マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

e-solex

2011年12月05日 | 試乗記
車好き的にはソレックスといえばキャブレターですが・・

前回のお話の通りで
足に50CCのオートバイを買ったんですが、
色々候補を考えていた中で
e-Solexという面白い電動バイクがあったのでご紹介です。

雰囲気いいですね。

e-Solexは、モペッドとよばれる
ペダル付きスクーター(エンジン付き自転車?)のフランス版、
ヴェロ・ソレックスのリバイバル品です。
フランス製ですと自転車も有名なプジョーも作っていて
イタリアだとベスパを作っているピアッジオ社製のトモス、
ドイツ製ではザッカスというのも有名です。
ちなみにホンダが最初に製品化したのもモペッドです。

エンジンだった部分は物入れになっています。

e-Solex、22万円とちょっとお高いんですが、
買う気満々だったので試乗もしています。
電気自動車は慣性がかかってしまうので
どうしても1拍遅れてモーターが回る感じがする事と
無音に近いので、歩行者が気付いてくれない事以外は
エンジンのスクーターが一気に時代遅れに思える様な
未来感のある乗り物でした。
ペダルも付いているので自転車として乗ってみると
平坦な道では、まぁ、普通に漕げる範疇だなと思います。
ちなみに原付バイク扱いなので
自転車モードにしても歩道を走ると捕まります。

買わなかった事は、今でも結構後悔していたり。

結局、フル充電で30kmくらいしか走れない事が
今の用途を考えると大きな問題だったので
電動バイクの夢は諦めたのですが、
スイッチを入れたらピューっと走れる身軽さは
既存のエンジンバイクの上を行っていて、
電動である意義をとても感じます。
同じ電動ながらリーフに失望した一番のポイントは、
車自体に電気である必然が無いからかもしれません。
辛辣ですが日産の都合で作った車という事ですね。
話戻ってe-Solex、フランス製らしく
色々チャーミング(つまり抜け漏れ)な所があるんですが、
オリジナルのソレックスではエンジンだった
ヘッドランプが付いているタンク状の部分に
充電器が入る様にしれくれたら、買っていたのになと思います。
そう思える程、身近で手軽いな乗り物だと思ったという事ですね。
前途の通り、スクーターと考えるとちょっと高いんですが、
趣味性と旬な感じは十分にあるので、
都内をチョロチョロという方にはとてもお奨めです。
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