もちろん乗っている車が違うので一概には言えないですが、
恐らくタイヤ起因と思われる感覚を比べたら、
セットで3万円近く違う程の差は無いと思います。
トピックの1つである燃費ですが、
コンピュータの読みで元々が9.4km/Lの表示が
9.8km/Lに変わりました。
ほぼ時を同じくしてガソリンをJOMOのハイオクから
シェルピューラに変えているという要素と
子供達が成長しているので
アベレージの車載重量が増えているであろう要素、
プラスマイナスな要素が色々ありますが、
まぁ、タイヤのお陰なんでしょう。

という事でエナジーセイバー、
1年乗ってみても中々優秀なタイヤだと思います。
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